サウスパーク・アーカイブス Wiki
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ジョージ・“ファークル”・スミス(Georgie "Firkle" Smith)は、シーズン7のエピソード"Raisins"で初登場した園児であり、ゴスキッズの最年少メンバーである。

背景[]

多くの人間を「洗脳されたナチ党員(N*** conformist cheerleaders)」と称するファークルは、「個人よりも国家の意志を優先する全体主義者」とはかけ離れている様子だ。しかしながらシーズン17の"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"でファークルは、自身の信条を捨ててエモキッズの仲間入りをしている。これはエモキッズを支配する何ものかが世界を支配しようとしていると信じたからであるが、これが単なる思い込みであると知ると、ファークルは理由もなしに仲間のゴスキッズを裏切ってしまったことにショックを受けた。
 その後のエピソードでは初登場時の外見に戻っており、さらには他のゴスキッズと行動を共にする場面が描かれているため、ファークルは再びゴスキッズのメンバーとなったと言える。

犯罪歴[]

  • 放火シーズン12の"The Ungroundable"中でファークルたちゴスキッズは、服飾店ホットトピックに火を放って店内を燃やし尽くした。
  • 殺人未遂シーズン14の"Mysterion Rises"でファークルはミステリオンを殺害しようとしたが、実際に殺人を決行したのは、彼が入信していたカルト宗教の長であった。
  • 殺人未遂/誘拐:"The Ungroundable"にて、ファークルたちゴスキッズはサウスパーク・ヴァンパイアクラブのリーダーであるマイク・マコースキーを誘拐して殺害計画を立てる。しかしながらマコースキーが吸血鬼ではないと自ら認めたため、殺人はやめてアリゾナ州のスコッツデールまで彼を輸送することにした。
  • 薬物使用/未成年の喫煙:未成年(5~10歳)であるにもかかわらず、ゴスキッズはタバコを吸う姿だけでなく、幻覚作用を起こさせるためにせき止めシロップを乱用する姿が描かれている。
  • 反逆/騒乱スーパーヒーロー英雄伝シリーズに登場するピートたちゴスキッズはクトゥルフカルト教の信者であり、世界征服をもくろむクトゥルフらに協力する姿勢を見せた。ただしカルト集団およびクトゥルフに失望したゴスキッズは、この後宗教団体から脱退している。
  • 銃器法違反/銃器を用いての脅迫:"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"でファークルは銃口を向けながらマイケル、マイク、ピートを脅迫する。彼は少なくとも6歳に達しておらず、従って銃を所持する年齢に満たない。

才能[]

音楽[]

シーズン9の"Erection Day"では、ゴスキッズのメンバーと音楽バンドを組んでおり、学校主催の披露会でドラムを演奏する姿が描かれた。

武器の取り扱い[]

自身の思うとおりに物事が運ばないとなると、ファークルは武器を用いて敵対者を威嚇する。"Mysterion Rises"では刃物を取り出してミステリオンを脅し、"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"ではヴァンプキッズと仲間であるはずのゴスキッズを拳銃で脅迫した。実際に人を殺害する場面は描かれたことがないが、ファークルはSouth Park: Phone Destroyerで手に持つナイフを常に所持している。

外見[]

Kid goth

"The Ungroundable"では、平時の服装で校舎裏の階段に座っていたところ、他の生徒に「小人(※蔑称)」と呼ばれる。
 黒く柔らかい髪は右側に前髪をかき分けている。黒紫色の口紅をつけており、目の周囲を黒く縁取るなどの化粧を施している。服装は黒のトレンチコートに黒いズボン、黒い靴である。

"The Ungroundable"で全体主義者と同様の服装をすると決めた際は、暗い水色のドレスシャツにカーキ色のズボン、白い横線の引かれた灰色の靴を身につけていた。

South Park: The Stick of Truthエピソードで学校に不法侵入した際には、かつてヨーロッパに実在した民族「バイキング」の仮装をしていた。俗にバイキングの特徴とされている角のついたヘルメットをかぶり(マイケルも同様のかぶり物をしているが、意匠は大きく異なっており、ファークルのヘルメットの方が派手である)、照りのある緑色のマントを羽織っている。

"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"でゴスキッズに自身がエモになったと明かした際は、紫色に染色していた地毛を黒いつけ毛で隠していた。エモキッズとしてのファークルは、灰色のドクロと水玉模様が描かれた濃灰色のTシャツを着用しており、複数の色の腕輪を身につけていた。

短編映画South Park: Post Covidに登場した際は成人しており、かつての面影を全く追えないほどに外見が様変わりしていた。
 ゴスキッズである時は、肌が青白く見えるほどに化粧を施していたが、成人した彼にその様子は見られず、自然な色合いの肌が確認できる。前髪はキンダーガーテンの当時と似ている部分もあるが、側頭部の髪はそり上げている。目の周りの縁取りは、涙を流した後のように下方へ垂れ下がる黒線が見られる。眉付近にはピアスを開けており、頰はこけており、腕には一面に入れ墨を入れている。

画像[]

性格[]

他のゴスキッズと同様に、ファークルの性格は陰気であり、皮肉屋であり、虚無的である。自身を悲劇の主人公に見立ててうぬぼれる様子が描かれるが、これはゴシックファッションを好む若者における典型的な特徴である。
 エピソードで描写される代表的な言動の1つ目は、"Mysterion Rises"で飛び出しナイフを手にミステリオンへの殺意を見せたことである。彼はクトゥルフカルト教を盲信しており、自らに他者の命を奪う資格があると信じ込んでいた。
 1つ目は、"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"で仲間のゴスキッズを裏切り、世界征服をもくろむエモたちへの生贄いけにえにしようとしたことである。ファークルは自分自身の目的のために、大切であるはずの仲間の命をまるで顧みなかった。
 これらの常軌を逸した言動が描かれることで、ファークルがゴスキッズの中で最も「全体主義者」から遠いキャラクターであると読み取ることができる。

ビデオゲーム[]

South Park: The Stick of Truth[]

サウスパーク小学校内で、他のゴスキッズとともに姿を確認できる。「PTA Problems」のクエストを達成すると、プレーヤーSNSを介してファークルおよびゴスキッズと友達になれる。

South Park: The Fractured But Whole[]

他のゴスキッズとともに、ヘンリエッタの寝室で姿を確認できる。ファークルたちと共に写真を撮るために、プレーヤーはゴスキッズの望む儀式を完遂しなければならない。

South Park: Phone Destroyer[]

ニュートラルカードとしてゲーム中に登場する。

登場回[]

  • "Raisins" - 鬱状態となったスタンは、ファークルたちゴスキッズとの付き合いを始める。
  • "You Got F'd in the A" - マイケルがスタンのダンスグループに参加する場面で姿を確認できる。
  • "Quest for Ratings" - 他のゴスキッズとともにせき止めシロップを過剰に摂取する。
  • "Best Friends Forever" - 携帯ゲームのために列に並ぶケニーの背後に姿を確認できる。しかしカートマンによって列の並びが乱された。
  • "Erection Day" - 楽曲"Talent Shows are for F***"を学校の披露会にて演奏する。
  • "Breast Cancer Show Ever" - レッドに「エモキッズ」と声を掛けられる。スタンとの会話後、他のゴスキッズとともにウェンディとカートマンの決闘を見物する。
  • "The Ungroundable" - 吸血鬼を模した服装が流行した際、ヴァンプキッズとゴスキッズを周囲から混同されて怒りを見せる。これを機に、ファークルたちは吸血鬼ファッションの流行を終わらせようと躍起になる。
  • "Mysterion Rises" - クトゥルフカルト教に入信してミステリオンと対立する。
  • "Coon vs. Coon & Friends" - クトゥルフを信仰したところで世界が何も変わらないと考えたファークルたちは、クトゥルフの弱点を教えることでミステリオンに協力の姿勢を見せる。
  • "Butterballs" - スタンが作成したいじめの撲滅を呼び掛ける動画内で、階段に座る姿を確認できる。
  • "Goth Kids 3: Dawn of the Posers" - エモキッズの仲間となり、ゴスキッズに裏切り行為を働く。
  • "Black Friday" - ゲーム機を欲しがるスタンから遊びに誘われる。最初は断ったものの、後にファークルたちはスタンの勧誘に乗った。
  • "A Song of Ass and Fire" - スタンの味方陣営となった姿が数場面のみ描かれる。
  • "Titties and Dragons" - レッド・ロビンで姿を確認できる。
  • "Fort Collins" - ハイディの寝室に飾られた写真に写っている。
  • "Oh, Jeez" - ハイディの寝室に飾られた写真に写っている。
  • "The End of Serialization as We Know It"(言及のみ)- トロール追跡ドットコムのウェブサイト上で名前を確認できる。アイク・ブロフロフスキーはSNS上でファークルと連絡を取り合っていた。
  • "Franchise Prequel" (写真のみ) - バターズのFacebook上で、友達の一覧に含まれていた。
  • "Hummels & Heroin" - 学校のカフェテリアにて、演説をするマーカス・プレストンに賛同を見せる。
  • "The Scoots" - 電動スクーターに乗りながらハロウィーンの行事に参加する。
  • "South ParQ Vaccination Special" - ヘンリエッタ、マイケル、ピートとともにコロナウイルスワクチンのこん包を解く。

映画[]

脚注[]

出典[]

訳注[]


ゴスキッズ
ピート・テルマンファークル・スミスヘンリエッタ・ビッグルマイケル
追加情報: "Raisins" • "The Ungroundable" • "Goth Kids 3: Dawn of the Posers"
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