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直腸探査機(Anal Probe)は、来訪者が被験者の直腸に埋め込む80フィート(約25メートル)大の衛星設備である。

背景[]

初登場したエピソード"Cartman Gets an Anal Probe"では、カートマンが来訪者によって拉致らちされたあげくに探査機を埋め込まれる。しかしたびたびカートマンの尻から炎が噴き出ていたことから、この探査機にはどうやら不具合があった模様である。

来訪者たちは探査機を用いて被験者を操る。このためカートマンは意思に反して楽曲"I Love to Singa"を歌い、頬をバラ色に変色させて踊ることとなる。
 その後、誘拐された弟アイクを取り戻すために、カイルらがカートマンの探査機を利用する。来訪者をおびき出す場面にて、探査機の全体像が描写された。

"Cartman Gets an Anal Probe"以降は除去されたと思われた探査機だが、その後もカートマンの直腸内に設置されており、正常に機能していた。シーズン7の"Cancelled"で探査機はまたも不具合を起こし、さらにカートマンは再度宇宙人に誘拐される。
 しかしながらエピソードが進行するうちに、これらはすべて"Cartman Gets an Anal Probe"を再演しているだけだと発覚する。宇宙人からの逃避を図ろうとした主役シェフだったが、それぞれ妨害に遭い、シェフと4人は離れ離れとなる。
 探査機兼衛星であったこの物体により、銀河には地球を舞台としたリアリティ番組[注 1]が長きにわたって放送されつづけていた。さらには、リアリティ番組「地球」が、人気低迷のため打ち切り間際であると主役たちは知らされる。
 主役たちは銀河テレビ局の役職者を説得および脅迫して、番組の続行を決定させた。しかしながらまたしても除去はならなかったため、探査機兼衛星は現在でもカートマンの直腸内に存在している。

脚注[]

訳注[]

  1. "リアリティ番組". Wikipedia.