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The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers "The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers/トリビア" "The Death Camp of Tolerance/トリビア" "The Biggest Douche in the Universe/トリビア" The Biggest Douche in the Universe

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トリビア[]

  • 本エピソードはギャリソン先生の恋人兼教員補助であるスレイブ君の初登場回であり、また"200"および"201"で再登場するまで、ハット君の最終登場回となった。
  • ギャリソン先生がスレイブ君の直腸内にレミウィンクスを挿入するという場面は、俳優のリチャード・ギアが性具の用途でアレチネズミを直腸内に押し入れたという都市伝説に基づいている。
    • レミウィンクスと対面した際に、ツバメの王子が何年も直腸内に滞在していたと言及していたことから、彼もナママズカエルの王と同じくスレイブ君の直腸に挿入された動物である可能性が高い(スレイブ君の体内には、白骨化した動物の死体が複数転がっていた)。
  • 差別の歴史博物館の案内係は、ユダヤ教徒が身につけるネックレスを首に掛けている[注 1]
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    案内係が身につけていた六芒ろくぼう星のネックレス

  • 本エピソードにて、"Ni*gger"などのNから始まる放送禁止用語(Nワード)が初めて規制無しに放送された。シーズン5でも"Here Comes the Neighborhood"でも同様の言葉に規制は掛からなかったが、これはかなり不明瞭に発音されたためと思われる。その後、"Hell on Earth 2006"や"With Apologies to Jesse Jackson"でも同じくNワードがせりふとして発話されている。
  • 受け入れキャンプ内には、まんじに似た形の3羽根付き換気設備が描写されている。
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    壁の上部に取り付けられた卍形の換気扇

  • 教室でマッケイ先生チョークソンディク先生の名前を口に出した際に生徒たちが笑ったのは、彼女の名前から連想される言葉を理解したからである。それまでに、生徒たちはチョークソンディク先生に"Ms. Makesmesick"、"Ms. Chokesonrocks"などのあだ名をつけて笑いの種にしていた。
  • シーズン6ヴィクトリア校長にせりふが与えられたのは、唯一本エピソードのみである。
  • エピソード放送前の告知画像に描かれていた受け入れキャンプは、エピソード終盤に描かれたように通常の着色がされていた。しかし実際のエピソードでは、白色と黒色のみで着色された映像に修正されている。
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    通常の着色がされている受け入れキャンプ

参照される大衆文化[]

  • 受け入れキャンプが登場する場面が全て白色と黒色で描かれていたのは、スティーヴン・スピルバーグ監督制作の映画「シンドラーのリスト」へのオマージュである。同映画はホロコーストという人種排斥政策下で、多数のユダヤ教徒を秘密裏に救いだしたナチ党員についてが描かれている。
  • サブプロットにあたるレミウィンクスの腸内冒険たんは、実在したアニメーション制作会社"Rankin/Bass Animated Entertainment"[注 2]の映画作品"The Hobbit"[注 3]が基となっている。さらに童話小説シリーズ「レッドウォール伝説[注 4]」との関連性も描かれている。
  • ギャリソン先生の授賞式で「博物館は寛容さを学ぶ場だ!("but the Museum tells us to be tolerant!")」と発言していた白髪のキャラクターは、スタートレックシリーズのエピソード「死のパラダイス」に登場したヴァーリアンという種族の明らかな模倣である。
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    赤い肌に白い髪を持つヴァーリアンに似た男性

過去エピソードとの関連[]

  • エピソードの終盤でレミウィンクスがスレイブ君の体内から脱した後、"Stupid Spoiled Whore Video Playset"ではカエルの王がパリス・ヒルトンをスレイブ君の体内から脱出する手伝いをしており、その際にツバメの王子もまだスレイブ君の体内に存在していることが示唆された。さらに9年後に放送されたエピソード"Bass to Mouth"では、レミウィンクスらを含む全動物が再登場している。
  • ランディのせりふ「さすがカートマンだ("That's our Cartman")」は、シーズン1の"Death"で彼が発したせりふ「さすがじいさんだ("That's our Grandpa")」に類似する。
  • 本エピソードでは、喫煙者に対する保護者や博物館の案内係の苛烈なふるまいがギャグとして描かれているが、のちのエピソード"Butt Out"でも喫煙に対する厳格な世間の認識が同じく描かれている。
  • バターズは"Professor Chaos"で、トゥイークは"A Ladder to Heaven"のエピソードで主役たちからそれぞれ見限られており、グループから追いだされているはずである。それにもかかわらず両者は本エピソードでスタンカイル、カートマンらと付き合いのある様子が描かれた。トゥイークはエピソードが終わりに近づくころにはすっかり姿を消しているが、バターズは"The New Terrance and Phillip Movie Trailer"以来初めて主役たちと行動を共にしており、脚本に影響を及ぼす主役級の役割を与えられている。

制作上のミス[]

  • マッケイ先生の執務室に呼び出された保護者たちは、互いに隙間なく並んで立っていた。しかし保護者からバターズのみが映る場面に切り替わった際には、保護者同士の距離はかなり開いていた。そしてさらにバターズから保護者へとカメラが切り替わった際には彼らの距離は縮小しており、再度互いに隙間なく並んで立っていた。
  • 受け入れキャンプへの入所をマッケイ先生に命じられた場面に在席していなかったにもかかわらず、トゥイークは主役たちとともにキャンプ場に登場している。しかしながら、そのあとすぐにキャンプ場からは姿を消していた。
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    マッケイ先生の執務室まで呼びだされた主役バターズ

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    カートマンとバターズの背後に立つトゥイーク

  • 差別の歴史博物館にある館内トンネルへと主役たちが入っていく場面では、動く歩道[注 5]設備が設置されている。この歩道を用いてトンネル内へと入る際、主役たちが乗っていたのは進行方向とは逆の歩道であった。しかし彼らがトンネル内に入ると、彼らの足元にある歩道は進行方向へと動く向きを変えていた。
  • 受け入れキャンプそのものがナチ党の強制収容所[注 6]を模倣した場所であるが、ナチ党の総統アドルフ・ヒトラーの崇拝者であるカートマンも収容されており、キャンプの監視員から苛烈な扱いを受けている。
  • キャンプ場で子供たちはフィンガーペインティング[注 7]を強制されている。しかし机に着席する両脇の子供は作業をしておらず、ただ座っているだけであった。
    TheDeathCampofTolerance110

    フィンガーペインティングを強制される子供たち

  • 水が沸騰する現象をギャリソン先生は発熱反応だと教えていたが、正しくは吸熱反応であり、まったく対照的な化学変化である。

脚注[]

訳注[]

  1. "Star of David Necklaces & Pendants" (言語:en). JudaicaWebStore.com.
  2. "Rankin/Bass Animated Entertainment" (言語:en). Wikipedia.
  3. "The Hobbit" (言語:en). IMDb.
  4. "レッドウォール伝説 勇者の剣". 徳間書店.
  5. "動く歩道". Wikipedia.
  6. "Hintergrund: Konzentrationslager" (言語:de). planet schule.
  7. "フィンガーペインティングとは?子どもの自己肯定感と創造力を伸ばす遊び方と効果". みらのび.


  614: "The Death Camp of Tolerance"
エピソードの要素

受け入れキャンプ差別の歴史博物館差別の歴史博物館の案内係スレイブ君レミウィンクス • "The Ballad of Lemmiwinks"

ナビゲーション

一般トリビア画像台本補足情報視聴する

発行物

South Park: The Complete Sixth Season

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