火星(Mars)は太陽系の第4惑星であり、シーズン20を通して重要な設定舞台となった場所である。
背景[]
所有の電子機器を全て破壊されたことによって外部との連絡を絶たれたカートマンは、ハイディ・ターナーと交流を持つ。"Wieners Out"の前話"The Damned"でハイディがカートマンに自身の性器を見せた後、彼らは火星への移住を思いつく。
"Douche and a Danish"では、デンマーク王国に送るデニッシュを生徒たちで調理する際に、ハイディとカートマンがカフェテリアで火星が歌詞に含まれた楽曲を披露する。
"Fort Collins"で、ハイディとMバーガーで軽食を取っていたカートマンが火星に関する白昼夢を見る。夢に登場する火星は多数のビルが立ち並び、娯楽施設であるローラーコースター[注 1]も見えたが、ハイディがインターネット履歴を検索可能になるとカートマンが知って以降は、曇天と砂嵐にまみれた暗い印象へと一転する。
インターネット履歴の参照サイトトロール追跡ドットコムがついに一般利用可能になるという間際、"Oh, Jeez"でカートマンはハイディとともにスペースXへと向かい、インターネットが使用できない火星という環境に移動することで自らの過去を隠ぺいしようとする。
"Members Only"で、カートマンらはイーロン・マスクによってスペースX内を案内される。ところへ、女性嫌悪者から一転して改心したバターズ・ストッチが登場して、カートマンらと同様火星への移住に興味を示す。しかしながら、現在の技術力では移住は不可能であるとのちに判明した。
"The End of Serialization as We Know It"で、火星は再びカートマンの白昼夢として登場する。夢の中の火星では居住者のほとんどが女性であり、男性は人権を剥奪されて家畜化されていた。彼ら男性と同様にカートマンも男の1人として、精液搾取と笑いの種を提供する道具として女性に支配される。
登場回[]
- "Pinkeye" - カイルが太陽系を模した仮装をする。
- "Ginger Kids" - トールキンの課題発表時に短時間のみ登場する。
- "Wieners Out"
- "Douche and a Danish"
- "Fort Collins"
- "Oh, Jeez"
- "Members Only"
- "The End of Serialization as We Know It"
映画[]
- South Park: Post Covid: The Return of Covid(言及のみ)- エピソードの終盤、スタンが火星からサウスパーク町に帰還する。