- サウスパーク町のスポーツチーム「サウスパーク・カウズ」とは異なる。
サウスパーク町の牛(Cows)とは、ビル・デンキンスが経営する牧場の乳牛たちである。シーズン1の"Cartman Gets an Anal Probe"で初登場後は、シーズン2の"Cow Days"および"Prehistoric Ice Man"、シーズン6の"Fun with Veal"、シーズン17の"Ginger Cow"、シーズン23の"Let Them Eat Goo"のエピソードで脚本上の重要な役割を務める。
その他の大半はエキストラとしての役割のみだが、サウスパーク小学校においてはスポーツチームのマスコットとなっている。
背景[]
"Cartman Gets an Anal Probe"では、エイリアンである来訪者の標的となった牛たちが、差し迫る危機から逃れようとあがく。しかしながら努力の
エピソードの終盤では、来訪者らに殺意があったわけではなく、カール(Carl)という新人乗組員の過失によって牛たちに危害が加えられていたことが明かされる。来訪者らは牛を地球上で最も賢い生き物であると認めると、人間にアニメーション番組『メリー・メロディーズ[注 1]』の楽曲"I Love to Singa"(歌唱:アル・ジョルソン[注 2])を歌い踊らせる装置を牛たちに贈る。
"Cow Days"では、牛たちを主役とした催しがサウスパーク町が開かれる。町には牛を模した巨大な時計が作られて、町民らは牛追い祭り[注 3]に似たイベントを開始する。これが「牛の暴走」の始まりでもあった。
牛たちは巨大な時計を盗みだすと、開けた場所まで持ち運び、牛時計を崇拝の対象とする。そのため[[連邦捜査局|連邦捜査官(FBI)局がこのカルト集団を解体しようとしたのだが、牛たちが崖から飛び降りて集団自殺を図ったために、任務は失敗に終わる。
シーズン5の"How to Eat with Your Butt"では、強制的に乳牛としての役割を負わされている様が確認できる。
"Fun with Veal"で牧場見学に赴いたサウスパーク小学校のスタンら4年生は、そこで子牛たちが食肉用に育てられていることを知る。子牛に同情した子供たちは、夜半に牧場へと侵入して子牛を盗みだし、スタンの自室に立てこもって抗議活動を始める。子供たちはつかの間、菜食主義者となり、周囲の関心を大いに集める騒動を起こすことになる。
"Ginger Cow"では、カートマンがいたずらを働き、赤毛の牛が実在すると周囲に装う。これにより、人間以外にも青白い肌と赤い体毛、そばかすを持つ動物が存在するとの誤解を生んだ。
外見[]
外見は、一般に認識される乳牛と同一であるとみて相違ない。黒、茶、白色の牛毛と、ピンク色の乳房を持つ。目は他のサウスパークキャラクターと同じく楕円形であり、短い角を持つ。
キャラクターデザインは初期シーズンからわずかに変更が加えられているが、唯一サウスパーク・カウズのマスコット「ムーイ(Mooy)」は原形を保っている。
ビデオゲーム[]
South Park: Phone Destroyer[]
カードとして配信されるほか、戦利品ロッカーに貼られた牛のポスターも確認できる。