- 類似タイトル: マイケル(類似するタイトル)
マイケル(Michael)は——サウスパークのアニメシリーズ中で放送されたエピソードに限っては——もっとも登場回数の多いゴスキッズメンバーである。シーズン7のエピソード"Raisins"で初登場した。
背景
"You Got F'd in the A"でマイケルは、他のゴスキッズたちとは異なる方針でもってスタンのダンスチームに参加を表明した。その後、彼はヤオという少年と任意の少女(のちに選ばれたのは、レーズンズで接客係をする女性店員メルセデスだった)をチームに引き入れるように提案している。
"The Ungroundable"で再登場した際は、サウスパーク・ヴァンパイアクラブの集団と自らを周囲に混同されて迷惑をこうむったため、同グループのリーダーであるマイク・マコースキーを誘拐したあと、心臓に
"T.M.I."では、怒りを抑制できない人間が通うセラピーの参加者として登場する。「怒りの衝動が大きく抑えのきかない男性はペニスの寸法が小さい」という仮定のもと集められた集団の中に属していたことから、マイケルの性器は同年代の平均よりも小さい可能性がある。
"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"では、両親によって問題児であると見なされたヘンリエッタが更生保護施設へと入所させられた結果、ゴスキッズたちの宿敵であるエモへと変貌する。この事態を重く見たピート、ファークル、マイケルは児童保護サービス[注 1]に相談を持ち掛けに赴いたが、施設の職員は一連の出来事を児童虐待とは判断しなかった。
その後、マイケルはビッグル宅を訪ねてヘンリエッタを説得しようとするが、すでに彼女はエモの思想にとりつかれており、マイケルの説得をきかないどころか、彼を含めた全世界の人間をエモに変えようともくろんでいた。
説得を諦めて帰宅したマイケルだったが、「普通の子供」に戻すという名目で、今度は彼が両親によって更生保護施設に送られることになった。しかし仲間たちの助力を得て施設から抜け出したマイケルは、今度こそヘンリエッタの説得に成功して、彼女を「普通の」ゴスキッズへと戻すことができた。
犯罪歴
ゴスキッズによっての集団犯罪と、マイケルのみの単独犯罪が存在している。
- 放火:"The Ungroundable"中で、マイケルたちゴスキッズは、服飾店ホットトピックに火を放って店内を燃やし尽くした。
- 殺人未遂/誘拐:"The Ungroundable"にて、マイケルたちゴスキッズはサウスパーク・ヴァンパイアクラブのリーダーであるマイク・マコースキーを誘拐して殺害計画を立てる。しかしながらマコースキーが吸血鬼ではないと自ら認めたため、殺人はやめてアリゾナ州のスコッツデールまで彼を輸送することにした。
- 薬物使用/未成年の喫煙:未成年であるにもかかわらず、マイケルはタバコを吸う姿だけでなく、幻覚作用を起こさせるためにせき止めシロップを乱用する姿が描かれている。
- 人質強要行為/テロリズム:"T.M.I."で怒りの感情を促進させる組織に参加したマイケルは、フェデックスオフィス[注 2]を占拠して、職員および利用客を人質にとった。
- 反逆/騒乱:スーパーヒーロー英雄伝シリーズでは、メンバー全員がクトゥルフカルト教の信者となり、巨大な怪物クトゥルフに傾倒した。しかしこの怪物の実態を知った彼らは、のちに宗教組織から脱退している。
ビデオゲーム
South Park: Phone Destroyer
脚注
出典
- ↑ ""South Park" Raisins (TV episode 2003)". IMDb.com.
訳注
ゴスキッズ |
ピート・テルマン • ファークル・スミス • ヘンリエッタ・ビッグル • マイケル 追加情報: "Raisins" • "The Ungroundable" • "Goth Kids 3: Dawn of the Posers" |