ラッシュ(Rush)は、カナダのプログレッシブ・ロック[注 5]音楽グループであったが、現在は解散している。シーズン15のエピソード"Royal Pudding"でサウスパークのキャラクターとして登場する。
背景[]
カナダ王子の妃が誘拐された後、ラッシュは妃に敬意を込めて楽曲"Like a Fart in the Wind"を演奏する。妃の身を憂いたカナダ国民が楽曲の途中で多数自殺を図り、またラッシュのメンバーであるアレックス・ライフソンも曲の最後に拳銃自殺を遂げる。仲間の死を受けて、ゲディーはその場に泣き崩れる。
上記でラッシュが演奏したのは、エルトン・ジョンの楽曲"Candle in the Wind"のパロディ曲である。もともとエルトンは女優マリリン・モンロー[注 6]のために制作したのだが、その後再制作をして故ダイアナ妃(1997年没)への哀悼曲とした。
サウスパーク25周年音楽コンサートでは、ゲディー・リーとアレックス・ライフソンが特別ゲストとして招かれる。
サウスパークシリーズのキャラクターとなった2人は、大きなテレビジョン画面に映しだされ、直前に演奏された楽曲『ブレイム・カナダ』に対して不快感を示す様子が描かれる。そして直後に入場した2人は、マット・ストーン、プライマスとともに楽曲"Closer to the Heart"を演奏する。
トリビア[]
- 短編エピソード"Lil' Rush"はラッシュを基に制作されており、カートマンはゲディー・リーを想起させるカツラをかぶっている。
- サウスパークシリーズのカナダ人とは異なり、ゲディー・リーには鼻が描かれている。