サウスパーク・アーカイブス Wiki
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小枝君(Mr. Twig)はギャリソン先生付きの元教員補助職員である。"Summer Sucks"から"Chef Aid"まで登場したが、その後姿は確認できていない。

背景[]

"Summer Sucks"の終盤で、小枝君はハーバート・ギャリソンの教員補助職員として初登場した。ギャリソン先生はかつての相棒であったハット君が行方不明となったために小枝君を代役に選んだのだが、クラスの生徒たちはあまり小枝君に興味・関心がなく、ただ「ハット君はいつ帰ってくるのか」とギャリソン先生に尋ねるばかりであった。
 その後も小枝君は継続して登場しつづけたが、何者か(もしくは単なる事故)によって暗殺されかけたエピソード"Chef Aid"が最終登場回となった。

同エピソードで留置場内へ拘束されたギャリソン先生だが、突如現れたハット君によって身柄を解放される。かつての相棒がついに自らの元へと戻ってきたために、ギャリソン先生はハット君か小枝君か、どちらを手元に置くべきかの選択に迫られた。
 葛藤するギャリソン先生を前に、小枝君は最初で最後の「せりふ」を発している。ハット君を選ぶようにとギャリソン先生の背中を押した小枝君は、フランスなまりの英語でさらに言葉を続けた――「愛情を測る指針などは存在しない。ただ感じるままに行動すればよいだけだ。望んだ相手を好きになれるならこれほど簡単なことはないが、それでは生きていたって退屈でしかない("Love isn't a decision, it's a feeling. If we could decide who we love, it would be much simpler, but much less magical.")」。
 その言葉を最後に、小枝君はギャリソン先生によって地面に放り投げられて、以降は再登場どころか2度と言及されることはない。

外見[]

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公式サイトに掲載された小枝君の画像

名前の通りただの枝であり、ピンク色の三角形が(※向かって)右胸にあたる部分に印刷された紫色のシャツを着せられている。。

ビデオゲーム[]

South Park: The Stick of Truth[]

下水道内で単なるゴミとして発見できる。なお、獲得アイテムの説明欄には「用済み(out of work)」と記載されているが、これは"Chef Aid"での出来事を踏まえたしゃれである。
 この他に小枝君の出番はなく、無論活躍する場面も皆無であるため、ハット君とは異なって友達になることはできない。

South Park: Phone Destroyer[]

ビッグ・ゲイ・アルキャラクターカードには、背景に映る壁に「小枝君はここにいたんだよ!("Mr. Twig was here!")」と落書きがされている。

登場回[]

  • "Summer Sucks" - ギャリソン先生の住人に小枝君を紹介する。
  • "Chef's Chocolate Salty Balls" - ギャリソン先生とともに姿を確認できる。
  • "Roger Ebert Should Lay off the Fatty Foods" - ギャリソン先生とともに姿を確認できる。
  • "Clubhouses" - スタンに助言をする。
  • "Cow Days" - ギャリソン先生とともに姿を確認できる。
  • "Chef Aid" - ハット君と再会したギャリソン先生に別れを告げられる。

トリビア[]

  • 小枝君のシャツに印刷されているピンク色の三角形は、同性愛者を象徴する図形である。元々はナチス収容所[注 1]にて収容された人々を罪状ごとに識別するために用いられており、ピンク色の逆三角形は男性同性愛者を識別するためのバッジとして使われていた[注 2]今日こんにちでもこの図形が同性愛者を指すことには変わりないが、同性愛を含む性的少数派の尊厳や権利を主張する活動などでは、自己を象徴する図形として多くの人に使用されている。そのため、この図形が持ち主のギャリソン先生ではなく小枝君の着衣に意匠として施されているのは、ギャリソン先生が周囲に公言していないゲイであることを示唆するものであり、また同時に、シーズン2を通して描かれた彼のキャラクター設定を象徴している。

脚注[]

出典[]

訳注[]

  1. "ナチス収容所". The United States Holocaust Memorial Museum.
  2. "ナチ強制収容所のバッジ". Wikipedia.


ギャリソン先生の助手
小枝君 | サービス君 | スレイブ君 | ハット君
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