"South Park: Post Covid: The Return of Covid/トリビア" | "South Park: The Streaming Wars/トリビア" | "South Park: The Streaming Wars Part 2/トリビア" |
トリビア[]
- 本作がサウスパークシリーズにおける4本目の映画であり、また3本目の「テレビジョン向け映画(made-for-TV)」である。
- カートマンがヘアスプレーとマッチを用いて着火しようとする場面は、映画South Park: Bigger, Longer & Uncutでケニーの屁に引火させた場面と類似する。
- 本作でバス停を利用していたのは、主役の中でカイルとケニーのみである。
- 本作におけるリアンは、これまでのようにカートマンのわがままに動揺しないばかりか、彼の身勝手な行動に気分を害した様子を見せている。最終的にカートマンが豊胸術を自身に施した際も、リアンは平静を保っていた。
- スティーヴがサウスパーク町の山を見上げる場面で、ゲームSouth Park: The Stick of Truthの楽曲が流れる。
- 予告動画と本編には以下複数の相違点がある。
- カートマンが新居であるコニーアイランド・ホットドッグでの暮らしに不安があるとリアンに訴える場面。
- カートマンが病院でかんしゃくを起こす場面。
- シーズンエピソードで描写されるオープニングの映像とキャラクターが本作のオープニングでも一部登場している。
- ホセ・ヴェネズエラの代わりに、スクールバスの新たな運転手が登場する。
- 気候変動の影響度を示した地図には、以下の名称でそれぞれ区分けがされている。
- EEK
- WHOA
- UH-OH
- WOW
- YIKES
- ZOINKS
- GOLLY
- HOLY COW
- YOWZA
- JEEZ
- OH MY
参照される大衆文化[]
- 水利権をめぐる抗争という脚本は、映画チャイナタウンの模倣である。なお本作に登場する水道管理人というキャラクターは、チャイナタウンに登場するジェイク・ギテス(Jake Gittes)の模倣であり、服装やたばこを手放さないという特徴も一致している。
- 本作でランディは白人として軽蔑されるべき人間「カレン」(※英語版Wikipedia)と呼ばれている。その名前にたがわず(呼称される理由を知った後でも)ランディはささいな理由で警察に通報したり、管理者と話をさせるように要求をするなどして、行動を改めなかった。
- マット・デイモンは、シーズン25の"Pajama Day"に続いて2度目の言及がされる。
- ケニーの夢の中に登場したらしいアリアナ・グランデの体には、男性器がついていた。
- ランディが農場に水をまく場面からオープニングにかけて、楽曲"Slippery When Wet"が流れる。
- スタンとトールキンがおもちゃのいかだを作る場面で流れたのは、楽曲"WAP"である。
- デンバーの市民がピーピーの供給する水を使用する場面で流れるのは、楽曲"Use Me"である。
- カレンと呼ばれたランディが口にしたせりふ「汚ねえ口で名前を呼ぶな("fucking name out of your fucking mouth")」は、第94回アカデミー賞[注 1]で起きた暴力騒動(※英語版Wikipedia)を示唆したものである。授賞式に出席した俳優のウィル・スミス[注 2]は、妻ジェイダ・ピンケット・スミス[注 3]をジョークにしたコメディアンのクリス・ロック[注 4]に激怒して、舞台上で彼の頬を殴打する。
- バスの座席でケリー・ラザフォード‐メンスキンが読んでいたのは、J・R・R・トールキン[注 5]著作の小説である。
- ランディの閲覧していたチャンネル・4・ニュースのウェブサイト上[注 6]で、「戦争はなんのため?("War: What is it good for?")」という関連記事がある。この記事名は、コーラスグループ「テンプテーションズ[注 7]」の楽曲"War"(英語版Wikipedia)が基になっている。
- ゴルフ場の所有者であるタルニュア・カスラーの名前は、コロラド州アーバダ市[注 8]内のウィスキー醸造所「タルニュア・ディスティラリー[注 9]」にちなんだ可能性がある。
- 水の供給事業(streaming services)が激増するという脚本は、動画の配信サービス(streaming services)が急増している社会時事と重ね合わされている。またこれらのサービス企業が急増することで、相対的にサービス品質の低下を招いていると制作者トレイ・パーカーとマット・ストーンは示唆している[1][2]。
制作上のミス[]
- カートマンが使用していた分度器は、目盛りの数値に誤りがある。
- カートマンに豊胸術を施した医師は「スティーヴンス」と名乗っていたが、名札に書かれていたのは「リック(Rick)」という名前であった。
- 家出をして祖母の家に住むとカートマンはリアンに告げたが、彼の祖母であるメイベル・カートマンはシーズン5の"Cartmanland"にて死亡が確定している。
- シーズン22の"Nobody Got Cereal?"では、あらかじめマンベアピッグがサウスパーク町に戻ってくる旨が明言されている。しかし当時言及されていたのは「5年後」であり、"Nobody Got Cereal?"の放送年である2018年から4年しか経過していない。
脚注[]
出典[]
- ↑ "Golden age of streaming could cost viewers up to £2,500 a year". The Guardian (2022年3月21日).
- ↑ "Stuart Ford Says Proliferation Of Streaming Content May Have “Creeping Diluting Effect On Quality” – MIA Market". Deadline Hollywood (2021年10月16日).
訳注[]
- ↑ "第94回アカデミー賞". Wikipedia.
- ↑ "ウィル・スミス". Wikipedia.
- ↑ "ジェイダ・ピンケット・スミス". Wikipedia.
- ↑ "クリス・ロック". Wikipedia.
- ↑ "J・R・R・トールキン". Wikipedia.
- ↑ ランディが自室で閲覧していたニュース記事の内容は以下である。
ゴルフ場の所有者、気候変動により死亡
更新日 2022年5月21日 午前10時59分 ナンシー・トンプソン編集
もしもあの時間にあの場所にいなければ、(タルニュア・カスラーは死なずに済んだか)……あるいはもっと不吉な運命をたどっていただろうか。捜査は続いているにもかかわらず、サウスパーク警察は詳細をほとんど発表しない。しかしながらこの[以下略]
2012年の収賄発覚で水道管理人告訴
更新日 2022年5月28日午後7時43分 ビル・プリンプトン編集
コロラド州の水をどれだけ独占しようとも、洗い流せない汚れがある。2012年に20万ドルを含む賄賂 を受け取っていたとして、州警察は現職の水道管理人を告訴した。さらに調査が続けられるとともに、今後も新たな事実が発覚するであろう。
おのおのの事業における利益と、水利権の譲渡をめぐる市場の利益を両立させることは困難である。水か大麻か、どちらが企業にとって重要であるかは時がたてばおのずと分かる。両者の攻防は、デンバー市郡およびサウスパーク町の今後に大きな影響を及ぼすだろう。
- ↑ "テンプテーションズ". Wikipedia.
- ↑ "アーバダ (コロラド州)". Wikipedia.
- ↑ Talnua Distillery
| |||||
---|---|---|---|---|---|
エピソードの要素 |
エリック・カートマン • 水道管理人 • タルニュア・カスラー • デンバー貯水池 • ピーピー • 本物へのこだわりクレディグリディ・ウィード • マンベアピッグ • リアン・カートマン • "Mutiny on the Sea" • "Slippery When Wet" • "Something Cool to Happen to Me" • "Use Me" • "WAP" | ||||
ナビゲーション |