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金峰軒きんぽうけん(City Wok)はトァン・ルー・キムが経営する中華料理店および小規模の商用航空である。シーズン6のエピソード"Jared Has Aides"で初登場した。

背景[]

トァン・ルー・キムの中国なまりにより、金峰軒(City Wok)がチンポウ軒(shitty wok)と聞こえるため、の住民らは軒並みこの名前を呼称している。

"Jared Has Aides"のエピソードが収録されているDVDのコメンタリーによれば、金峰軒はカリフォルニア州の都市ロサンゼルスに実在する。過去に同店で料理を持ち帰った経験があるサウスパーク・スタジオの制作陣は、許可を得てこの店をアニメの設定舞台とした。

金峰航空[]

金峰軒と同じく経営者はトァン・ルー・キムである。なお電話番号は金峰軒と同一であることは、スタンが金峰航空に電話を掛けたことによって発覚する。ルー・キムは電話を受けると、レストランの看板を航空のロゴに切り替えた上でパイロット帽子をかぶった。なお航空機は黄色の塗装がされた軽飛行機「セスナ[注 1] 432G」である。

マジック・ザ・チキンの戦い[]

サウスパーク小学校の用務員によって、金峰軒の地下室で違法で残虐な競技大会が催されていることが明かされる。入場者は5ドルを支払ったのち、カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング[注 2]」で戦う鶏たちを鑑賞する。

外観[]

City wok

カウンターに立つトァン・ルー・キム

金峰軒レストランの内外装は中国の文化を反映したものであり、店内は2つの仕切りで空間が区切られている。一方は客が料理を注文するカウンターがあり、トァン・ルー・キムは客から直接注文を取るか、電話を受ける。もう一方は食事の場であり、テーブルと椅子が設置されている。なおカウンターに掲示されている料理の名前は全て"City"で始まる。

登場回[]

  • "Jared Has Aides" - 主役たちがトァン・ルー・キムに新たな経営方針を提案する。
  • "Child Abduction is Not Funny" - マクダニエルズ町長が壁の建設を依頼しに訪れる。
  • "Krazy Kripples" - ティミージミーが図らずも強盗を働く。
  • "It's Christmas in Canada" - 金峰航空の経営者としてトァンが電話を受ける。
  • "Wing" - 中国のマフィア組織がウイングについて尋ねに来る。
  • "City Sushi" - 金峰軒の店主と寿司屋「金峰寿司」の大将とで、中国人対日本人のアジア人の縄張り争いが勃発する。
  • "Cock Magic" - マジック・ザ・チキンの戦いを観戦しに主人公たちが訪れる。
  • "The City Part of Town" - ソドソパができたことによって激減した客足を取り戻すために、トァンは児童に労働をさせる。
  • "You're Not Yelping" - 飲食店の評価者たちを追いだす運動に参加した後、不衛生に調理をした料理を客に提供する。
  • "Douche and a Danish" - 選挙運動の中止を試みたギャリソン先生が、支持者たちに追い掛けられる途中で金峰軒のそばを通り過ぎる。
  • "Bike Parade" - バイクパレードのスポンサーとなる。
  • "Let Them Eat Goo" - ネバネバ男が取引に訪れる。
  • "Pajama Day" - ルー・キムが店の前でブレイクダンス[注 3]を踊っている。
  • "City People" - ルー・キムが追い払おうとするも、都会人らは店への関心を持ちつづける。

トリビア[]

  • 標準中国語の吹き替え版では、店名が「鸡野家(発音記号:Jī yě jiāチー・イェー・チャ)」となっているが、この名前は日本国のファーストフード[注 4]店「吉野家」を基に考案された。なお、ルー・キムが繰り返し発するギャグ「鸡(ニワトリ)」は、売女や腰元女を意味する俗語としても使用される。


脚注[]

訳注[]

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