本物へのこだわりクレディグリディ・ウィード(Credigree Weed)は、ブラック家が経営する大麻農場および住宅である。シーズン25のエピソード"The Big Fix"で初登場した。
背景[]
自身が経営する農場に人種的な多様性を取り入れる目的で、ランディ・マーシュはアフリカ系アメリカ人のスティーヴ・ブラックとパートナーシップを結ぶ。しかしながら、単なる多様性を得たいがためにスティーヴと契約したランディは彼が経営に介入してくるのを嫌がり、スティーヴの尊厳を著しく損なったためにパートナーシップはすぐさま解消される。
ランディの農場を去ったスティーヴは、ランディによってこけにされた自身のアイディアを持って大麻商品を開発し、マーシュ宅の近所に位置する農場に家族ともども移り住む。この行動に激怒したランディは、スティーヴの商品を偽物(phony)と非難することで、互いの間に生じた対立関係を確固たるものにした。
"Credigree Weed St. Patrick's Day Special"では、セントパトリックスデーに販売する商品をめぐってスティーヴとランディが対立する。当祝日は白人のためにあり、ブラック一家は文化の盗用をしていると主張したランディは、その後スティーヴに暴行を働いたために逮捕される。
ランディが逮捕された後、スティーヴはアイルランド系酒場を営むファーティ・オクールから途方もない量の注文を受ける。セントパトリックスデーに酒場の利用客に大麻製品を提供したいというオクールの願いをかなえるために、スティーヴは背に腹を変えられず、タオリーからテグリディ・ファームの商品を買い取った。
警察署から脱走したランディは、オクールの酒場に乱入して、スティーヴの商品が実はテグリディ・ファームの製品であったと暴露する。大麻製品を入れたビンのラベルの下にテグリディ・ファームの名前があると知った酒場の利用客は、一様に衝撃を受けたようだった。スティーヴは自身の農場とテグリディ・ファームの大麻を混ぜ合わせただけだと釈明する。
クレディグリディ・ウィードの評判を下げたランディは、自身の商品が大衆に利用されたとつかの間喜んだが、まもなくバターズを追って店に急行したパーク郡警察隊と、パトリキウスの降臨によって周囲の関心を奪われる。パトリキウスの言動は人々に不快感をもたらすものであったことから、酒場利用客はセントパトリックスデーを記念するランディらの特別製品から興味を失って退店する。
短編映画South Park: The Streaming Warsでは、スティーヴが水道管理人から事業の助言を受ける。農場に使用する水をデンバー市内の都会人に提供することで、クレディグリディ・ウィードはさらなる利益を計上できるという水道管理人の言葉をスティーヴは信用する。そこでスティーヴは息子のトールキンとその友人スタン・マーシュを雇って、おもちゃのいかだ1枚製作につき20ドルを払うと約束する。そしておもちゃのいかだを農場付近の河川から漂流させて、その水が確かにデンバー貯水池へ流れていると証明することに成功する。
ところがデンバーじゅうで問題視されていた干ばつは、マンベアピッグという悪魔によって意図的に引き起こされたものと示唆される。これを察知したスティーヴはすぐさま水利権に関わる事業から手を引いて、プール施設を運営するピーピーと対面する。
スティーヴはあくまで親切心からピーピーの元を訪れただけであったが、その際にピーピーが水道管理人およびマンベアピッグと共謀していた事実を知って
登場回[]
- "The Big Fix" - ランディに対抗するため、家族そろって引っ越しをする。
- "Credigree Weed St. Patrick's Day Special" - スティーヴがセントパトリックスデー用の商品を発売する。ランディが逮捕された後は、彼の大麻商品を買い取って転売する。
映画[]
脚注[]
訳注[]
- ↑ "ウォータースライダー". Wikipedia.