サウスパーク・アーカイブス Wiki
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ブロードウェイ・ブラザーズ(Broadway Bros)はスティーヴン・ソンドハイム、スティーヴン・シュワルツ、アンドルー・ロイド・ウェバー、エルトン・ジョンらから成るブロードウェイ・ミュージカルの劇作家集団である。彼らは集団で行動しつつ、女性から接待を受ける飲食店フーターズを主な活動場所にしている。また彼らは執筆した脚本の中に「フェラチオ」という言葉をそれと分からぬように忍ばせて、ミュージカル劇を鑑賞した女性が性的欲求に走るように人心操作を施している。

ブロードウェイ・ブラザーズは"Broadway Bro Down"で登場した際に、ランディが制作するミュージカル劇「顔射の女王("Splooge-Drenched Blowjob Queen")」の存在を知る。ミュージカルにかこつけて女性を操っていた事実が明るみになれば、今まで培ってきた世間からの信頼や自身の名誉が剥奪されると危惧したソンドハイムたちは、演劇を中止させようとランディを脅迫した。

出会った当初ランディとソンドハイムとの関係性は険悪を極めており、互いに決闘("bro-down")を申し込むほどであった。しかしその決闘で相互に尊敬の念を抱いていることを知ると、一転してランディはブロードウェイ・ブラザーズの一員として歓迎され、ミュージカル劇の脚本について助言を受けるようになった。そうして完成した演劇の題名が「白衣の女」である。
 しかしこの演劇が最終的に公開されたのかどうかは定かでない。というのも、ランディは娘のシェリー彼氏とミュージカル「ウィケッド」を鑑賞しにいったと知ったためである。ミュージカル劇を見終えたシェリーが、年齢不相応の性経験をする未来をランディは阻止しなければならなくなったのだ。

スティーヴン・ソンドハイム[]

Stephen Sondheim

"Broadway Bro Down"に登場したスティーヴン・ソンドハイム

スティーヴン・ソンドハイム(Stephen Sondheim)は著名な作家であり、「ウエスト・サイド物語[注 1]」、「スウィーニー・トッド[注 2]」、「ジョージの恋人[注 3][注 4]」、Merrily We Roll Along[注 5]の他にも数々の有名作を手掛けている。エピソード中において、ソンドハイムは「存命する最も偉大なブロードウェイ劇場のコンポーザーであり、恐らく今後もその座を譲ることはないだろう("the greatest Broadway composer alive today, perhaps the greatest of all time")」と評された。
 ランディとは決闘("bro-down")をへて和解したのち、彼の制作するミュージカル劇の脚本に助言を与えて、意識下で女性の心情を操作するための暗号「サブテキスト」を脚本に盛り込ませた。
 ソンドハイムの服装はアメリカンフットボール・チーム「ピッツバーグ・スティーラーズ[注 6]」のユニフォームであり、黒・黄・白色の混色ジャージーである。かぶっている帽子も同色であり、またスティーラーズのロゴが明記されている。

スティーヴン・シュワルツ[]

Stephen Schwartz

"Broadway Bro Down"に登場したスティーヴン・シュワルツ

スティーヴン・シュワルツ(Stephen Schwartz)もまた著名な作家であり、Godspellやランディとシャロン——のちにシェリーラリー——が鑑賞に行った「ウィケッド[注 7]」などのミュージカル劇を制作した。
 シュワルツの服装はTシャツであり、デザインは"Chick Seat"という言葉の上部に赤い矢印が印刷されている[注 8]

アンドルー・ロイド・ウェバー[]

Andrew Lloyd Webber

"Broadway Bro Down"に登場したアンドルー・ロイド・ウェバー

アンドルー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)も上記2名と同じくブロードウェイ・ミュージカル劇における成功者であり、「オペラ座の怪人」や「キャッツ」などの有名作品を制作した経歴を持つ。
 ブロードウェイ・ブラザーズに加入した後は、ランディに助言を与える1人となってサブテキストの使用方法を伝授したのち、元のタイトルであった上で、演劇の題名を「顔射の女王(Splooge-Drenched Blowjob Queen)」から「白衣の女(The Woman in White)」に変更させた。
 ウェバーの服装は紫色のフード付きパーカーである。

エルトン・ジョン[]

Broad Elton John

"Broadway Bro Down"に登場したエルトン・ジョン

個別ページ: エルトン・ジョン

エルトン・ジョン(Elton John)はブロードウェイ・ミュージカルの音楽を手掛けた著名な音楽家であり、代表作にLestat: The Musical[注 9]や「ライオン・キング[注 10]」がある。
 なおエルトン・ジョンはサウスパークの過去エピソード"Chef Aid"に登場しており、さらには同エピソードの宣伝のためにコメディ・セントラルによって制作されたモキュメンタリー楽曲アルバムの伴奏を担当した。
 服装は赤色で長い袖のジャージーであり、赤いレンズ付きの黒縁サングラスを着用している。

脚注[]

訳注[]

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