サウスパーク・アーカイブス Wiki
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ヴェロニカ・クラブツリー
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シェフの元婚約者、ヴェロニカも参照のこと。

ミス・ヴェロニカ・クラブツリー(Ms. Veronica Crabtree)は、サウスパーク小学校でスクールバスの運転手を務めていたキャラクターである。シーズン123の間はメアリー・ケイ・バーグマンが声優を担当していたが、残りの3シーズンであるシーズン456イライザ・J・シュナイダーが役を務める。
 最終登場はシーズン8であり、エピソード中の死亡描写をもってサウスパークシリーズから退いた。

多くの女性キャラクターを演じるエイプリル・スチュアートはクラブツリーの声を担当していなかったが、彼女はシーズン8以前に行なわれたオーディションでクラブツリーの役柄を演じたとTwitterで発言していた。

背景

"Cartman's Mom is a Dirty Slut"のエピソード終盤でリアン・カートマンと性的関係を持っていた女性の1人であると発覚したため、クラブツリーは両性具有であるリアンとの間に子供がいる可能性が浮上する。つまりリアンの息子であるエリック・カートマンの真の母親がクラブツリーであるという可能性も同時に浮上したのだが、"201"でリアンが両性具有だという設定は完全に否定されていた。

サウスパークシリーズにおいてクラブツリーの役割はほとんどがエキストラだが、スクールバスの運転手として1度だけ主役級の役柄を与えられたエピソード"City on the Edge of Forever (Flashbacks)"が存在する。
 当エピソードでクラブツリーは、学校から子供達をバス停まで送り届ける予定だった。しかし彼女が幹線道路を外れて走行したために、最終的にバスは悪路によって進路が乱れて、崖のふちで車体を半分乗りだしたまま運転不可能となった。身動きをすればウサギを殺害すると子供たちを脅迫した後、クラブツリーはバスから降りて助けを呼びにいった。その間に子供たちは、過去の経験を振り返ってクラブツリーの帰りを待ちつづけた。
 クラブツリーは単身で幹線道路まで歩いて出ると、トラックを運転していた運送業者に助けを求めた。運送業者のトラックに乗ってさらなる救助を求めに向かったクラブツリーは、車内にあった薬物『ロフィプノール(通称:ルーフィーズ)[注 1][注 2]』をアスピリンと勘違いして服用する。しかし本来ならばあるはずの効用はまったく描写されておらず、クラブツリーはいくらか落ち着きを取り戻した程度で身体に異常は見られなかった。
 その後彼女は子供たちのことをすっかり忘れており、スクールバスの運転手からコメディアンへと転職して「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ」に出演していた。
 しかしエピソードの終盤で、彼女にまつわる一連の物語はすべて幻覚であると示唆される。エピソードで多数言及された過去のエピソードと同様に、クラブツリーがやり直したコメディアンとしての人生は、主役たちが見ていた悪夢の1つに過ぎなかったようである。クラブツリーとトラックの運転手は夕日の下で寄り添いながら、今の関係がすべて夢であると哀愁の面持ちで互いに認識をしあった。

スクールバスの運転手としてだけでなく、クラブツリーは性に関するジョークの種として描かれることがある。"Chef Aid"で多額の金銭が必要になったシェフは、売春目的でクラブツリーと関係を持つ。しかし彼女の器量が悪いため、シェフはクラブツリーに紙袋をかぶせることで顔を隠して行為に及んだ。
 2つ目のジョークは、クラブツリーの膣内に途方もない空間が広がっている、というものである。"Fat Camp"でこの設定が明かされた際は、ケニーが彼女の子宮内に閉じこもってまる6時間過ごすという企画が催された。クラブツリーはテレビ番組の出演に興奮しており、自身の女性器が周囲に注目されたのは16歳以来だと言って喜んだ。その後死体となったケニーの偽物を子宮から押しすと、クラブツリーは「だから長年使っていない膣内は危ないって言ったろう("I told you I was a tight virgin flower.")」と皮肉を込めた言葉を発している。なお彼女の子宮からはケニーの偽物のほかに、妊娠9年目と思われる男児の死体も流出した。

最後の生存エピソードは"The Simpsons Already Did It"である。彼女はいつも通りにスクールバスを運転していたが、キャラクターデザインがザ・シンプソンズ仕様に変更されており、驚いたバターズ・ストッチは悲鳴を上げてその場から逃走した。

"Cartman's Incredible Gift"で死亡したクラブツリー

"Cartman's Incredible Gift"で登場した殺人犯マイケル・ディーツに、クラブツリーと彼女の頭頂部に常駐する小鳥は殺害される。彼の嗜好しこうにより、左腕と左翼を剥奪されていた。
 現場を検証していたミッチ・マーフィ巡査は、「彼女は背景とほとんど同じキャラクターだから、いなくなったところで気に掛けるファンはいないだろう("She was considered an ancillary character. One the fans wouldn't miss much.")」と分析しており、ハリソン・イェーツ巡査部長が「確かに最近めっきり出番がなくなったが、何も殺す必要性などなかったはずだ("She may not have been in any recent episodes, but dammit she deserved better than this!")」と反論していた。これは明らかにメタフィクションであり、"Ginger Kids"以降にスクールバスの運転手がクラブツリーからホセ・ヴェネズエラに変更された設定に言及したものである。

脚注

訳注

訳注

  1. 催眠薬の一種だが、アメリカ合衆国では性的暴行を目的に使用する事件が多発したため、現在は違法薬物に指定されている。
  2. "Rohypnol: What Parents Need to Know". KidsHealth.
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