"San Diego"は、シーズン17のエピソード"Butterballs"中に登場したミュージック・ビデオ[注 1]および楽曲である。青いスーツを着用した男性3人が歌唱を担当し、サンディエゴの市長ジェリー・サンダースがゲスト出演した。
背景[]
いじめ撲滅委員会から依頼を受けたスタン・マーシュは、"Make Bullying Kill Itself"という広告動画を制作する。
スタンは映画監督のニック・ジャブスに動画の使用権を譲り、それからバターズをともにテレビジョン番組[注 2]に出演すると、動画の宣伝活動を行なった。しかしそこでバターズが司会のメフメット・オズ博士に暴行を働いたため、スタン(およびサウスパーク小学校)は訴えられたあげくに、いじめの被害者である生徒は非常に危険な存在であるという認知を世間に広める原因となる。
この事件により、ニック・ジャブスはスタンとの契約を解除した。
サンディエゴ市の登場場面[]
バターズの暴行事件以後、スタンを見る周囲の態度は一変する。学校じゅうから嫌われる結果となったスタンは「何をすべきか」問われると、「できることはひとつしかない」と答えてサンディエゴ市へと向かう。
サンディエゴ市の交差点に立ったスタンは、服を脱ぎ、手淫をしながら街角で踊るという自虐行為に及んだ。
トリビア[]
- 提訴後に起こしたスタンの行動は、カリフォルニア州サンディエゴ市で露出事件を起こし、交通を妨害したとして逮捕された映画監督ジェイソン・ラッセル[注 3]を模して描かれたものである[1]。
- 歌唱を担当した3人のキャラクターは、1950年代後半にポップ・フォーク[注 4]という音楽ジャンルを確立したザ・キングストン・トリオ[注 5]がモデルである。なおメンバーの1人であるニック・レイノルズ[注 6]は、サンディエゴ市出身の歌手である。
- 当楽曲は、2012年8月21日にコメディ・セントラル・レコードを介し現曲名「San Diego」でiTunes[注 7]にて配信される[2]。
- シーズン25の宣伝動画のためにオーケストラ楽曲版(※動画)が制作される。
レコード・ストア・デイにおける独占配信[]
本楽曲および"Gay Fish"は、個人経営のレコード店を支援する目的で設定されたレコード・ストア・デイ[注 8]にて、2013年4月20日にシングル・レコード[注 9]として発売される[3]。
歌詞[]
原語版を参照のこと。
脚注[]
出典[]
訳注[]
- ↑ "ミュージック・ビデオ". Wikipedia.
- ↑ "ドクター・オズ・ショー". Wikipedia.
- ↑ "Jason Russell" (言語:en). Wikipedia.
- ↑ "ポップ・フォーク". Wikipedia.
- ↑ "The Kingston Trio" (言語:en). Wikipedia.
- ↑ "Nick Reynolds" (言語:en). Wikipedia.
- ↑ "iTunes". Wikipedia.
- ↑ "レコード・ストア・デイ". Wikipedia.
- ↑ "レコードとは". オーディオテクニカ.