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トリビア[]
- マッケイ先生がPC校長の身辺調査をする場面で映った新聞パーク郡タイムズ(Park County Times)には、シーズン19のエピソードのほとんどが言及されている。
- 新聞の発行日2015年12月9日は、シーズン19の最終話が放送された日である。
- 大見出し"Inside the New SoDoSoPa"(ソドソパとは)と見出し"Gentrification: What it Means for You"(都市計画が人々に与える影響) - "The City Part of Town"への言及。
- "School Hires New Principal"(サウスパーク小学校に新任の校長着任) - "Stunning and Brave"でヴィクトリア校長の代わりにPC校長が着任したエピソードを示唆。
- "Surge of Canadians Invade South Park"(サウスパーク町のカナダ人難民危機)と"New Wall Proposed"((※国境に)新たな壁建設) - "Where My Country Gone?"の脚本を示唆。
- "Reality is Here, Or is He?"(『現実』は実在したのか?) - "Safe Space"に登場したキャラクターを示唆。
パーク郡タイムズの1面
- 主役4人がそろってエキストラとなったのは"Handicar"以来である。
参照される大衆文化[]
- ギャリソン先生が最近の出来事について話していたところに、ウェンディがプーチン大統領の話を持ち出す。彼女が懸念を示していたのは、2022年現在で社会的な問題となっている2022年ロシアのウクライナ侵攻およびその先導者ウラジーミル・プーチン大統領である。
- エピソードタイトルは、いわゆる東西冷戦――アメリカ合衆国とソビエト社会主義共和国連邦が最も緊張関係にあった時代が反映されている。1991年に同共和国連邦が崩壊すると同時に冷戦は終結したが、ロシアのウクライナ侵攻にはこの歴史と強い関連性がある[1][2][3]。
- マッケイ先生が主張するように、アメリカ合衆国内における核攻撃への恐怖心は集団心理として正常であり、さまざまな場面において散見される。従って核攻撃に備えた避難訓練(※英語版Wikipedia)が学校で行われるのはなんら不自然でない[4]。
- 本エピソードにおけるバターズの役割は、トレイ・パーカーの娘ベティ・ブギー・パーカー(Betty Boogie Parker)[注 1]との類似点がある。ベティもバターズと同じく、馬術競技大会での業績を保持している。
- PC校長によれば、マッケイ先生は1984年の映画「若き勇者たち」のVHS[注 2]を20本注文したようだ。同映画の内容は、コロラド州にロシア兵が侵攻するというものである。
- シーズン7のエピソード"Grey Dawn"は、同映画のパロディである。
- 本エピソードが放送された週に、ロシア連邦はウクライナの首都キエフを爆撃した。
- マッケイ先生は1989年の映画「レッド・オクトーバーを追え!」を200回ほど見たと発言した。
- バターズの両親が発したせりふ"Better Dead than Red"(共産主義者より死を選べ)は、冷戦時に流行した反共産主義のスローガンである。
- リンダ・ストッチがデイヴィ・ソロコフの馬に与えようとしていたのは、ロサンゼルス発の高級食料品店エレウォン・マーケット(※英語版Wikipedia)の自然食品である。
調理をするデイヴィの母親
- ソロコフ宅でデイヴィの母が調理していたのは、ベティ・クロッカー(※英語版Wikipedia)という食品ブランドのインスタント・パスタ食品「ハンバーガー・ヘルパー」(※英語版Wikipedia)である。
- 本エピソードでは「反戦」を主題とした実在の楽曲が多数使用されている。
- PC校長が訪ねる前にマッケイ先生が執務室で聞いていたのは、ピーター・ガブリエル[注 3]作の"Games Without Frontiers"である。
- 上半身裸のプーチン大統領が執務室で踊っていたのは、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド[注 4]作の"Two Tribes"である。
- スティング[注 5]作の"Russians"はエピソード終盤に描かれたマッケイ先生の演説で言及がされている。ナレーションと共に引用された歌詞は、エピソードに合わせて改変されている。
- 上記のほか、学校の避難訓練時にはワン・チャン[注 6]作の"Dance Hall Days"が、ソロコフ家が登場する場面ではロシア連邦国歌が背景に挿入される。
- マッケイ先生が旧型のコンピュータを使用してメッセージを送信する場面は、1983年の映画「ウォー・ゲーム」の模倣である。
- 北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)およびデフコン[注 7]に言及される場面は、上記映画で偽の核攻撃警報が発令された場面を示唆している。
- マッケイ先生がNORADにハッキングした際に使用していたのは、1980年代に普及していた自宅用コンピューター「コモドール64[注 8]」などにおいて主流のプログラミング言語BASIC(構造化以前)である。
- マッケイ先生の自室には、80年代を想起させる物品が散見される。
- 架空のキャラクターマックス・ヘッドルーム(※英語版Wikipedia)、音楽バンド「デュラン・デュラン」(1982年発売の楽曲アルバムRio)、ジョン・ランボー、マイケル・ジャクソン(楽曲『スリラー[注 9]』のミュージック・ビデオ)、ドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」、80年代当時のペプシコーラとMTVのロゴポスター
- ガーフィールドとスマーフのぬいぐるみ
- 3D眼鏡を装着した原寸大E.T.(映画『E.T.』)の人形
- パックマンの壁紙シール
- ゲーム機Atari 2600
- The California Raisins(※レーズンの擬人化キャラクター)
- アニメシリーズDino Ridersのキャラクター・ティラノサウルス(Tyrannosaurus rex)のマスコット人形
- D.A.R.E.(※非行防止運動)の壁紙シール
- 母親がマッケイ先生の自室に運んだのは、サニーD(※英語版Wikipedia)のオレンジジュースと、ステーキ風の駄菓子Steak-umm(※英語版Wikipedia)である。なおいずれの商品も実在する。
- エピソードの終盤には、1985年の映画「ロッキー4/炎の友情」の模倣シーンが多数ある。
- 馬から投げ出されたデイヴィが地面に落下した後、審判員が登場して、デイヴィに駆け寄ろうとするバターズを押しのける。プーチン大統領は側近らと目を合わせた後、デイヴィが敗者となった事実を受け入れた。この場面は、映画ロッキーにおいて主人公ロッキー・バルボア(Rocky Balboa)が対戦相手のイワン・ドラゴ(Ivan Drago)を打ち負かした際に、ソビエト社会主義共和国連邦における当時の最高指導者ミハイル・ゴルバチョフが側近らと視線を交わし合った場面の模倣である[5]。
- 国旗を肩に掛けたマッケイ先生が、「自分が変われるのならばあなた(ロシア人)も変われる」の演説をする場面は、ロッキー・バルボアが勝利の後でロシア人に向けた演説の模倣である[6]。
- 本エピソードに登場した審判員とリポーターは、同映画に登場したキャラクター・デザインを参照している。
制作上のミス[]
- デイヴィとバターズが対戦する最終決戦で、アナウンサーはデイヴィの名字をソロコフではなく「ソコロフ(Sokolov)」と呼んでいる。
- マッケイ先生が身辺調査のため参照にしたPC校長の履歴書には、業績(Achievement)を記す欄がある。しかし業績の項目に記載されていた有名人カイリー・ジェンナーの名前が「カイル・ジェンナー(Kyle Jenner)」と記されている[注 10]。
PC校長の履歴書
- メランコリーが暴走したためにデイヴィが落馬する場面で、彼の馬や背景のフェンスや植木、建築物の一部が遠近法に矛盾する。
脚注[]
出典[]
- ↑ "Cold War may have ended, but the battle never did". Fox News (2022年2月28日).
- ↑ "A new Cold War emerging as Russia launches full-scale invasion of Ukraine". The Conversation (2022年2月25日).
- ↑ "America in ‘Cold War 2.0’ With Russia, KT McFarland Says". The Daily Signal (2022年2月27日).
- ↑ "How 'Duck-and-Cover' Drills Channeled America's Cold War Anxiety". History (2019年3月26日).
- ↑ Rocky IV (11/12) Movie CLIP - Drago Goes Down (1985) HD
- ↑ Rocky IV (12/12) Movie CLIP - Everybody Can Change (1985) HD
訳注[]
- ↑ ヘザー・ウィリアムズやケリー‐アン・バローなど、ベティはサウスパークシリーズで声優を複数回務めている。
- ↑ "VHS". Wikipedia.
- ↑ "ピーター・ガブリエル". Wikipedia.
- ↑ "フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド". Wikipedia.
- ↑ "スティング (ミュージシャン)". Wikipedia.
- ↑ "ワン・チャン". Wikipedia.
- ↑ "デフコン". Wikipedia.
- ↑ "コモドール64". Wikipedia.
- ↑ "スリラー (曲)". Wikipedia.
- ↑ シーズン19中でカイル・ブロフロフスキーがケイトリン・ジェンナーと関連性を持つ場面が多く描かれていたため、このミスは意図された可能性がある。(参照:第1話"Stunning and Brave"、第2話"Where My Country Gone?")
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エピソードの要素 |
デイヴィ・ソロコフ • バターズ・ストッチ • マッケイ先生 • "Dance Hall Days" • "Games Without Frontiers" • "Russians" • "Two Tribes" • ロシア連邦国歌 | ||||
ナビゲーション | |||||
発行物 |
South Park: The Complete Twenty-Fifth Season |