メイベル・ルイーズ・カートマン(Mabel Louise Cartman)はエピソード"Roger Ebert Should Lay off the Fatty Foods"で初登場したキャラクターであり、エリック・カートマンにとっては母方の祖母にあたる。ハワード・カートマンと結婚したのち家族を築いた。
背景[]
メイベルの初登場はエピソード"Roger Ebert Should Lay off the Fatty Foods"である。チーズプーフのテレビコマーシャルに出演したカートマンは、チーズプーフの主題歌の歌いながら友人・親戚に電話を掛けて、テレビジョンの画面にに注目するよう促した。
その後のエピソード"Merry Christmas Charlie Manson!"では、メイベルを含む親戚一同が登場している。彼女の娘であるリアン・カートマンは、息子のカートマンとその友人のスタン・マーシュ、カイル・ブロフロフスキー、ケニー・マコーミックを、実家であるアメリカ合衆国#ネブラスカ州へと連れてきた。メイベルの登場時間は長くないが、過去の登場回と比較すれば脚本に影響を与える重要な役割を担っている。
この集まりにおいて、カートマンはメイベルとの対面を非常に喜んでいた。彼女は孫に会うと必ず贈り物を与えるからである。しかし当エピソードでメイベルが贈ったものはとりわけて特徴のないシャツであったためカートマンを落胆させた。このことから、メイベルには認知症の兆候が確認できるため、高齢者向け介護施設での福祉支援が必要である旨が示唆された。
親戚一同での食事会には、刑務所で服役中の息子ハワード・カートマンもビデオ通話を介して出席していたが、彼は同室者であったチャーリー・マンソンと脱獄を図り、自らの家族を人質に取った末に再逮捕されている。
それからのち"Cartmanland"のエピソードでメイベルの葬儀が行なわれたが、彼女の死因は不明である。参列したカートマンは葬儀が土曜日に行なわれたことに憤慨しており、「(※メイベルが)死んだ時みたいにさっさと終わらせろよな("It didn't take her this long to die.")」と愚痴をこぼしていた。
ところが、遺産分与の場面になるとカートマンの機嫌は直っていた。メイベルは多額の金銭を貯蓄していたのだが、娘や息子はろくな用途を知らない("Just spend it on crack")という理由でほぼ全財産をカートマンに相続させる旨の遺書を書いていたからである。すぐに財産を譲り受けたカートマンは、遊園地を買い取って自身が所有者となった。
脚注[]
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