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類似タイトル: レズリー(類似するタイトル)

レズリー・マイヤーズ(Leslie Meyers)はサウスパーク小学校に通う4年生の女生徒であり、シーズン19では主要な敵として活躍したキャラクターである。"The Cissy"で初登場している。人間を装う広告媒体であると自らの正体を明かした後、"PC Principal Final Justice"でPC校長によって破壊された。

背景[]

レズリーは全校集会中に友人と雑談していたとして、PC校長からたびたび怒鳴りつけられていた。これはシーズン19中の定番シーンとなっており、たとえ私語を慎んでいたとしてもレズリーは叱責しっせきを受けている("Tweek x Craig")。

しかし"Naughty Ninjas"の終盤では、レズリーとPC校長の間に教員と生徒を超えた何かしらの関係があることが明らかになる。

"Sponsored Content"で、ニュースメンの本部に連れてこられたジミー・ヴァルマーはレズリーと対面する。レズリーはジミーを「特別な子供」と呼び、自分もまた特別な子供であるからこの場に連れられてきたと告白した。そこでジミーはレズリーが広告であることを見抜いたが、彼女が自分自身の正体にいまだ気付いていないものと思い込み、レズリーを担ごうとしているとしてニュースメンたちへ怒りをぶつけた。

ニュースメンによるレズリー殺害計画を知らされたジミーは、"Truth and Advertising"でレズリーを本部から逃がす手伝いをする。しかしそれはすべてレズリーのうそであり、彼女は自身の計画を遂行するためにジミーを昏倒こんとうさせて、身柄を拘束した。

外見[]

髪型はジェニー・サイモンズと似た黒い長髪である。黄色地の上着には黒と白でロボット(Redditのマスコットキャラクターであるスヌー《Snoo》に似ている)の頭部が描かれている。また緑色のズボンを履いており、大きな黄色のヘアバンドをしている。PC校長により頭部が破壊された際には、体内が青い液体と機材で満たされていることが判明した。

性格[]

一見して思いやりがあり友好的な少女であるが、レズリーは冷徹非道なキャラクターである。ニュースメンから自身の命を救った恩人であるジミー・ヴァルマーを殴り倒し、なんの迷いも見せずに己の計画を遂行するため、裏切りを働いていた。また人心操作に長けており、感情に訴えかけてカイルとジミーを操り、自身の都合のいいように行動を起こさせた。このように人間的な特徴を持たないレズリーだが、それでも驚きや喜びなどの人間的な感情はいくらか持ち合わせているようだ。

能力[]

音声操作[]

広告同様、彼女はどんな人間の声も模倣が可能だ。PC Principal Final Justiceでのバラク・オバマ大統領が一例である。本来の声質は機械的で、外見以上に冷たい。また広告と同じく、彼女は人間・非人間どちらの姿も取ることができる。PC校長に殺害された時は血を思わせる青い体液を持つことが発覚した。

人心操作[]

広告と同じく、彼女もまた狡猾で人を操る傾向がある。正体を知られているにもかかわらず、レズリーはジミーにニュースメンたちの手から逃れるよう協力させた。冷静沈着で理性的なカイルですらも彼女が広告などではないと信じ込ませた。

ジャミング[]

通信を妨害し、広告を挟み込むことができる。この能力を使ってニュースメンらの気をそらし、レズリーは彼らによる監視を妨害した。これにより彼女はジミーを誘惑する十分な時間を得る。

怪力[]

天井に穴を開けるほどの驚異的な力でもってジミーを打ちのめし、意識混濁させた。なおその間の行動において彼女は表情一つ変えていない。またPC校長からの猛攻に一時耐えられるほどの耐久性も持っている。

関係性[]

ジミー・ヴァルマー[]

レズリーとの会話を通し、その事務的な返答からジミーは彼女が広告だと気付いていた。それにもかかわらず"Truth and Advertising"でレズリーの策略にはまり、彼女の殺害計画を立てているというニュースメンたちから守ろうとした。しかしながら彼女は、スーパー・スクール・ニュースに広告を紛れ込ませるためにネイサンを使役して、ジミーを欺く。

PC校長[]

単に「友達と雑談に興じていた」という理由だけで全校集会中に4回も叱責しっせきを受けていたため(うち2回はまったくのぬれぎぬであった)、PC校長に対する感情はよいものではなかった。しかし"Naughty Ninjas"で単なる学校長と生徒の関係ではないことが示唆される。それからのちのエピソード"PC Principal Final Justice"ではPC校長によって正体を暴かれたあげく、サウスパーク・ガン・ショーの会場で校長の手によって機能停止させられた。

カイル・ブロフロフスキー[]

"Truth and Advertising"でカイルの自宅を訪れたレズリーは、彼に助けをこう。なぜならばカイルの言葉には人を動かす影響力があり、またカイルに好感を持っていたからだとレズリーは告白する。それを聞いたカイルはレズリーを守ると決意する。同時にジミーが死亡し、PC校長が倒すべき敵だというレズリーの言葉を信じ込んだ。レズリーから吹き込まれた「事実」を友人たちにも広めたあと、カイルはレズリーとともにサウスパーク・ガン・ショー会場へと向かう。

ピンク色の上着を着た少女[]

常に行動をともにしていたことから、彼女はレズリーの親友であった可能性がある。全校集会の場でもよく雑談に興じているほどの親しい間柄のようだが、レズリーが広告であることを彼女が知っていたかどうかは明かされていない。

登場回[]

  • "Ginger Kids"(エキストラ)
  • "Let Go, Let Gov" - 学校の運動場で姿を確認できる。
  • "The Cissy"(エキストラ)
  • "Where My Country Gone?" - 体育館で友人と雑談中にPC校長から叱責しっせきを受ける。
  • "You're Not Yelping" - 廊下にてエキストラとして登場する。
  • "Safe Space" - 体育館で友人と雑談中に、再びPC校長から叱責を受ける。
  • "Tweek x Craig" - 体育館で姿を確認できる。今度は友人と雑談もせずただ座って全校集会に参加していただけだが、それにもかかわらずPC校長から叱責を受けている。
  • "Naughty Ninjas" - またも雑談していない状況であったにもかかわらず、PC校長から叱責を受ける。のみならず警察に通報までされている。しかしエピソードの終盤でPC校長との関連が示唆されており、さらに何かしら町に関わる大きな陰謀の中心人物であるらしき疑惑も浮上する。
  • "Sponsored Content" - 初めてせりふが与えられる。ニュースに紛れた広告を探す能力テストが言及される場面にて、レズリーの存在が話題に上る。実際にレズリーと対話することで、ジミーは彼女が人間を装った広告媒体であることに気付いた。しかしレズリー当人が自身の存在意義を自覚しているかは明言されていない。
  • "Truth and Advertising" - 自動車の広告を介入させることでニュースメンたちの監視から一時的に逃れて、レズリーはジミーの説得にかかる。命の危険にさらされているというレズリーの言葉を信じたジミーは、ニュースメンの監視下からレズリーが逃走を図る手伝いをした。しかし学校新聞の編集長である彼を口封じしたいがために、レズリーはジミーを裏切って監禁する。それからカイルの元を尋ねて、「真実」を伝える代わりに自身の身を援護するようにカイルへ約束させた。
  • "PC Principal Final Justice" - PC校長を敵だとカイルに信じ込ませることができたが、最後は他ならぬPC校長の手によって、レズリーはガン・ショー会場にて始末される。と同時に、世界を広告で埋め尽くすという彼女の使命もついえた。

脚注[]


端役(シーズン19)
200人のメキシコ人妊婦 | PCブラザーズ | Yelpの投稿者たち | アジア人の女生徒たち | ヴィン・ディーゼル | ウェザース | カナダの壁の警備員 | カナダの大統領 | クラッシ | 現実 | シャーロット | シャーロットの兄弟 | シャーロットの姉妹 | シャーロットの祖母 | シャーロットの母 | シリア難民の子供 | ジジ・ハディッド | ジミー・ファロン | スティーヴン・セガール | ソドソパ忍者 | タマスジナメタロウ先生 | ダビード・ロドリゲス | デミ・ロヴァート | トーマス(シャーロットの父) | ニュースメン | ピンクの上着を着た少女 | ブライアン・ボイアント | ホールフーズ・マーケットの代表 | ホールフーズ・マーケットの店員 | レズリー・マイヤーズ

関連項目: シーズン19 | 端役一覧(シーズン19)

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