| "Black Friday" | |||||||
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| 話数 | シーズン17 エピソード7 | ||||||
| 邦題 | ブラック・フライデー | ||||||
| 制作番号 | 1707 | ||||||
| 初放送日 | 2013年11月13日 | ||||||
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| エピソード一覧 | |||||||
"Black Friday"はシーズン17の第7話、シリーズ通算で244話目にあたるサウスパークのエピソードである。2013年11月13日に放送された[1]。第8話"A Song of Ass and Fire"、第9話"Titties and Dragons"から成る3部作の第1作目でもある。
あらすじ[]
祝日・ブラックフライデー[注 1]の大安売りに向けて早くも列を成す町民らに対して、主役たちは戦いの準備を始める[1]。
脚本[]
サウスパーク・モールでは、警備員が同僚たちにブラックフライデーがもたらす暴動について話して聞かせる。
感謝祭の翌日にあたる金曜日に、この店舗では先着30名に限り商品の80パーセント割引サービスを提供する。そのため、買い物客はなんとか割引権利を獲得しようと凶暴化する。しかし単に祝日出勤の割り増し給料が欲しかったランディ・マーシュは、その事情を全く知らずに警備員となったのだった。
所変わって、魔法使いの仮装をしたカートマンの姿が映る。彼はゲーム機Xbox Oneの発売に関する話し合いを求めて、親友ケニー(マコーミック卿)の自宅を訪れる。
そして開かれた作戦会議で、カートマンはサウスパーク・モールの割引券権利を得るために準備が必須であると4年生の男子生徒らに呼び掛ける。同意を示した男子生徒らは、来たるブラックフライデーのために武器の調達や武術の鍛錬を始める。
一方のサウスパーク・モールでは、ランディとその同僚がブラックフライデーで昨年に起きた惨事について再確認を行なっている。警備員長を中心に、今年のブラックフライデーでいかに安全に警備業務をすべきかの作戦会議が開かれた。
カートマンの自宅では、男子生徒らがXbox OneかPlayStation4[注 2]のどちらを買うかで言い争いが起きていた。
スタンとその親友カイルは、互いに意見が食い違ったことで両者大きな衝撃を受ける。PlayStation4を買うと言って譲らないスタンを見てカイルは取り乱す。しかし説得が到底不可能であると知ると、カイルは親友との対立を余儀なくされた。
自宅に帰ったランディは、寝ずに自身を待ち構えていた妻シャロンと口論になる。その末に、ランディが家族のためではなく、自分自身が割り引き権利を得たいがために警備員のアルバイトを始めたと明らかになる。
その後、カートマンはケヴィン・ストーリーを中心にスタートレックシリーズの仮装をするオタク集団(連合軍)と連絡を取る。交渉の末に、連合軍はカートマンらXbox One派に加わることを約束する。それからスタンと対立したことにばかり気を取られているカイルの様子を見て、自身のXbox One獲得になんらかの障害が生まれるのではないかと危機感を抱く。
子供たちの対立関係が激化する一方で、子供に性加害を働く小児性愛障害者を模したぬいぐるみ「お触りエルモ」の発売が決定する。テレビジョンのコマーシャル映像を見た親たちは、こぞってサウスパーク・モールの店頭に列を作った。
カイルと対立したスタンは、その後ジミー、クレイグを伴ってゴスキッズの元を訪ねる。PlayStation4の購入希望者を集めて、ブラックフライデーでの購買戦争に勝利するためだ。PlayStation4がXbox Oneより黒いという理由でスタンらの意見を支持するゴスキッズ[注 3]だったが、しかしながら彼らはスタンたちほどゲーム機購買に熱意は持っておらず、ブラックフライデーの行列に並ぶことについては不参加の意を示した。
その頃、カートマンは親友ケニーを連れて裏切りの庭園を歩いていた。カイルの心境を察したカートマンは、カイルの今後の行動いかんによっては自身の目的に支障が出ると考えた。そこでケニーとの密談を通して、カイルの懐柔か、さもなければケニーを介して彼の存在を抹消する(※カートマンの見解では、後者が有効と結論を出しているようだ)という作戦を練る。しかし作戦会議もそこそこに、2人は庭の持ち主であるトンプソンによって敷地への不法侵入をとがめられる。
一方で、陳列された商品の品定めをしていたランディは、警備員長であるクルムに勤務姿勢を認められる。実際にランディは私利私欲のために警備員のアルバイトをしているだけなのだが、クルム警備員長はランディを勇気のある男であると誤認していた。
なぜなら、お触りぬいぐるみエルモの発売が決定されて以降、店の前でテントを張ってブラックフライデーを待ちつづける買い物客が増えたからである。買い物客の多さに驚いた他の警備員は、みな恐れをなして逃げ腰になっているのである。
ランディをすっかり信頼した警備員長は、彼が今年で仕事を退職することと、自身の後任にランディを選ぶつもりであることを明かした。「他者への気遣いに長けている」と絶賛されたランディは、罪悪感にさいなまれる。
その頃、株式会社SONYの代表が、カートマンが作成したXbox Oneのチラシに目を留めていた。Xbox Oneの売れ行きによって自社の評判が低下することを危惧した代表は、ブラックフライデー・バンドゥル(Brack Friday Bunduru)と称した大安売りサービスの提供を決定する。
このサービスにより、PlayStation4の購入者には4つのゲームコントローラおよび日本地図、100ドルの割引、ゲーム「メタルギアソリッドⅤ[注 4]」の事前購入予約が自動的に可能になる、という特典を受けられることとなった。
サウスパーク・モール前の人だかりは増える一方である。そのためランディたち警備員は、行列を整理するための腕輪の装着を来店予定客に配布することにした。しかしこの試みは成功せず、町民を暴動に駆り立てる。さらに、暴動に巻き込まれた警備員長は、町民の1人に背後から襲撃を受けて刺傷される事態となった。
致命傷を負った上司を抱き寄せながら、ランディは警備員のアルバイトすると決めた理由が私利私欲のためであったことを告白する。警備員長はそれでも、ランディは今なら事の重大さを理解できるはずだと告げて、寛容な姿勢を見せた。そして顔の傷に見立てていた化粧用のシールをはがすと、その化粧用のシールをランディに手渡す。左目を覆っていたはずの大きな傷が、単なる化粧であることがこの時初めて明らかとなった。
ランディの左目に化粧用のシールを貼り付けると、警備員長は絶命した。身勝手な動機でアルバイト先を決めたランディは後悔をして、これからは店のために働くことを決意する。決意の表明として、ランディは警備員たちにしっかりと業務をこなすように指示を出した。
ソニーが打ち出した新たな宣伝「ブラックフライデー・バンドゥル」によって、PlayStation4の購買希望者は劇的に増加した。スタンは自陣を集めて、士気を高めるために集会を開く。
スタンは、自分たちPlayStation4派の勝利を確信していると断言する。その一因として、Xbox One派だったマコーミック卿がカートマンを裏切り、PlayStation4派の指導者に立候補した事実を発表する。貴族の身分であったマコーミック卿は今や、王女ケニーとしてPlayStation4派の戦闘員を統括する最高権力者となった。
エピソードの評価[]
AV Clubは"Black Friday"を"A-"と評価し、以下のように述べた。
『[※本エピソードと無関係の記述は翻訳を省略](私のような)ゲーム・オブ・スローンズのファンにとっては、このエピソードがかのドラマシリーズ鑑賞の楽しみを奪うのではないかと懸念したが、それは全くの杞憂であった。複数話からなるエピソードの序盤であるためまだ断言はできないが、本エピソードの内容のみを見れば、滑り出しは上々と言える。』[2]
IGNは"Black Friday"を"8.7/傑作"と評価し、以下のように述べた。
『次世代のゲーム機をめぐる購買競争とゲーム・オブ・スローンズのパロディを組み合わせた脚本は、作者の知性を非常に感じさせる。エピソード"Black Friday"は、サウスパークのシーズン17中において最も秀でた作品の1つと言えるだろう。』[3]
エピソードの連続性[]
- 発売予定もしくは直後のゲーム機に関するエピソードは、他にシーズン4の "The Tooth Fairy Tats 2000"(ドリームキャスト[注 5])、シーズン10の"Go God Go"前後編(Wii[注 6])がある。本エピソードはこれで3作目にあたる。
- ランディ・マーシュが店舗で働いたのは、シーズン8の"Something Wall-Mart This Way Comes"を含めて2度目である。
- カートマンの仮装はシーズン6の"The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers"とほぼ同一だが、履物に変更点がある。
- 警備員の中には、シーズン15の"T.M.I."で登場したウェイン・D がいる。
- 子供たちの仮装の大半は、ゲームSouth Park: The Stick of Truthおよびエピソード"The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers"でも登場する。
- ぶさいくな子供たちが、シーズン11の"The List以降初めて登場した。
- ケニーは最終的にPlayStation4を支持する派閥に加入する。シーズン9の"Best Friends Forever"では、ソニー製の携帯ゲーム「プレイステーション・ポータブル(PSP)[注 7]」を買うために行列に並んでいた。
- ブラックフライデー3部作では、カートマンのXboxに対する愛着(執着)が描かれる。Xbox 360を所持するカートマンが描かれた最初のエピソードに、シーズン10の"Tsst"がある。
関連エピソード[]
脚本関連[]
脚本に関わるエピソード
| 画像 | 題名 | シーズン | |||
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"The Tooth Fairy Tats 2000" | シーズン4 | |||
| 邦題:抜け歯のちびっこギャング団 ある日カートマンの家に現れた歯の妖精は、いつもより多めの金額を置いていく。子供たちはさらに現金を手に入れるため、あれやこれやと画策する。 | |||||
| "The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers" | シーズン6 | ||||
| 邦題:18禁ロード・オブ・ザ・ビデオ 少年達は「ロード・オブ・ザ・リング」を地元のビデオ屋に返却する神秘なる冒険へと旅立つ。 | |||||
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"Best Friends Forever" | シーズン9 | |||
| 邦題:ケニーは救世主!? ケニーは突然の不幸な事故に遭い、死亡してしまう。カートマンはケニーの遺品を受け取れるように手を尽くす。 | |||||
| "Make Love, Not Warcraft" | シーズン10 | ||||
| 悪質プレイヤーにゲームをめちゃくちゃにされた子供たちは、自分たちの世界を取り戻そうとゲームにのめりこんでいく。 | |||||
| "Go God Go" | シーズン10 | ||||
| 進化論の教育を拒否するギャリソン先生に講師が派遣される。一方カートマンはWiiの発売を待ちきれず、冷凍睡眠を決意する。 | |||||
| "Go God Go XII" | シーズン10 | ||||
| 未来で戦禍に巻き込まれたカートマンは、Wiiを見つけ過去に帰ろうと奮闘する。 | |||||
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"A Song of Ass and Fire" | シーズン17 | |||
| 邦題:尻と炎の歌 ブラック・フライデーの日が近づくごとに、新しいゲーム機器をめぐる争いも激化していく。プリンセス・ケニーは報復として、カートマンの元を去った。 | |||||
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"Titties and Dragons" | シーズン17 | |||
| 邦題:パイオツとドラゴン ついにブラック・フライデー当日を迎えて、ショッピングモールの扉が開放された。Xboxかソニー社か、どちらのゲーム機器を買うかで拮抗状態にあった戦いにもいよいよ勝者を決する時が来た。 | |||||
| 脚本関連エピソード | |||||
その他関連[]
脚本に関わらないが、関連するギャグやアイテムが登場するエピソード
| 画像 | 題名 | シーズン | |||
| "Something Wall-Mart This Way Comes" | シーズン8 | ||||
| 邦題:ウォールマートがやってきた! 拡大を続けるスーパー「ウォールマート」からサウスパークを救うためにスタンとカイルが立ち上がる。 | |||||
| "Tsst" | シーズン10 | ||||
| カートマンの母リアンは、手の付けられない息子のしつけを子守り番組に依頼する。 | |||||
| "The List" | シーズン11 | ||||
| 男子生徒たちは、女子の作った人気者ランキングを手に入れる。その順位は意外なものだった。 | |||||
| "T.M.I." | シーズン15 | ||||
| 邦題:TMI 学校の掲示板に張りだされた内容にカートマンは激怒する。いつも怒ってばかりの彼はセラピーに送られる。 | |||||
| その他関連エピソード | |||||
関連項目[]
Phone Destroyer関連カード[]
| カード | テーマ | レア度 | 属性 |
|---|---|---|---|
霧雨のエルフ・カイル |
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| チャージ技:味方全員を4秒間無敵状態にする。 | |||
金鳳軒の店主 |
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| チャージ技:味方の動物を爆発させて、範囲内の敵に90(敵側のリーダーには45)のダメージを与える。 | |||
スタン・ザ・グレート |
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|
| チャージ技:敵の攻撃力を5秒間減少させる。 | |||
盾持つ乙女ウェンディ |
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|
|
| チャージ技:4秒間無敵状態になる。 | |||
ダークメイジ・クレイグ |
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|
| 範囲内攻撃。突撃:範囲内で最も遠方にいる敵の攻撃力を6秒間半減させる。 | |||
大ウィザード・カートマン |
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|
| チャージ技:付近の敵に強力な魔法で大打撃を与える! | |||
ならず者トールキン |
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|
| 突撃:付近の敵を攻撃する。 | |||
パラディン・バターズ |
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| 遺志:最も身近な味方かリーダーが3秒間無敵状態になる。 | |||
プリンセス・ケニー |
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| 遺志:自身を殺害した敵の攻撃力が5秒間ゼロになる。 | |||
ル・バード・ジミー |
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|
| 突撃:敵全員の最大体力を減少させる。 | |||
錬金術師スコット |
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| 攻撃対象とその周囲に88のダメージを与える。チャージ技:最も身近な敵3体を攻撃対象とする。 | |||
脚注[]
出典[]
- ↑ 1.0 1.1 "Black Friday (Season 17, Episode 7)". southparkstudios.com.
- ↑ "AV Club: South Park: "Black Friday"による批評". AV Club.com.
- ↑ "South Park: Black Friday reviewによる批評". IGN.com.
訳注[]
- ↑ "ブラックフライデー (買い物)". Wikipedia.
- ↑ "PS4". SONY.
- ↑ ゴスキッズが好むものの代表格として、タバコ、コーヒー、
陰鬱 な創作物、ゴシック作品を思わせる黒い服装や物体などが挙げられる。 - ↑ "METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN". Konami.
- ↑ "ドリームキャスト". SEGA.
- ↑ "Wii". 任天堂.
- ↑ "PSP プレイステーション・ポータブル". SONY.
| ホリディ・エピソード | |
|---|---|
| クリスマス | |
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| ハロウィーン | |
| "Pinkeye" | "Spookyfish" | "Korn's Groovy Pirate Ghost Mystery" | "Hell on Earth 2006" | "A Nightmare on Face Time" | "Goth Kids 3: Dawn of the Posers" | "Sons A Witches" | "The Scoots" | "Tegridy Farms Halloween Special" | |
| 感謝祭 | |
| "Starvin' Marvin" | "Starvin' Marvin in Space" | "Helen Keller! The Musical" | "A History Channel Thanksgiving" | "Black Friday" | "A Song of Ass and Fire" | "Titties and Dragons" | |
| 復活祭 | |
| "Fantastic Easter Special" | "Jewpacabra" | |
| その他 | |
| "Tom's Rhinoplasty" | "Credigree Weed St. Patrick's Day Special" | "Summer Sucks" | "Are You There God? It's Me, Jesus" | |
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|---|---|---|---|---|---|
| エピソードの要素 |
裏切りの庭園 • 王女ケニー • サウスパーク・モール • お触りエルモ • ソニーの社長 • 庭の所有者 • "Christmas Is Coming" | ||||
| ナビゲーション | |||||
| 発行物 |
South Park: The Complete Seventeenth Season | ||||






























