サウスパーク・ヴァンパイアクラブ

引用

サウスパーク・ヴァンパイアクラブ

別名

ヴァンプキッズ

分類

派閥

職業

学生、ヴァンパイアクラブの運営・保持

宿敵

ゴスキッズ

性別

男、女

構成員一覧

メンバー1

• マイク・“ヴァンピア”・マコースキー

メンバー2

• ケイティ・“ブラッドレイン”・ジェルソン

メンバー3

• "ヴラッドミア"

メンバー4

• ライアン・エリス

メンバー5

• アニー・バートレット

メンバー6

• ラリー

メンバー7

• アリソン・メルツ

メンバー8

• 名前不詳の黒吸血鬼

メンバー9

• "レイヴィクロウ伯爵"

元構成員一覧

元メンバー1

バターズ・ストッチ

元メンバー2

サラ・コリンズ

登場回

初登場

"The Ungroundable"

登場回数

4

サウスパーク・ヴァンパイアクラブ（South Park Vampire Society）とは、ヴァンパイアを自称して着飾るサウスパーク小学校の生徒たちから成るグループである。シーズン12のエピソード"The Ungroundable"で初登場したのち、シーズン17の"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"でエピソード上重要な役割を務めた。

背景[]

ヴァンプキッズは吸血鬼をモチーフとしたファッションや著作品、とりわけスティファニー・メイヤー作の長編小説シリーズ「トワイライト」に熱中する子供たちの集団である。彼らはプラスチックの牙をつけたり、血の代わりにクラマトジュース（トマトジュース）を飲んだり、ブランド店ホットトピックで購入した衣服を身につけて、あたかも本物のヴァンパイアであるかのように振る舞っている。校内では運動場や体育館にたびたび集まって、ヴァンパイア会議をしている。

ヴァンプキッズは自らを3つの種族に分類している。1つ目は霊能（psychic）タイプ、2つ目は血を栄養源とする真吸血鬼（sanguinarian）タイプ、3つ目が先の2つを掛け合わせた複合（hybrid）タイプである。これらは民間伝承でもよく知られているヴァンパイアの種族名であるが、この他にも派生するタイプがあるのか、また主要なメンバー以外がどの種族に当てはまるのかは明かされていない。

ヴァンプキッズの中にシリーズ上で活躍する主要なキャラクターはほとんど皆無だが、彼らなりの合格基準を満たした生徒のみを仲間に引き入れているようだ。メンバーの数は日に日に増幅しており、ついにゴスキッズたちの目にも留まるようになった。ヴァンプキッズとゴスキッズの服装が酷似していることで、まったく関係がないにもかかわらず同一視されることに、ゴスキッズは怒りを募らせていく。

問題解決の策としてゴスキッズたちはまず、リーダーであるマイク・マコースキーを誘拐して、都市スコッツデールへと強制送還した。集団の長さえいなくなればグループの結束力は弱まるだろうと踏んでのことだったが、それでもなおヴァンパイアたちは増えつづけた。いよいよ敗北を認めかけたゴスたちへ、ヴァンパイアとなったバターズが接近する。バターズはヴァンプキッズとの付き合いをほとんどしていなかった上に、ヴァンパイアのまん延も単なる流行の1つと考えていたが、一方で自身は本当の吸血鬼になったと思い込んでいた。

自らに掛けられた（と思い込んでいる）ヴァンパイアの呪いを解くために、バターズはヴァンプキッズの根城であるホットトピックを壊滅させるようにゴスたちへ助言する。そしてゴスたちを伴って店内に入ると、ライターとスプレー缶を使って火を起こし、店に放火をして閉業に追い込んだ。

GothKids3DawnOfThePosers00027 — ヴァンパイアクラブのメンバーである黒人の男性

"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"時点でヴァンパイアクラブは再結成がされており、彼らは宿敵なるゴスキッズメンバーのピートとファークルが割り込んでくるまでは、会議室で集会に興じていた。エモとその他類似するグループとの違いが認識できるのはヴァンプキッズしかいないと踏んで、ゴスキッズは彼らに助けを求めた。リーダーのマイク・マコースキーと黒人男性のヴァンパイアはこれを受け入れて、降霊会を開いてエドガー・アラン・ポーの魂を召喚する計画を立てた。