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"South Park: Post Covid" | "South Park: Post Covid: The Return of Covid" | "South Park: The Streaming Wars" | ![]() |
South Park: Post Covid: The Return of Covidは、動画配信サイトParamount Plusにて放送された2作目の短編映画である。2021年12月16日に配信された。
あらすじ
スタン、カイル、カートマンの協力次第では、コロナウイルスの世界的流行は起こらず、ケニーが死亡することもない未来を創造できる。そのため彼らは、過去へとタイムトラベル[注 3][注 4][注 5][注 6]をしようとする。解決への道のりは「ヴィクター・チャオス(Victor Chaos)」に出会うまでは易しい問題であるかに思えたが、そうではなかった。
脚本
スタン・マーシュは、小学生だった頃の夢を見ている。さかのぼること40年前、彼は親友のカイルと学校でアメリカン・フットボールを楽しんでいた。そこへ幼なじみのカートマンとケニーがやってくる。体育の授業中に意図せず
場所は教室へと変わり、ネルソン先生が生徒たちに2週間の学級閉鎖を告知する場面が描かれる。閉鎖の理由として、ネルソン先生は「ちょっとしたウイルス」が流行していると子供たちに説明した。
スタンの回想シーンはさらに続く。コロナウイルスの報道や両親の離婚、誕生日会の中止、同級生や祖父との関係は長らく断絶して、友人も家族も彼は失った。さらに父の大麻農場に放火をした後、過失により姉を焼死させた。葬儀の場面がスタンの脳裏を過ぎる。
回想が終わり、スタンの意識は40年後の
再び場面が変わり、高齢者施設から脱走したランディ・マーシュの姿が映る。彼は施設の追手から逃れるために、デニーズ・アップルビーズ・マックスという飲食店で身を隠す。火事により退廃した農場から1本の新芽を見つけたランディは、栽培のためにどうしても町から出る必要があった。
しかし軍によって封鎖された町から抜け出すことは容易でない。彼はまもなく施設の職員に見つかり、高齢者施設へと連れ戻されそうになる。ランディが職員の気をなんとか逸らそうと奮闘していると、息子の元同級生であり警察職員のトールキンが突如登場し、武道を駆使して職員を蹴散らした。
トールキンとともにケニーの研究室へと避難したランディは、逃亡の援助を受けた返礼として、コロナウイルスまん延がセンザンコウを性具にした自身の責任であったとトールキンに真実を告白する。ランディは新芽を栽培して、かつての農場のように大麻畑を再耕起するつもりであった。さらにセンザンコウで自慰行為に及んだ事実を消し去ることで、コロナウイルスの流行そのものを阻止しようと躍起になる。熱中するあまりにランディは気付かない、人々の印象は変えられても
一方、ウェンディ・テスタバーガーはラジオを介して外部に支援を募る。しかしコロナワクチンの未接種者がいるという理由で援助はまったく受けられない。未接種者のクライドは、このような状況下さえワクチン接種を拒否する。彼は「専門家」からワクチンの危険性について聞いており、ゆえに小学生から成人となった40年後もなおウイルス抗体に対する強固な
ウェンディによれば、タイムトラベルに必須の変圧器がケニーによって作動不能となっており、起動にはケニーかヴィクター・チャオスの声紋認証が不可欠である。さらに、タイムトラベル中には多量のマイナスイオン[注 8](≒負のエネルギー)が発生するため、これらが次元の移動者に影響を与えないようにするにはアルミホイルで体を覆う必要があると分かる。
そこで、スタンとカイルがヴィクター・チャオス(Victor Chaos)の収監されているサウスパーク精神患者収容所プラスを訪れて、トゥイークとクレイグがアルミホイルの収集を担当する。
精神患者収容所で管理者と対面したスタンとカイルは、そこでヴィクター・チャオスの危険性について説かれる。
両親からの16年にもおよぶ外出禁止の懲罰にさいなまれた結果、ヴィクターの精神状態は他者に害を及ぼすほどに悪化した。管理者である彼も、ヴィクターから被害をこうむった人間の1人であったのだ。管理者の人生は、いまや修復不能なまでに破壊され尽くされた。
管理者から話を聞いたスタンたちは、この精神疾患者が同級生のバターズ・ストッチであると気付く。
かつての友人と再会したバターズは、自らをヴィク(Vic)と名乗り、援助を求めたスタンたちに融資を申し出る。これまで金融業で世間を渡り歩いてきたバターズは、多くの人間に多額の融資を行なってきた。ケニーの研究に投資したのも彼の仕事の1つであったという。バターズは非代替性トークン(non-fungible token、略称NFT)[注 9]という一般に認知度の低い概念を引き合いに出して、専門家でないスタンたちを勧誘しようとする。バターズの言動が疾病になんらかの関連があったのか、スタンらは施設の護衛官によってただちに房外へと避難させられる。
スタンらの懐柔には失敗したバターズだったが、その後紙片を用いて護衛官を同様に勧誘して、やすやすと房から脱走する。
その頃、サウスパーク教会では、スコット・マルキンソン司祭が都市封鎖を町民らが無事乗り越えられるようにと祈りをささげている。そこへカートマンが家族とともにやってきて、タイムトラベルを中断するまでの間妻と子供たちの保護を求める。
スタンとカイルが次元移動によって
カートマンが家族を教会の屋根裏部屋へとかくまったのと同時に、アルミホイルの支援を募るためにトゥイークとクレイグが教会を訪れる。スコットによって計画が暴露されたカートマンだが、なんとかクレイグらを欺いて
スコットの協力は期待できないと判断したカートマンは、次なる対象者をクライドに定める。ワクチン接種に対する認識に相違があったためにクレイグらと衝突していたクライドは、自由意思と反科学的思想を主張するカートマンの甘言に乗せられて、スタンやカイルがヴィク(バターズ)と面会しようとしていると口を滑らせる。
所変わって、26日のボクシング・デー[注 12]を家族と祝うために空港へとやってきたアイク・ブロフロフスキーの姿が映る。しかし彼は、カナダ語の通訳[注 13]を介して、パンデミックによりサウスパーク町への航空便が全て欠便になっていると知る。
場面が変わり、カートマンは草葉の陰苑で生活援助が必要な高齢者たちに勧誘を仕掛けていたバターズと再会する。
カートマンがバターズを脅迫してタイムトラベル阻止のための協力を強制した頃、精神患者収容所を出たスタンとカイルはスキーターのワイン・バー・プラスにいた。収容所から脱走したバターズの捜索を諦めかけていた2人だったが、ところへウェンディからの電話を受け取る。彼女からの電話で、バターズが町に滞在していることと、カートマンに協力しているらしいことを知ったスタンたちは、次にカートマンと連絡を取る。収容所の管理者からバターズの危険な人格について聞いていたスタンらはカートマンに忠告をしたのだが、カートマンは一切聞く耳を持とうとしないどころか、バターズの金融業について好意的な解釈をしていた。
やるべきことがなくなったスタンはカイルとともに酒場を出たが、移動のために必須の電子機器アレクサによって時間を浪費する。反抗的な態度を強化させたアレクサから、スタンはカイルの身を守らなければならなくなった。
問題が生じつつも彼らは独自調査と会議室代わりに使用していたケニーの研究室へと移動する。しかし移動して発覚したのは、ともに計画を進めていたウェンディやジミー、それから急きょ参加したらしいランディが、研究機器をすべて非代替性トークンへの投資材としたことだった。みな異様なまでに投資に執着しており、ランディは高齢者施設を脱走してまで持ち帰った大麻の新芽も手放していた。
しかし事態は全く収拾のつかない状況に陥ったわけではない。パンデミックの元凶を絶つことがケニーの目的ではないことが、彼の計算式を分析することで明らかとなる。ケニーの計算式は、
スタンはランディに歩み寄り、大麻の新芽を取り戻すと約束する。
場面は教会へと戻る。ケニーの研究室からまるまる投資された研究機器を組み立て終わり、クライドを次元移動させる準備を整えている。カートマンはクライドの人心を掌握しており、タイムトラベルをするであろうカイルを殺すことで、スタンとカイルの計画を徹底的に打ち砕く陰謀を企てた。そして、
カートマンがタイムトラベルの準備を進めるなか、クライドと同じく支援者となったケヴィンがカートマンに声を掛けた。彼は計画の遂行とほとんど関連性のない話題を持ちだす[注 14]。自分たちの財団名"Foundation Against Time Travel"(タイムトラベル抗議財団)を略称すると、FATT(デブ)となってしまい格好がつかないため、"Intercede Time Travel"(タイムトラベル仲介財団)、略称FITTに改名すべきとケヴィンは提案する。
タイムトラベルの準備が完了して、カートマンは支援者らに感謝を述べる。しかし間もなく計画が遂行されるという瞬間、スタンとカイルが教会に姿を現した。カートマンはバターズにスタンらを阻止するよう命じたが、
劣勢となったカートマンだが、それでもなお、クライドをタイムトラベルさせようと躍起になる。殺人を正当化させてまで家族との関係に執着したカートマンは、ユダヤ教徒とはどういう民族かと問うことでカイルを懐柔しようと試みる。ユダヤ教徒は同族意識が強く、それゆえ何よりも家族を優先するのは当然だとカートマンは主張する。しかしカイルの同意が得られないと知ると、彼は一転して感情をむきだしにし、カイルの人格を激しく攻撃した[注 16]。
カートマンの暴言にカイルが激怒し、2人は殴り合いのけんかを始める。これにより事態は混迷したが、カートマンの妻であるイエントルが止めに入ったことでけんかは中断される。
イエントルは教会に隠れつづけることをよしと思わなかった。加えて、サウスパーク町に帰郷して以降の夫カートマンの人格に不信感を抱いていたことを告白する。彼女が18年間信じていたエリック・カートマンという男性は、思慮深く思いやりを持った人間であった。だからこそ彼女は結婚生活を続けていたのだが、今目の当たりにしているカートマンにはかつての面影がみじんも見当たらない。真に神を信じており、家族を愛しているならば、旧友であるスタンやカイルに協力するべきだとイエントルはカートマンを説得する。
しかし、イエントルの言葉にカートマンが説得される前に、息子のハッケルムが行動を起こす。ハッケルムはタイムトラベル装置の近くまで移動すると、レバーを下げて機器を起動させて、その場の空気とは裏腹にクライドを次元移動させた。
"South ParQ Vaccination Special"のエピソード中である2021年3月、
そして銃を装備したクライドは少年クライドと再会する。彼は自身を「専門家」と名乗り、自分自身に洗脳を施す。彼がワクチン未接種を決意した要因となったのは、未来の自分自身だったのである[注 18]。未来の自分像など想像もしようにないクライド少年は、コロナワクチンを摂取することで危険な思想を頭に植え付けられるのだと思い込まされる。
一方で、"South ParQ Vaccination Special"の展開通りに主役たちの友情は終わりを迎えた。成人クライドはその現場に訪れて、カイルに銃を向ける。
そこへ、同じく未来からやってきたスタン、カイル、カートマンがクライドたちの間に割り込んだ。彼らは計画の変更をクライドに告げて、彼にワクチン接種を迫る。クライドの意志を変えさせようとするのと同様に、スタンとカイルは少年である自分自身への説得をも同時に試みる[注 19]。クライドがワクチンを打ち、そして小学生の自分自身が友情を修復しさえすれば、
しかし、かたくなにワクチン接種を拒んだクライドを成年カートマン銃殺したことで、現在の次元における問題解決の道がついえたかに思われた。
しかし、スタンたちは諦めずに打開策を見つける。パンデミックにより友情は失ったが、それは過酷な現実の出来事が根本の原因でなく、悲惨な現状を他人に責任転嫁した自分自身にある。天恵のようを直感を信じたスタンたちは、問題解決のために迷わず行動に出ることにする。
冒頭の回想シーンに登場したヘザー・ウィリアムズの元へと、成年のスタンたちは向かう。そして放屁をした写真を見せてヘザーを脅迫をし、デンバー・ナゲッツの試合を少年の自分自身に観戦させることにする。スポンサーであるクアーズのヘリコプターに乗せられたカートマン、スタン、カイル、ケニーは試合会場へと連れられ、そして互いに非を認めて謝罪をする。
次に、成人のスタンは未来から運んできた大麻の新芽を父親に渡す。未来の息子から新芽を譲り受けたランディは大麻農場の経営危機を乗り越えて、険悪な関係であった妻シャロンに謝罪をすることで関係を修復した。そして新たに開発した新製品を夫婦で協力して町じゅうに配る。製品はワクチンのように広く普及して、人々は互いを許し合う寛容な姿勢を取り戻す。結果、町民はスペース・プレイヤーズ[注 20][注 21]の放映に関して心を乱されることもなくなった。
主役4人の友情が復活したことで、新たな未来が展開される。サウスパークへ無事帰郷できたアイクはがデニーズ・アップルビーズ・マックスでクリスマスパーティーを開いている。そこへ、アメリカ宇宙軍[注 22]に入籍したスタンが火星から帰還する。スタンの帰省を歓迎するカイルは家族を持っており、子供2人をもうけていた。シャロンとシェリーも生きており、カイルと同様にスタンの帰りをまちわびていた。
ケニーも健康体であり、暗黒物質[注 23]と豊胸手術の研究分野でノーベル賞を受賞した。ジミーは変わらずコメディアンであり、ポリティカル・コレクトネス[注 24]を批判する芸風で観客を楽しませる[注 25]。ハーバード大学[注 26]から町に戻ったウェンディは、新年をスタンと過ごすと彼に約束する。バターズはアップルビーズのマネージャーとなっていた。
かつての住人のほとんど全員がパーティーに出席していたが、カートマンだけはその場にいなかった。カイルたちが窓に目を向けると、通りの向こうで路上生活者となったカートマンの姿が映る。
町民たちは他人に責任転嫁をせずに過ちを清算することでコロナウイルスによるパンデミックを乗り越えることができたが、カートマンにはできなかった。それゆえ、カートマンは今も道路の向こうで悪態をつき、カイルやスタンをののしっているように、他人を呪って責任転嫁をしつづけている。カートマンに同情の余地はないとバターズは主張する。カートマンの未来は彼の過去の積み重ねであり、誰にも変えることなど不可能であった[注 27]。
ランディが乾杯のあいさつをしていると、遅れてティミー・バーチが登場する。自分の名前以外はほとんど話すことができなかったはずのティミーは、いまや流ちょうに言語を操っており、車椅子なしの歩行も可能になっていた。
パーティが続くなか、ナレーターの言葉が挿入される。「大麻が問題を解決したわけではない。大切なのは何に頼るかではなく、苦難を乗り越えようとする人の心である("weed can't solve all of your problems, but Tegridy can.")」。
エピソードの連続性
- 本映画はSouth Park: Post Covidの続編であり、シーズン24のエピソード"The Pandemic Special"への言及や"South ParQ Vaccination Special"へのタイムトラベルを主題としている。
- タイムトラベルの作戦メンバー(カイル、スタン、クレイグ一味、トゥイーク、ダーウィン、ウェンディ)らが話題に出していたセンザンコウは、"The Pandemic Special"に登場した動物と同一である。
- 成人したバターズの性格や癖は、小学生の彼と複数の類似点を持つ。
- 小便器で排尿する際の姿勢
- 楽曲"I've Got Some Apples"を排尿の際に短時間のみ歌う。
- キャッチフレーズ"Hey, fellas!"(やあ、みんな!)や"Oh, hamburgers..." (≓ "Oh, jeez")。
- 凶暴性のある患者を収容する施設に収監されていたにもかかわらず、バターズの人柄は変わらず精力的で楽観的であった。
- SFジャンルに夢中になったケヴィン・ストーリーがカートマンに邪険にされる、という場面は、"The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers"、"Fatbeard"、ゲームSouth Park: The Stick of Truthに次いで4度目である。
- エピソードの終盤でポリティカル・コレクトネスを風刺するスタンドアップ・コメディを披露したジミーだが、彼のジョークは周囲への配慮が行き届いており、老若男女問わず鑑賞が可能である。従って彼のジョークスタイルはポリティカル・コレクトネスの思想が強く反映されている。
- 未来のバターズがカートマンに向かって中指を立てて「くたばれ、エリック!("Fuck you, Eric!")」と罵倒する場面は、シーズン7のエピソード"Christian Rock Hard"と同一である。
- さらに、トールキンが武術を用いて高齢者施設の職員たちと戦う場面は、同エピソードで彼がカートマンを蹴り倒して
昏倒 させた場面と類似する。
- さらに、トールキンが武術を用いて高齢者施設の職員たちと戦う場面は、同エピソードで彼がカートマンを蹴り倒して
- South Park: Post Covidより頻度は落ちたが、設定舞台が未来であることに言及するジョークがたびたび登場する。
- カートマンが自身の行ないによって人生を台無しにしたのは、"My Future Self n' Me"に次いで2度目である。
- 路上生活者となったカートマンのそばには食料倉庫代わりのショッピングカート[注 28]があり、その中にお菓子のチーズプーフが確認できる。
- ドアベルに応答する前にヘザー・ウィリアムズが見ていたテレビ番組には、仏教における僧侶(
比丘 )の仮装をしたテレンス&フィリップが映っているが、この仮装をした2人が初めて登場したエピソード"Crack Baby Athletic Association"と番組内容は同一である。 - シティ・フォーで注文を取っていた男性店員の外見は、トァン・ルー・キムと同様アジア人だが、彼のような言葉なまりはない。このことから、男性はアジア系2世以降であることが示唆される。
- カートマンやカイルがけんかをする場面は複数のエピソードで確認できる。
- 高齢者施設の職員トニーとトビーの外見は、最終登場回の"Hummels & Heroin"と全く変わりがない。
"Hummels & Heroin"に登場したトニーとトビー
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"South Park: The Streaming Wars" | 短編映画 | |||
サウスパーク町を揺るがす一大事件が起こるなか、カートマンは母親のリアンと意地の張り合いを始める。 | |||||
その他関連エピソード |
脚注
訳注
- ↑ "MTVフィルムズ". Wikipedia.
- ↑ "バイアコムCBS". Wikipedia.
- ↑ "タイムトラベル". Wikipedia.
- ↑ アルベルト・アインスタイン(石原純訳) (2018年12月11日). "相対性理論". 青空文庫.
- ↑ "Zur Elektrodynamik bewegter Koerper, Einstein, Albert, 1905" (言語:de). Albert Einstein in Annalen der Physik (2005年11月).
- ↑ "Ist die Traegheit eines Koerpers von seinem Energieinhalt abhaengig?, Einstein, Albert, 1905" (言語:de). Albert Einstein in Annalen der Physik (2005年11月).
- ↑ "クアーズ". Wikipedia.
- ↑ "マイナスイオン". Wikipedia.
- ↑ "非代替性トークン". Wikipedia.
- ↑ "ドクター・フー". 海外ドラマNAVI.
- ↑ "ドクター・フー". Wikipedia.
- ↑ "ボクシング・デー". Wikipedia.
- ↑ カナダ語という言語は実在しないが、サウスパークの世界では英語と別言語として扱われている。カナダ人に対する人種差別的な言動が問題視されたギャリソン先生は、シーズン19のエピソード"Where My Country Gone?"でPC校長からカナダ語の講習を強制される。
- ↑ ケヴィンはその場の状況にそぐわない言動を取ることがしばしばあり、小学生当時はカートマンをたびたびいら立たせていた。シーズン6の"The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers"、シーズン13の"Fatbeard"の2エピソードが好例である。
- ↑ "About Amazon Prime" (言語:多言語). Amazon.com.
- ↑ 人心操作に失敗したカートマンは、途端に感情的になり攻撃的な言動を取ることがある。シーズン12のエピソード"Breast Cancer Show Ever"において、自身の行動が災いしてウェンディに決闘を申し込まれた際、勝てる見込みがなかったためにスタンを懐柔してウェンディの意志を変えさせようと画策する。しかしスタンにその気がないと分かると、一転して彼の人格を攻撃しはじめた。これはカートマンが忍耐に欠ける性格であるという描写であり、自身の思う通りにことが運ばなかった場合に取る行動パターンの1つである。
- ↑ シーズン19のエピソード"PC Principal Final Justice"で、父親のロジャー・ドノヴァンはクライドに拳銃を買い与えようとしている。
- ↑ "親殺しのパラドックス". Wikipedia.
- ↑ "対消滅". Wikipedia.
- ↑ スペース・プレイヤーズ オフィシャルサイト
- ↑ "スペース・プレイヤーズ". Wikipedia.
- ↑ Space Force
- ↑ "暗黒物質とは?". 名古屋大学 宇宙地球環境研究所.
- ↑ "ポリティカル・コレクトネス". artscape.
- ↑ シーズン19のエピソード"Sponsored Content"で、ポリティカル・コレクトネスを信条とするPC校長と対立するジミーが描かれた。
- ↑ Harvard University
- ↑ シーズン6のエピソード"Red Sleigh Down"に登場したカイル・シュワルツの計算によると、当エピソード時点でカートマンが一般の子供と同様クリスマスにプレゼントをもらうには、難病2つの治療法を発見してもまだ社会への貢献が足りないとのことであった。
- ↑ "ショッピングカート". Wikipedia.
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