予定外親子病院（Unplanned Parenthood Clinic）はサウスパーク町に存在する人工妊娠中絶を専門とする医療施設である。シーズン2のエピソード"Cartman's Mom is Still a Dirty Slut"で初登場したのち、シーズン5の"Kenny Dies"で再登場した。
背景[]
"Cartman's Mom is Still a Dirty Slut"[]
"Cartman's Mom is Still a Dirty Slut"に登場したクリニックの外観
自身の人生について思案を巡らせたリアン・カートマンは、思い直して当クリニックを訪れる。応対した受付係に妊娠期間を尋ねられたリアンは、中絶希望の胎児の年齢を8歳だと答えて受付係を困惑させた。中絶が可能な期間を超過していたため、受付係は当然ながらリアンの申し出を断っている。
"Kenny Dies"[]
"Kenny Dies"にて、手術医がミス・サンダースという患者に人工妊娠中絶を施行する準備に取り掛かる。その直前で医師は、堕胎した胎児の細胞をガン研究のために提供するように勧めた。テレビ番組の録画笑い[注 1]による雑音を気にしながらもミス・サンダースが同意したため、医師はテレビジョンの電源を切って手術を開始した。
術中の場面にて、鼻歌とともに何かを吸い上げる音が聞こえてくるが、直後に院内の廊下を清掃する職員の歌声と掃除機による音であると判明する。手術を終えた医師から胎児を受け取った看護師はそれをバイオハザードコンテナ[注 2]に移しかえると、幹細胞を研究するオルダー研究グループに運送するため、容器をトラックへと運び込んだ。
登場回[]
- "Cartman's Mom is Still a Dirty Slut" - リアンが人工妊娠中絶手術を受けに訪れる。
- "Kenny Dies" - 患者の承諾を得て、胎児の幹細胞がオルダー研究グループに輸送される。
- "A Ladder to Heaven" - 体内に入り込んだケニーを取り出そうとカートマンが当院を訪れる。
- "Woodland Critter Christmas" - ピューマの幼獣たちに人工妊娠中絶手術の施行法を学習させるために、スタンが当院を訪れる。
脚注[]
訳注[]
- ↑ "録音笑い". Wikipedia.
- ↑ "バイオハザードコンテナ 5.52L". 株式会社ミスミグループ本社.