マギー・イェーツ(Maggie Yates)は、パーク郡警察署で巡査部長を務めるハリソン・イェーツの妻である。夫の仕事に対して非常な理解を示すだけでなく、彼の心身を常に案じており、献身的である。そのためハリソンが警察職員という職業を続けている理由の1つともなっている。
シーズン8の"The Jeffersons"で初登場した際も、マギーはハリソンを励ましており、裕福な黒人を逮捕するという彼の信念を貫くように説得した。
外見[]
薄茶色の髪は癖がついており、黄色のヘアクリップで前髪を2つに分けている。紫色のカーデガンの下には青い開襟シャツと赤いスカーと、灰色のタイツを着用しており、耳飾りをつけている。
シーズン25の"Pajama Day"では、紫色に縁取られたピンク色の大きな上着を着ており、ハートが描かれた紫色のズボンと、同色のスリッパを履いている。耳飾りはつけていない。
性格[]
マギーは夫ハリソンにとって非常に献身的な妻である。彼女自身は夫の職業に対して憂慮しており、また仕事に関して打ち明けたがらない夫に不満を表す場面が時おり見受けられるが、結局はハリソンの意思を尊重している。シーズン22の"Time To Get Cereal"では夫とともに遊んでいたビデオゲームを1人でも進めていたことから夫と口論となる。この時の進ちょく具合から察するに、マギーはゲームが夫よりも得意であると言える。またゲームを先に進めていたことで夫に責められてもひるまなかったことから、彼女はそれ相応に強い意志を持っていることが分かった。
シーズン20の"Not Funny"では、インターネットの閲覧履歴を参照および他者と共有しないように、ハリソンから強く念押しをされる。彼女にそのそぶりは一切見られなかったが、ハリソンはそれでもなおマギーに注意喚起しつづけた。
夫のハリソンと同じく、マギーも人種差別主義者である。彼女は黒人をすべて犯罪者とみなしており、名声を得るに不相応な人種と信じ込んでいる。
アイルランド系のなまりを持つことから、彼女の先祖はアイルランド人であった可能性がある。
家族[]
ハリソン・イェーツ[]
マギーは夫のハリソンに心を砕いており、警察職員という職業柄、夫の心身に危険が及ぶ可能性を案じている。けれどもハリソンの仕事には理解を示しており、それだけでなく誇りを持って働きつづけるように勧めている。彼女は警察職員を夫の天職であると考えている。裕福な黒人を犯罪者として逮捕することがハリソンの生きがいであるが、マギーもハリソンの思想を支持している。またシーズン19の"You're Not Yelping"で描かれたように、飲食店の批評をするというハリソンの趣味にも賛同を示していた。
なおシーズン8の"Cartman's Incredible Gift"で、夫婦の間に息子がいるとハリソン自身から言及があった。
せりふの引用[]
- "I'm twice the man you are now"
マギー・イェーツ: "Not another word of that kind of talk, Harrison Yates. Believe me I would love nothin' more than to have you quit the force and no longer have to worry about whether or not you're comin' home. But I know you. Framin' rich black men for crimes they didn't commit is in your blood. Wipin' that rich, smug smile off their faces is the only thing that puts a smile on yours. You're a good cop, Harrison Yates. You don't have to question that. Because I'm here to tell you." "The Jeffersons"より
トリビア[]
- マギーが夫の姓名を明かすまで、ハリソンは他のキャラクターや警察職員から「ハリス刑事(Detective Harris)」と呼ばれていた。
脚注[]
- ↑ ""South Park" The Jeffersons (TV episode 2004)". IMDb.com.