J・J・フランズン(J. J. Franzen)は、サウスパークで現在も活動を続けている制作者である。映画South Park: Bigger, Longer & Uncut、ゲームSouth Park: The Stick of Truth並びにSouth Park: Phone Destroyerの制作プロジェクトに参加したほか、2011年からは情報統括責任者(CIO)を務めている。
2004年から2010年までは技術主任とクレジット表記されており、2003年から2000年ではEメール・インターネット・電子機器取り扱い責任者(EIEIO)、1998年から2000年までは情報システム・コンピュータシステム管理者と表記されている。彼の昇進はめざましいもので、現在ではITにおけるすべての権限と責任をスタジオ内で獲得している[1] 。
ITだけでなく、フランズンはゲームの開発にも貢献している。インディーゲーム[注 1]を含めてさまざまなプロジェクトで技術力を発揮しているが、とりわけ拡張現実(AR)や仮想現実(VR)技術[注 2]においては貢献度が大きい。
なお、2003年から2000年まで務めた役職"EIEIO"(メール・インターネット・電子機器取り扱い責任者)はトレイ・パーカーとマット・ストーンによる冗談の一種であったのだが、フランズンは名刺に"EIEO"と役職を記載した[2]。
シーズン4のDVDに収録されている"Fourth Grade"のコメンタリーでは、当エピソードに登場した「スタートレックオタクたち」がスタジオの技術係2人を基に創作されたキャラクターであることが、制作者のストーンによって明かされる。2人の技術係――フロンズンとショーン・ラヴァーティ(Sean Laverty)は、スタートレックオタクたち同様にフランチャイズ『スタートレック』シリーズの熱烈なファンであった。
なお、フランズン個人が運営をしているウェブサイト"The Chaos Works"[注 3]では、サウスパークのキャラクター化されたフランズン(茶髪の男性)が確認できる。
その他活動[]
- 『シルバーサーファー[注 4]』(1992年):アニメーター
- Mechwarrior[注 5](1993年):役職不明
- Mechwarrior 2: Mercenaries(1996):役職不明
- The Last Bad Neighborhood[注 6](2008年):視覚効果作業の監督
- Mine Field AR(2017年):役職不明
- Eleven Eleven[注 7](2019年):スペイン語における言語技術、プログラミング
外部リンク[]
脚注[]
出典[]
訳注[]
- ↑ "インディーゲーム". Wikipedia.
- ↑ "AR(拡張現実)とVR(仮想現実)とは?". splunk.
- ↑ J・J・フランズンの個人サイト
- ↑ "シルバーサーファー". Wikipedia.
- ↑ "MechWarrior" (言語:en). Wikipedia.
- ↑ "The Neighborhood (TV series)" (言語:en). Wikipedia.
- ↑ "Eleven Eleven" (言語:en). IMDb.