"A Million Little Fibers" | "ManBearPig" | "Tsst" |
"ManBearPig" | |||||||
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話数 | シーズン10 エピソード6 | ||||||
制作番号 | 1006 | ||||||
初放送日 | 2006年4月26日 | ||||||
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エピソード一覧 |
"ManBearPig"はシーズン10の第6話、シリーズ通算で145話目にあたるサウスパークのエピソードである。2006年4月26日に放送された[1]。
あらすじ[]
アル・ゴアがサウスパーク小学校の生徒たちにマンベアピッグの脅威を説く[1]。
脚本[]
全校集会でマッケイ先生が紹介した政治家アル・ゴアは、生徒たちに猛獣マンベアピッグの存在と、将来人類が直面する脅威について力説する。しかしながら彼の演説をまともに聞く子供はあいにくいなかった。
放課後、バスケットボール場で遊ぶスタン、カイル、カートマンとケニーに、マンベアピッグの変装をしたアル・ゴアが襲いかかるまねごとをする。彼は子供たちをおびえさせようとしたのだが、小学校での演説同様に試みは失敗に終わった。そこでアル・ゴアは、マンベアピッグの実在説を支持する書類へ子供たちに署名させた上に、マンベアピッグのバンパー・ステッカー[注 1]を貼り付けるように指導する。
車でそばを通り掛かったランディは、自宅まで送ると言って子供たちを乗車させる。そして他人の注目を集めたいがためにうそをつくアル・ゴアのような人間には近づかないように注意をする。
深夜にアル・ゴアからの着信を受けたスタンは、翌日にマンベアピッグの探索会議に出席するよう指示を受ける。授業があるスタンは当然ながら断ったが、アル・ゴアは自身の言葉を信用していないのだとスタンを責めて、泣き言を並べだす。孤独なアル・ゴアに同情を示したスタンは、会議への参加を約束する。
翌日、伴ってマンベアピッグの会議所に出向かなければならなくなった幼なじみ3人は不満を表すが、先述の通りアル・ゴアに同情をしたのだとスタンは釈明する。
マンベアピッグの存在を信じるアル・ゴアに向けて、スタンは仮想生物の実在を否定する。地質学的にこの生物の実在はありえないという根拠は、地質学者である父ランディから得た知識であった。幼なじみらもその場から去りたがるそぶりを見せるが、その時アル・ゴアが何かを察知してナビゲーション画面を確認する。
アル・ゴアによれば、風の洞窟という場所でマンベアピッグの存在が確認できるようだ。すぐさま探索を指示されたスタンたちは学校を理由に断ろうとするが、政治家の権限で全授業への出席を免除するというアル・ゴアの甘言に乗って、マンベアピッグの探索にあたることにする。
風の洞窟で探索を開始したアル・ゴアは、マンベアピッグの排せつ物を探すようにスタンらに指示を出す。マンベアピッグのものは豚の排せつ物に似ているが、より「マンベア」らしいものであるとのことだ。そのうちに、アル・ゴアは洞窟の風音(この洞窟の由来でもある)をマンベアピッグの動作音と聞き間違える。そして拳銃を取り出して壁を撃ったため、壁が崩れてスタンたちは洞窟内に閉じ込められる。
突如降ってわいた災難から逃れるために、スタンたちは出口を探す。その途中でカートマンは、大量の金貨および宝物を洞窟内で発見した。
最終的にスタンたちは、出口をやみくもに探すよりも救助隊が来るまでその場にとどまる方が建設的であるとの結論を出す。一方のカートマンは、宝を独占したいあまりに金貨を飲み込んで体内に隠そうとする。カートマンの体は財宝で膨張したのだが、事情を知らないスタンたちはカートマンが病気になったと思い込んだ。
スタンたちを救出するために集まった隊員らに、アル・ゴアは溶解鉛で洞窟をふさぐ必要があると説得する。しかし救出隊らはアル・ゴアの要求を拒否して、海賊の隠れ家という場所に向けて掘削を進めるべきと主張する。そこは偽の財宝が用意されている洞窟の目的地であり、観光をした子供たちが目的の達成を祝って写真を撮る場所である。奇しくも、海賊の隠れ家はスタンたちがまさに救助を待つ当所であった。
要求を拒否されたアル・ゴアは、河川の水を利用して洞窟を浸水させるべく計画を実行に移す。
洞窟が浸水したと気付いたスタンたちは、体重が増加して泳げなくなったカートマンを連れて水泳しなければならなくなる。
浸水によりスタンたちの救助は絶望的と落胆する救出隊とは対照的に、アル・ゴアはマンベアピッグを駆除したことで人類を救出したと有頂天になる。
スタンたちの鎮魂式が執り行われる最中に、洞窟からからがら脱出したスタンら4人が姿を現す。するとアル・ゴアはまたしても歓喜して、自身がスタンらを救出したのだと主張を始めた。スタンはついに怒りを爆発させる。彼はアル・ゴアにただ同情を示して行動したが、結局彼はただみじめなだけで、同情に値する人間ではなかったとスタンは吐き捨てる。
その最中に、カートマンは体内に溜め込んでいた財宝を耐えきれずに吐きだす。さらに財宝がたった14ドルの価値に相当する偽物だと知らされて落胆するだけでなく、友人をあざむいたことでスタンらから責め立てられた。
カートマンが最後に金色の花瓶を口から吐き出したところでエピソードは終了する。マントを装着したアル・ゴアは自伝的な映画を制作すると意気込みながら、飛行するまねをしてその場から立ち去った。
関連エピソード[]
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Mecha-Streisand" | 1 | ||||
邦題:メカ・ストライサンドの大迷惑 少年達が発見した先史時代のモンスターが、サウスパーク、そして世界を脅かし始める。 | |||||
"The Tooth Fairy Tats 2000" | 4 | ||||
邦題:抜け歯のちびっこギャング団 ある日カートマンの家に現れたトゥースフェアリーは、いつもより多めの金額を置いていく。子供達は更に現金を手に入れるため、あれやこれやと画策する。 | |||||
"Imaginationland, Episode II" | 11 | ||||
スタンとカイルはテロを阻止し、囚われたバターズを救出するため想像の国の入口を探す。いまだにカートマンの玉は乾いたままである。 | |||||
"Fatbeard" | 13 | ||||
カートマンは大冒険と財宝を夢見、バターズたちと共に海賊の国ソマリアへ旅立つ。 | |||||
"Time To Get Cereal" | 22 | ||||
邦題:今こそ"シリアル"に サウスパーク町で不審死が相次ぐ。マンベアピッグの影を見たスタンは、主役たちと共にアル・ゴアに助けを求める。 | |||||
"Nobody Got Cereal?" | 22 | ||||
邦題:みんな"シリアル"になろうよ 主役たちは牢屋を抜け出し、マンベアピッグを止めるために奔走する。そこに世界の終わりが近づき、地獄からサタンが現れる。 | |||||
"South Park: The Streaming Wars" | 短編映画 | ||||
サウスパーク町を揺るがす一大事件が起こるなか、カートマンは母親のリアンと意地の張り合いを始める。 | |||||
"South Park: The Streaming Wars Part 2" | 短編映画 | ||||
いよいよ干ばつ問題が間近に迫り、サウスパーク町は危機に直面する。 | |||||
関連エピソード |
関連項目[]
- サウスパーク25周年祝祭
- サウスパーク・エピックエピソード・トーナメント
- 1回戦敗退エピソード
Phone Destroyer関連カード[]
カード | テーマ | レア度 | 属性 |
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マンベアピッグ |
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コンチクショウッ、本当にいやがったのかよ! | |||
密輸業者アイク |
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チャージ技:命が続く限り攻撃力を上げつづける。 | |||
甲板員バターズ |
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遺志:近接する味方もしくはリーダーを回復する。 | |||
ウェンディ船長 |
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チャージ技:近接するの敵3人(3体)を射撃する。 | |||
フックハンドのクライド |
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突撃:周囲の敵へ無作為にダメージを与える(リーダーの場合は22のダメージ)。 | |||
海賊船ティミー |
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チャージ技:最も身近な敵に向けて砲丸を発射する。 | |||
銃身ダギー |
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殺し屋:敵側のリーダーへ35の大ダメージを与える。 | |||
海賊ベーベ |
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敵を殺すたびに攻撃力が6ずつ上がる。 | |||
剣客レッド |
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突撃:範囲内に位置する敵を10秒の間足止めする。 |
脚注[]
出典[]
- ↑ 1.0 1.1 "ManBearPig (Season 10, Episode 6)". southparkstudios.com.
訳注[]
- ↑ "バンパー・ステッカーとは何ですか。". ステッカー・ミュール.
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エピソードの要素 | |||||
ナビゲーション | |||||
発行物 |