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トリビア
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Canada on Strike "Canada on Strike" "Eek, A Penis!" "Over Logging" Over Logging
"Eek, A Penis!"
S12E5-Thumbnail.png
話数 シーズン12
エピソード5
邦題 チンチン大脱走
制作番号 1205
初放送日 2008年4月9日
エピソード時系列
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"Canada on Strike" "Over Logging"
エピソード一覧

"Eek, a Penis!"シーズン12の第5話、シリーズ通算で172話目にあたるサウスパークのエピソードである。2008年4月9日に放送された[1]

あらすじ

ギャリソン先生が元の性別である男性に戻る方法を模索して休職する。担任の教師がいないなか、クラスの生徒たちをまとめるように指名されたのはカートマンだった[1]

脚本

物語はギャリソン先生が性別の混乱に陥っている場面から始まる。「彼女」は性適合手術を受けても、なお自身が子供を産めない女性であることを悩んでいた。出産が不可能ということはすなわち自身は男であると結論づけるや、ギャリソンは突然教室の窓を粉砕する。それからキャビネットを倒して教卓を蹴り上げた。ちょうどその場面でヴィクトリア校長から教室の外へ呼び出されたギャリソン先生は、マッケイ先生から落ち着きを取り戻すまで休職するように勧められる。ギャリソン先生は怒って[注 1]その場から立ち去った。

教室へと入ったヴィクトリア校長は、生徒たちにギャリソン先生が一時休職する旨を伝える。それから明日に予定しているテストの自習をするように指示を出して、自習授業を監督する代表生徒の立候補を募った。
 カートマンが手を挙げたが、ヴィクトリア校長は他の生徒に名乗りを上げさせようと声を掛ける。しかしそれでも他に立候補者が出なかったため、校長は渋々カートマンを指名した。
 (ヴィクトリア校長が教室を出て行った後)カートマンは指し棒を手に取ると、他の生徒を威圧して自身の意のままに従わせようとする。指し棒でムチのように床をたたくと、カートマンはクライドに席を立つよう命じる。それから悦に入った表情で「これがほしいか、クライド("Yeah. You're gonna take it Clyde.")」とささやいた。

場面が切り替わり、自宅のカウチで泣いているミス・ギャリソンの姿が映る。そんな彼女の耳に、ニュースで取り上げられた耳ネズミの話題が入り込んでくる。
 ギャリソン先生は研究室を訪ねると、研究員の1人に自身のDNAを使ってネズミにペニスを生やすことは可能かと相談を持ち掛ける。彼女が全財産をつぎ込むと持ち掛けると、研究員は了承した。

ヴィクトリア校長に呼び出されたカートマンは、校長室に訪ねてきたデンバー 市郡の教育委員会2名と顔を合わせる。何か不始末をしでかしたと思った彼はとっさにクラスメートへと責任転嫁を図るが、ヴィクトリア校長は全く対照的な用件でカートマンを呼びつけたようだ。教育委員会の男性たちから都心にある学校の子供たちを教育するように打診されたカートマンは、多額の報酬金を受け取れると知ってすぐさま依頼を受けた。
 報酬金額が300ドルであることを仲間に自慢するカートマンだったが、仲間のスタンケニーは特に興味がないようだった。カイルはいら立った様子で、カートマンに教育の手腕があるわけではないと主張する。
 カートマンが監督した自習授業の後、クラスの子供たちはテストで非常に良い成績を取ったが、実のところそれはギャリソン先生の教卓から解答を盗み見た結果であり、さらにその提案をしたのはカートマンではなく、ケニーだったと発覚する。加えて都心にあるスラム街区の学校に白人の教師が赴任するということは、すなわち生徒にとって格好の餌食とされるだけなのだということを、カートマンはまったく気付いていなかった。

カイルに盲点を突かれたカートマンは、ヒスパニック系の生徒ばかりの学校で目をつけられないように対策を考えださなければならなかった。そこで彼は髪型を変えて(頭頂部の毛髪をそり落としてから側頭部の髪をなでつけて頭皮を隠す、いわゆるバーコード・ヘア(英語版Wikipedia))、ジム・デイヴィス高校へと向かうことにした。
 教室内ではミラー先生が生徒たちをなんとか静かにさせて、カートマンを新任の教師として生徒たちに紹介する。スペイン語の発音に寄せて「エリック・カートメネス("Eric Cartminez")」と名乗ったカートマンは、微分積分学の授業をするといって生徒たちを困惑させる。

一方で、ミセス・ギャリソンのDNAから作られたペニスは、見事ネズミに移植されていた。実際に手に取って見ようとしたギャリソンだったが、ネズミはケースから脱走してしまう。おまけに研究員の1人が脱走を知らずに研究室の扉を開けてしまい、ネズミは屋外へと飛び出していってしまった。全財産をかけた自身のペニスを取り戻すために、ギャリソンは慌ててネズミを追い掛けた。

授業の概要書を手渡しながら、カートマンは大学進学に向けての授業を行なうと生徒たちに告げる。そんなことは土台不可能であると不信感をあらわにした生徒たちに、カートマンはただ適切な不正の仕方を知らないだけだと言う。ビル・ベリチック(アメリカンフットボールのコーチ)のように不正さえうまく使いこなせれば、白人の仲間入りができると教え諭した。

その頃ペニスを追い掛けていたギャリソン先生は、自身の性器の居場所を問いただしてスタンカイルケニーバターズを大いに困惑させた。
 その後ストッチ宅では、皿を洗っていたリンダ・ストッチが、自宅の床を走り回る男性器を目撃する。リンダは夫のスティーブン・ストッチに助けを求めたが、スティーブンは「ただのつまらないペニス("It's just a little penis.")」だと言って取り合わない。その場にいたバターズはギャリソン先生の言葉を思い出して、とっさに「先生のペニスだ」と声を上げた。しかしバターズとギャリソンの間にある経緯を知らないスティーブンに、なぜ教師のペニスだと判別できるのかとしかりつけられたため、バターズはまたも混乱に陥った。

ビル・ベリチックの不正疑惑をカートマンはさらに詳しく語る。ベリチック監督はリーグ規定で禁止されている他チームの試合模様を撮影した疑いで、メディアに大きく取り上げられていた。実際に撮影していたとされる証拠品すらあがったが、ベリチック監督はそれでもなお「リーグにおけるルールを完全に把握していなかった」と弁解して言い逃れている。
 生徒の一部には反抗を示して教室を出ていった者もいたが、結局は戻ってきて「不正」を学ぶことにした。
 「そんな規則だったなんて思いもしませんでした("I misinterpreted the rules.")」。カートマンから繰り返しそう暗唱するように指導をされた生徒たちは、やがて何かを心得たように表情が活気づいていく。

その頃ギャリソン先生は、彼女のペニスを捕まえもせずに呼びだしてきたスティーブンに八つ当たりをしていた。しかし女性の"Eeek, Eek!"という悲鳴を聞くや、ギャリソンはそちらへと一目散に駆けていく。悲鳴を上げていた女性からペニスの居所を聞きだそうとするギャリソンだったが、そこへまた別の女性が悲鳴を上げるのを耳にすると、返事も聞かずに方向転換をする。
 モーテルコンフォート・イン内でペニスマウスは走り回り、サウナ室の内部へと侵入する。やっと自身のペニスを手にしたと思ったギャリソンだったが、サウナ室に充満する蒸気のせいで目標を見誤っていた。別の男性のペニスを手に握っていたギャリソンは、怒ったその男性から殴られる。われに返ったギャリソンは、再び自身のペニスを求めて駆けだした。

カートマンがテストの解答をそのまま暗記させていると、生徒の1人であるファニータが突然泣きだした。こんなことをして一体何になるのか("What's the point to any of this?!")と叫んで教室を飛び出していった彼女をカートマンは追い掛けて、授業を受けたがらない理由を問いただす。するとファニータは泣きながら、妊娠をしていると打ち明けた。
 カートマンは大学進学のためなら中絶をしろと提案するが、宗教上の理由があってできないとファニータは拒否した。しかしそれでもカートマンは諦めずに、中絶は「究極の不正行為("the ultimate form of cheating")」であり、のし上がるためならば誰もがそうしているとファニータを説き伏せる。最終的に、カートマンに説得されたファニータは中絶を決意した。

いまだペニスを探しつづけているギャリソンは、警察署でペニスの失踪届を申請していた。すると間もなく、イタリアン・レストランでの目撃情報が入ったため、ギャリソンはハリソン・イェーツ巡査部長らとともにレストランへと急ぐ。しかし目的地で追い回しているうちにペニスマウスが雨水孔に逃げ込んでしまったため、捕まえるのは実質不可能となった。

ミラー先生からの報告によると、カートマンが受け持った生徒たちの成績が大幅に上がったようだ。これによって生徒たちは、大学の単位を取得するための試験をうけられるようになる。しかしミラー先生によれば、その試験は不正行為を徹底的に監視する警備体制が整っているとのことだった。
 これでは不正によって獲得した成績が意味を成さなくなると、生徒たちは怒りだしたため、カートマンは再びビル・ベリチックの話を持ちだして説得にあたった。ベリチック監督は不正をやめて重要な試合に臨んだが、結局不正をしなかったために敗北を喫した。カートマンは飲料ボトルに試験問題の解答を忍ばせて、彼らにも重要な試験に臨むようにと言い含めた。

男性器と同時に全財産を失ったギャリソン先生はベンチの上で1人悲嘆に暮れていた。ところへ、どこからかペニスが自ら姿を現して、彼女の手中にようやく収まった。
 後日ミラー先生は、カートマンから指導を受けたジム・デイヴィス高校の生徒が全員試験で満点を取ったと発表した。「白人の流儀」を心得た生徒たちは目的を見事目的を達成して、今まで自分たちを指導してくれたカートメネス先生に表彰台で感謝の意を示す。カートマンは満足そうに、スペイン語なまりを交えて生徒に受け入れてもらえた("I reached these keeeds (kids)".)と喜びのスピーチをした。

さらにその後日、ヴィクトリア校長サウスパーク小学校じゅうの教員や生徒を集めて、ギャリソン先生の復職を発表する。男性へと完全に戻ったギャリソン先生は、全校生徒の前に登場して、男女の決定的な違いを説明する。いわく性別の違いとは、子供を妊娠できるかどうかがすべてである。
 むろんこの主張に異議を唱える者が即座に挙手をする。卵巣腫瘍によって妊娠が不可能となった妻を持つというその教員・トムソンに向けて、ギャリソンは「エイズの検査を受けさせてみろ。そうすれば自分の妻が実はゲイの男性だったと分かるだろうから("Well then get an AIDS test, Thomson, 'cause your wife's a dude, faggot... Yeah! I'm back!")」と言い放つ。本来の性別を取り戻したギャリソンは有頂天な様子で、その場から高く飛び上がった。

Phone Destroyer関連カード

カード テーマ レア度 属性
Spellregenerationcard.png

回復
Mystical.png
Rare.png
MysticalRareSpell.png
戦場にいる味方全員を10秒間回復する。

脚注

出典

  1. 1.0 1.1 "Eek, A Penis! (Season 12, Episode 5)". southparkstudios.com.

訳注

  1. 恐らくマッケイ先生の言葉に含意はなかったが、女性から男性に戻るように諭されたと勘違いを起こした。


  1205: "Eek, A Penis!"
エピソードの要素

ギャリソン先生カートメネス先生ジム・デイヴィス高校コンフォート・イン • "Someone, Somewhere"

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発行物

South Park: The Complete Twelfth Season

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