P・ディディは、シーズン8のエピソード"Douche and Turd"で初登場したアメリカ合衆国のMC(ラッパー)[注 1]である。
背景[]
親友のスタン・マーシュを自身が考案した学校マスコットに投票させるために、カイル・ブロフロフスキーはP・ディディを雇う。そこで依頼を受けたP・ディディは、自身の仲間たちと共に"Vote or Die!"を歌いながらスタンを車で追跡した上で5丁の銃を向けて、罵詈雑言を浴びせながらカイル考案のマスコット人形に投票するよう脅迫する。
学校での投票行事に参加しなかったという理由のみで、スタンは町から追放される。そして頭にバケツをかぶせられ、ロバの背に乗せられてPETA(ペタ)という動物愛護団体の元へと送られる。
P・ディディはなんとか当初の目的(スタンの殺害)を果たそうとしたが、ペタによって豚の血を浴びせられるという報復にあう。激怒したP・ディディはその場にいる全員の虐殺を仲間および部下に命じると、激しく銃を乱射しはじめる。流れ弾に当たり、スタンは肩を負傷した。
性格[]
目的を達成するためには暴力をいとわず、むしろ好む傾向にある。意見の相違があれば仲間ですらも殺害する。一方で「投票」という行為にいたく執心しており、この投票に対する熱意が殺害の動機となっている。
ラップ[注 2]に関する主張をする際は典型的なMCの口調だが、それ以外では威厳があり、教養のある上流階級のように話す。
外見[]
"Douche and Turd"に登場の際は、白色の衣服(大きなファーコート、有名ブランドのTシャツ、ズボン)で全身を包んでいる。金縁で茶色のサングラスを着用しており、黒い髪やヒゲはよく整えられている。"Douche and Turd"のエピソード中はほとんど常に黒いピストルを振り回している。
登場回[]
- "Here Comes the Neighborhood"(言及のみ)
- "Douche and Turd" - 自身が考案した学校マスコットへとスタンに投票をさせるために、カイル・ブロフロフスキーはP・ディディを雇って脅迫に及ぶ。
- "Hell on Earth 2006"(言及のみ)
- "Britney's New Look"(カメオ出演) - ブリトニー・スピアーズの写真を撮影している。
脚注[]
出典[]
- ↑ ""South Park" Douche and Turd (TV episode 2004)". IMDb.com.
訳注[]
- ↑ "MC (ヒップホップ)". Wikipedia.
- ↑ "ラップ". Wikipedia.