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Christmas Snow "Christmas Snow" "The Pandemic Special" "South ParQ Vaccination Special" South ParQ Vaccination Special
"The Pandemic Special"
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話数 シーズン24
エピソード01
邦題 -
出演ゲスト セフ・ファーマン
制作番号 2401
初放送日 2020年9月30日
エピソード時系列
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"Christmas Snow" "South ParQ Vaccination Special"
エピソード一覧

"The Pandemic Special"シーズン24の第1話で、サウスパークで初の1時間番組

あらすじ

サウスパークコロナ禍に包まれる。全てが変わってしまった生活に住民は疲弊し、子供たち——当然ながらカートマンも慣れない学校に苦悩する。その中ランディは大麻を使った解決法を探る。明らかになっていくパンデミックの原因は意外なものだった。

脚本

ストッチ家では、最近再開したビルド・ア・ベア・ワークショップに行きたいとバターズが父スティーブンにねだるが、不必要な外出はしないと一蹴される。そこに街の人々が広場へと集まっていく。広場ではランディが集会を開いてコロナのおかげで大儲けしていることをひけらかし、還元策として「パンデミック・スペシャル」を発表する。

自宅までの帰路の車中でシャロンは、コロナの被害を鑑みてランディのスペシャルを非難する。ランディはその批判にもめげず、「パンデミックスペシャルは成功する」とこぼす。

その頃カートマン自宅でソーシャルディスタンスを謳歌していた。風呂も入らず着替えもせず、回線落ちを装って今日もZoom授業をサボっている。母リアンから学校が再開しそうなことを告げられると、カートマンはそれを阻止すべく外に繰り出す。

一方マーシュ家の農場では、パンデミックスペシャルを買いに来た車が列をなしている。家の中では、授業を終えたスタンが食卓につき、母シャロンに学校の有様について不満を漏らす。心配するシャロンをよそに、スタンは強がってバターズのことを気に掛けるが、スタンも疲れの色を隠せない。パンデミックスペシャルを完売させたランディも食卓に加わり、先程のシャロンの態度を皮肉る。当然シャロンは兄弟のジンボまでも入院していることを例に挙げ、商売の不謹慎さについてランディを責め立てる。ランディは、ジンボが肥満のアル中であることが原因だとシャロンをなだめ、中華人民共和国に生活が破壊されるのが許せないと話をそらす。

そこにシェリーが学校再開の報を持ってくる。テレビは、再開のために保護者集会が行われること、月曜には登校が可能になりそうなこと、そして首席科学顧問によりコロナの原因が武漢コウモリにあるかもしれない、とのニュースを伝える。再開により日常が戻ってくることを喜ぶスタンに、なおコロナの脅威を心配するシャロンと対照的な反応を示す。しかし、ランディだけは中華人民共和国でミッキーマウスと共にコウモリを輪姦したことを思い出し、大慌てで部屋を後にする。

コロナのために経営が傾き、忙しくしているミッキーのところにランディから電話が入る。ランディは、コウモリを犯したのが10月であり、また帰国後風邪を引いていたことを告白する。そして専門家に感染源が自分であることがバレたら、シャロンに死ぬほどなじられると助けを求める。

カートマンは急いでカイルの家に向かって駆けてゆく。カートマンは学校に戻りたくないため、ひいては愛すべきソーシャルディスタンスを取り上げられないためにも弁護士が必要だと話す。カイルは子供には教育が必要だと反論、そして自身に会うためにソーシャルディスタンスを破っていると矛盾を指摘する。

ランディは大通りまで出ると、自分の破壊した街をそぞろに歩いてゆく。街はすっかり寂れ、死神が人を死に追いやり、店を閉店に追い込んで行くのが目に映る。自分のしたことに絶望していると、街行く人から呼び止められる。そのはランディのパンデミックスペシャルを褒め称え、おかげでコロナによる妻の死に立ち向かえたとしつこく礼を言う。気の毒さと罪悪感から、ランディは叫んで逃げるように立ち去る。

翌日Zoom上で行われた保護者集会では、マッケイが月曜には子供たちが学校に戻れることを伝える。また、従来の先生は学校にまだ戻らないこと、代わりに最近の情勢で失業した人々を教師として迎え入れることを説明する。間もなく、その新教師が警察であることが分かる。

登校日の朝、スタンとシェリーらがテレビを見ていると、コロナのワクチン開発につながる原因生物を突き止めたとのニュースが入る。ランディは死に物狂いでテレビを見させまいと焦るが、結局コウモリが原因ではなかったと分かり一転喜ぶ。しかし、センザンコウが原因であると聞くや、ランディは中華人民共和国でセンザンコウをも犯していたことを思い出す。

サウスパーク小学校では、生徒はマスクを着け、セパレータで区切られた席に座らされるという厳重な体制で授業が行われる。イェーツ刑事ミッチ・ジョンソンが慣れないながらも4年生の授業を始めようとすると、カートマンが連れてこられ手錠付きで強制的に出席させられる。カートマンは堪えられないとカイルにウイルスを感染すような仕草をし始め、挑発に乗ったカイルがカートマンに飛び掛かって授業は滅茶苦茶になる。乱闘騒ぎを収めようと新教師らが銃撃すると、流れ弾がトークンに当たってしまう。

一方ランディは研究所に侵入し、感染症専門家向けのツアーに飛び入り参加する。主席科学顧問が説明する中で、他の生物からセンザンコウ体内に挿入されたDNAの解明が、ワクチン開発への鍵であることが明かされる。ランディは研究員の目を盗み、センザンコウを持ち去ってしまう。

学校の周囲に集まる保護者達。マッケイの口からトークンの搬送とコロナとの接触が説明され、郡の規則により子供たちが2週間学校で隔離されることが伝えられる。体育館ではスタンの抗議にも関わらず、イェーツ刑事はトークンが病院送りになったのは銃撃ではなくコロナのせいだと子供たちに主張する。

センザンコウ脱走の報が流れ不安を隠せないランディ。そこにミッキーマウスから脅迫の小包が届く。動揺してミッキーに電話すると、殺害後にDNAを専門家に届けてワクチンを開発させると宣告される。パンデミックスペシャルを用いたワクチン接種を思い付いたランディはミッキーに殺害を待つようを請う。夜になり、病院に赴いたランディはパンデミックスペシャルに射精し、病床のジンボにそれを吸わせるのだった。

一夜明けて学校はさながら刑務所のようだった。外に出ることもできず、重装備をした教師たちに、親とのZoomは5分だけ、ソーシャルディスタンスを守りながら時間を空けて取らされる食事。そんな環境に堪えられなくなったバターズはついに不満を爆発させ、ビルドアベアに行きたかったと喚き散らし、教師たちに連行されていく。

シャロンに起こされるランディ。理由を尋ねれば、ジンボが快方に向かったので迎えに行くという。その効果を実感したランディは、残りのパンデミックスペシャルの在庫を前に立ち尽くす。

学校ではスタンがカイルにバターズのことを相談する。大丈夫となだめるカイルだが、スタンは居ても立っても居られず、ギャリソン大統領に助けを求める。大統領は一蹴し、コロナがいかに自分のメキシコ人排除政策に有用か説き、気にも留めない。

相変わらず列の絶えないランディの農場。ランディは延々と商品に射精し続け、疲弊していた。次の製造に入ろうとすると、シャロンがジンボに異変があったと呼び出す。何と口髭の生えないジンボに、ランディさながらの口髭が生えている。街でもジェラルドをはじめ多くの住民が口髭の症状を訴え病院に詰めかける。謎の症状にファウチ教授が派遣され、マスクを口髭のあたりまで着けるのが正しいと講演し、住民にはパンデミックスペシャルでも吸って家でおとなしくするよう求める。

皆が寝静まった夜中、スタンはバターズを救い出してやると約束し、学校を脱出し日常を取り戻すために皆に協力を求める。監視の目を盗みティミーを先頭に子供たちは学校を抜け出す。翌朝、コロナ接触のある生徒が口髭ウイルスを撒き散らしながら逃走中とのニュースが流れると、街全体がパニックに陥り、買占めや略奪が行われる。混乱を治めるため町長は教師たちに何でも与えると許可する。

町長の許しを得た教師たちは銃に大砲に戦車まで持ち出し、警察として脱走した生徒の掃討にかかる。保健条例違反として子供をハチの巣にしたほか、アニーケニーが追われて逃げるがケニーは銃弾を浴びて死ぬ。スタン、カイル、カートマンは警察から隠れながらバターズをビルドアベアの目の前へと連れていく。しかし、予約したにもかかわらず、口ヒゲ感染者が出たため店員に閉店と告げられるスタンたち。スタンは懇願するが聞き入れられず、押し入ることを決意する。

農場では、ランディが証拠を隠滅すべくパンデミックスペシャルを大急ぎで車に積みこんでいく。一方シャロンはスタンを探すために車を使うといい、ランディは渋々これに従う。

ビルドアベアでは、スタンがバターズを楽しませようとにぬいぐるみを作ってやる。カートマンの助言も聞かず、スタンは一人でぬいぐるみを完成させようとして壊してしまう。一方シャロンとランディが、大混乱の中街でスタンを探すが、見つからない。がまたもやコロナで閉店に追い込まれているのを見たランディは、あるものを取りに農場に戻ることを決意する。

何度やり直しても上手くいかないスタン。カイルは心配して「本当にバターズのためなのか」と問いかける。そこに警察が現れ、5分で出てこないと撃つと警告する。バターズは投降しようとするが、それでもスタンは諦めずぬいぐるみを作り続ける。警察が射撃をしようとすると、そこにランディが現れセンザンコウを差し出す。ソーシャルディスタンスを終わらすまいと、カートマンはそのセンザンコウを奪い焼却処分しようとすると、スタンが止める。スタンは泣き崩れながら、今までの行いはバターズのためでなく自分のためで、閉鎖的な世界に堪えられず日常を取り戻すためだったと話す。

スタンの告白を聞いたカートマンは思いなおし、専門家にセンザンコウを差し出す。突然、そこにギャリソンが現れセンザンコウもろとも専門家を焼き殺し、選挙に行きましょうと笑顔で話し去っていく。あまりの出来事に皆呆然として立ち尽くすほかなかった。

非常事態のサウスパークを眺めながら、ランディはニュースを聞いている。サウスパーク全体が接触者となり、無期限の都市封鎖へと突入した。ランディは家族写真を見つめ、自分の罪をすべてさらけ出そうと決心する。

寝室に向かい寝ているシャロンに語りかけるランディ。シャロンが顔を上げると、パンデミックスペシャルを吸ったことがないと主張するが、そこには口髭があった。思い直したランディは、他のスペシャルを作りに部屋を出るのだった。

エピソードの評価

AV Club"The Pandemic Special"を"B+"と評価し、以下のように述べた。
物語が進むごとに事態が日常から遠くかけ離れていくが、ストーリーの本筋は一貫性を保っていた。しかし現実世界は混迷を極めており、もはやサウスパークでも扱いきることは不可能である[1]


IGN"The Pandemic Special"を"5"と評価し、以下のように述べた。
今まで放送されたエピソードよりも優れていることについて疑いの余地はないが、初めての長編エピソードが功を奏したとは言いがたい。"The Pandemic Special"には笑いの要素が多くある一方で、プロットは洗練されておらず、テーマとなった2020年の諸問題に対する掘り下げも不足していた。しかし結論を言えば、おおむねよいエピソードであったと評価できるだろう[2]

脚注

  2401: "The Pandemic Special"
 エピソードの要素  

エリック・カートマンスタン・マーシュランディ・マーシュイェーツ巡査部長サウスパーク小学校テグリディ・ファーム

 ナビゲーション  

一般トリビア画像台本補足情報視聴する

 発行物  

South Park: The Complete Twenty-Fourth Season

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