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トリビア
台本


A Boy And A Priest "A Boy And A Priest" "The Problem with a Poo" "Tegridy Farms" Tegridy Farms
"The Problem with a Poo"
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話数 シーズン22
エピソード03
邦題 Mr.ハンキーにまつわる問題
制作番号 2203
初放送日 2018年10月10日
エピソード時系列
前話 次話
"A Boy And A Priest" "Tegridy Farms"
エピソード一覧

The Problem with a Pooシーズン22の第3話、シリーズ通算で290話目にあたるサウスパークのエピソードである。2018年10月10日に放送された[1]

あらすじ

クリスマスのイベンターであるミスター・ハンキーは、人々を不快にさせる言動によって立場損失の危機に陥る[1]

脚本

物語は町役場にて資金繰りに関する町議会が催されている場面から始まる。マクダニエルズ町長はクリスマスイベントの予算を半減すると明かしたのち、イベンターのミスター・ハンキーをその場に入室させた。予算削減だけでなく、自身が町民から不評を買っていると知ってハンキーは大いに動揺する。

ハンキーはサウスパーク小学校の生徒にクリスマス曲の演奏をさせようとするが、あまりの出来の悪さにいら立ちを募らせた。
 ところ変わって校内の廊下では、PC校長ストロング・ウーマンの職務室を訪ねる最中だった。様子をうかがうPC校長を怒鳴りつけて、ストロング・ウーマンは強気に振る舞う。同じ職場で働く者同士で不適切な関係を持った罪を背負い込もうとする校長をしかりつけて、ストロング・ウーマンは過去の過ちをすっかりなかったものにしてしまおうとしていた。PC校長が去った後、ストロング・ウーマンは鏡に歩み寄る。鏡に映った彼女の腹は明らかに膨れ上がっており、妊娠しているのは自明の理であった。

ブロフロフスキー宅にやってきたスタンカートマンケニーは、ミスター・ハンキーが学校の音楽バンドについてツイッター(SNS)に悪口を投稿していたとカイルに訴える。実際の内容を確認したカイルは、直接本人を訪ねて説明を要求した。クリスマス用の衣装を作成していたハンキーは、カイルに事情を追求されると、すべては睡眠導入剤の副作用で悪気はなかったと釈明する。

ストロング・ウーマンの妊娠を了解したPC校長は、全校集会を開いて生徒たちに人工授精について話して聞かせる。ストロング・ウーマンが人工授精により妊娠したと暗にほのめかすことで、子供の父親について詮索されずに済むと考えたからだ。
 話の途中でストロング・ウーマンの陣痛が始まって、生徒全員に破水する様子を目撃される。しかしそれでもストロング・ウーマンは気丈に振る舞って、出産のためにみずから車のハンドルを握った。PC校長が代行を申し出るが、万が一彼に頼れば詮索好きの人間によからぬうわさを流されかねない。そう考えたストロング・ウーマンは運転を強行して、病院へと向かった。

ミスター・ハンキーがクリスマスショーの舞台準備をしていると、町議会議員の面々が怒りの表情で登場する。ハンキーは生徒たちだけでなく彼らに向けてもツイッターで誹謗中傷の文句を書きつけていたからだ。睡眠導入剤のせいだと再び弁解したがかなわず、ミスター・ハンキーはイベンターから降ろされた。
 すべてを薬のせいにして、ハンキーはなんとか問題を解決しようとする。しかしこの件に関して弁護を引き受けようとする人間は1人もいなかった。ジェラルド弁護士にも依頼を拒否された後、諦めかけたハンキーの前にカイルが姿を見せた。弁護士を父に持つカイルならば素質があるかもしれないと頼み込むと、カイルはハンキーの弁護を引き受けた。

地獄行き病院では、PC校長がストロング・ウーマンの産んだ5つ子と対面していた。赤ん坊を抱けるかとPC校長は尋ねたが、医師は両親にしか許可を出せないと断る。ストロング・ウーマンによると、父親は存在しないと医師は聞いているようだった。

バスケットボール場で遊ぶ友人にカイルが声を掛ける。ハンキーのために弁護に立つことを伝えた後、証人を探していると持ち掛けたが、当然ながら誰もやりたがらない。2018年においてハンキーはもはや時代遅れの存在であり、彼を擁護したところでなんの益にもならないと、カートマンはカイルに注意を促した。

再び病院へと場面が変わる。PC校長はストロング・ウーマンの病室を訪れて、職権を利用して彼女の人生を変えてしまったことをわびた。弱者扱いを受けて怒るストロング・ウーマンに、PC校長は赤ん坊たちの世話係になるからと言ってなだめる。そこへ看護師に抱かれたPCベビーたちが登場するが、遅れて入室した医師の服装が人種差別を連想させる不適切な恰好であったため、赤ん坊たちは取り乱して泣きわめいた。

裁判所にて審問が始まると、ミスター・ハンキーはインターネットに投稿したつまらない文句よりも、クリスマスのイベントの方が大事だと訴える。しかし町長に向けて自分が 放ったひどい侮蔑の言葉を裁判官によって読み上げられると、ハンキーは途端に動揺してまたも暴言をまき散らした。

クレイグ一味ににらまれるなか、カイルとハンキーはデニーズにて裁判の打ち合わせを行なう。ハンキーはツイッターでの言動をすべて薬のせいと主張して、町の住民たちにクリスマスの精神を思い出してもらおうと計画する。もう薬には手を出さないという条件付きで、カイルはしぶしぶハンキーの計画に協力することにした。

PC校長とストロング・ウーマンは赤ん坊たちをできる限り目立たせまいとするが、それでも町民の関心を集めてしまう。
 公園ではカイルとミスター・ハンキーが小規模なクリスマスショーを催しており、それがPCベビーたちに気に入られたようだった。周囲にいた町民もショーを楽しみ、クリスマスの精神を取り戻しつつあるようだったが、ハンキーは失言によってPCベビーの機嫌を損ねてしまった。赤ん坊に向かって暴言を吐きつけるハンキーに不快感を催した町民はその場を離れていき、ハンキーは自身の言動を止めようとしたカイルと乱闘になった。

糞便にまみれて通りを歩くカイルを見て、誰もが不快感をあらわにする。ミスター・ハンキーを助けようとしたばかりに、カイルは今や町じゅうの嫌われ者となっていた。謝りつつもすべての言動を睡眠薬のせいにするハンキーに、カイルは見切りをつけようとしていた。カイルがいなければきっと町から追い出されるとすがりつくハンキーを(断腸の思いで)振り切ると、カイルはその場から立ち去った。

PC校長とストロング・ウーマンは彼女のオフィスで赤ん坊たちを寝かしつけた。そして子供と父親の存在をこの先ずっと隠し続けていくと誓い合った。

大通りでは沈痛の面持ちで集まった町民たちが、Lyft[2]もしくはウンチ車("pooper")に乗ってサウスパークを去っていくミスター・ハンキーを見送っていた。ハンキーの行く先を尋ねる息子スタンに、ランディは説明をする。ミスター・ハンキーは自身にとってふさわしい、偏見と憎悪にまみれた場所へと旅立っていった。

そしてミスター・ハンキーがたどり着いた場所は、スプリングフィールド(英語版Fandom)にあるシンプソン家の邸宅前だった。バート・シンプソンアプー (英語版Wikipedia)に出迎えられたミスター・ハンキーは、町から大いに歓迎を受ける。ところへハッシュタグ”#cancelthesimpsons”の文字が画面に映り、エピソードが終了した。

エピソードの評価

AV Club"The Problem with a Poo"を"C"と評価し、以下のように述べた。
“The Problem With A Poo”は30分という放送時間のわりにプロットが入り組みすぎていて、その目的を果たせないまま物語が終わってしまった。かつてはファンに愛されていたキャラクターの変貌ぶりと、彼の言動に対する仕打ちのひどさは、この1話では到底取り返しがつかない。シーズン22において連続性を持ったエピソードの1つであることを考慮しても、この物語がシーズン中でどういった位置付けとなっているのか、また制作者が物語を通して伝えたいことはなんであるのか、理解に苦しむ[3]

IGN"The Problem with a Poo"を"4.3"と評価し、以下のように述べた。
サウスパークのエピソードにはパロディー要素が多く盛り込まれているが、本エピソードではその要素がシリーズにおける欠点の1つであると顕著に物語る好例となった。実在する有名人のスキャンダルや現実世界の悲惨なニュースをエピソード中に取り上げているが、どれも1つの物語へと昇華させることに失敗している。たとえコメディーアニメであったとしても、それらを疎かにしているようではとてもお話にならない[4]

脚注

  2203: "The Problem with a Poo"
エピソードの要素

PC校長ストロング・ウーマンミスター・ハンキー

ナビゲーション

一般トリビア画像台本視聴する

発行物

South Park: The Complete Twenty-Second Season

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