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バターズ・ストッチ
画像
別人格
関係性


レオポルド・“バターズ”・ストッチ(Leopold "Butters" Stotch)はサウスパーク小学校の4年生であり、シリーズの主要キャラクターである。シーズン6では一時的に出番のなくなったケニーの代替えキャラクターとなり、登場回数の増加とともにキャラクター設定が付加されていった。バターズはいわゆる純真無垢な子供であり、その性格ゆえにカートマンの格好な餌食となっているが、一方で2人が親友同士であるかのような描写も見受けられる。設定の一部は、番組のアニメーション・ディレクター兼プロデューサーであるエリック・スタウの人柄が元となっている。

背景

バターズはシーズン初期のエピソードである"Cartman Gets an Anal Probe"で初登場したが、当初はエキストラであり、初めてせりふが与えられたのはシーズン2の"Roger Ebert Should Lay off the Fatty Foods"であった。その後のエピソードや映画South Park: Bigger, Longer & Uncutでも登場の際にせりふをあてがわれている。

シーズン3からシーズン5にかけてもバターズは時おり登場するが、役割に若干の変化が見られる。"Two Guys Naked in a Hot Tub"では社会的弱者のように描かれていたが、"Hooked on Monkey Fonics"で生徒のいじめに加担していた。

シーズン5の最終エピソードにて「本来の意味」での死を迎えたケニー・マコーミックの代わりに、バターズはスタン・マーシュ、カイル・ブロフロフスキーエリック・カートマンの仲間に引き入れられる("Jared Has Aides")。バターズがグループの一員になったことを記念して、脚本家たちはバターズの人物像に焦点を当てたエピソード"Butters' Very Own Episode"を制作した。エピソード内では、バターズの父親がバイセクシャルであったことや、その事実を知って正気を失った母親の姿などが描かれるが、終盤では結局何事もなかったかのように物語が完結した。

バターズはグループ内でやっかい者とされている事実に気付いている。カイル、スタン、カートマンはバターズに対する冷遇を隠そうとせず、彼がグループにどれだけ不適合な存在であるか繰り返し問いただしていたからである。とりわけカートマンはその傾向が強く、バターズをさいなむことに一種の喜びを見出しているようだ。"Jared Has Aides"ではバターズのふりをして両親に悪質な電話を掛け、勘違いをした親から懲罰を受けるバターズを見ては楽しんでいた。スタンたち3人はバターズにケニーと同じ格好をさせたり、「ケニー」もしくは「ケニーじゃないやつ(Not-Kenny)」と呼ぶなどして、友人の不在をなんとか埋め合わせしようとしていたようだ。

バターズはさらにあと4話分のエピソードに登場したが、内2話はいじめられる以上に不当な扱いを受けている。"Freak Strike"の終盤で、バターズは集団暴行を受けそうになった(が、代わりにカートマンが標的になった)。そしてついに"Professor Chaos"で、バターズは仲間から外されている。理由は「ダサすぎる("too lame")から」というものであった。
 この出来事によりプロフェッサー・カオスという人格が誕生した。プロフェッサー・カオスはかつての友人グループや社会全体に対して復しゅうを誓うが、その報復内容はすべてアニメシリーズのザ・シンプソンズですでに放送されているものであった。またカオスの行動に注目する人物は1人もいなかったのだが、彼は気付いていない。バターズはもう1つの人格をスタンに明かしたことがあったが、スタンはバターズがゲイであると勘違いをしただけだった。

グループからは外されたバターズだが、それでも主役3人の親しい友人としてエピソードに登場しつづけた。一方、シリーズに再登場したケニーは出番が減りつづけた。主役たちからの扱いはまるで改善しなかったが、バターズは友人として彼らに尽くしつづけた。そのようにしていればいつか相手に受け入れてもらえる、という希望があったのかもしれない。シーズンが新しくなるにつれて友人関係に変化が見られるので、ある意味でバターズの行動は正しかったと言えるだろう。
 例えば"Tsst"のエピソード内でスタン、カイル、ケニーは、カートマンと行動するよりもよほど仲が良さそうにバターズと遊んでいる様子が描かれている。同様に"Casa Bonita"で、カイルはカートマンの代わりにバターズを自身の誕生日パーティーに招待しており、カイルがカートマンよりもバターズを好いていることがうかがえる。というのも、カイルはカートマンの非道な上に加虐的で自分勝手な性格や、ユダヤ人に対して持っている偏見などを毛嫌いしているため、彼の行動はむしろ当然の結果と言える。

上に述べたような経緯があるにもかかわらず、バターズは時おりカートマンの相棒のような役割を担うことがある。カートマンはバターズの親切心と扱いやすさに目をつけて、自身のたくらみを実行するためにバターズを利用する。バターズはカートマンに裏切られ、虐げられることがあるが、それでも無条件でカートマンに付き従っている。
 しかしそれとは対照的に、"AWESOM-O"にてブリトニー・スピアーズの格好をして踊るカートマンの姿をバターズがビデオにとり、サウスパーク小学校の生徒たちと鑑賞してカートマンをからかいの対象とするというエピソードも存在する。

バターズはメキシコ合衆国では名の知れた有名人である。"The Last of the Meheecans"でカートマンの家を目指していたところ迷子になり、バターズは車にひかれかける。その際の「亡命先」がバターズをメキシコ人と勘違いしたカップル2人の家だった。彼らはバターズを「モンテキーヤ(スペイン語でバターの意)」と名付け、使用人として雇い入れた。
 その後バターズはエル・ポロ・ロコレストランに置き去りにされたが、メキシコ人の従業員を伴ってメキシコに入国する。その結果としてバターズはメキシコ人にとって愛国心の象徴的存在となった。裸でメキシコ人たちの前に現れた際、腕を上げるごとにメキシコ人たちが歓声にわくのを目の当たりにしたことにより、バターズは彼らの忠誠心を理解する。
 カートマンによって亡命者に仕立て上げられたバターズだったが、アメリカ合衆国の国境警備隊はバターズの入国を許し、バターズは晴れてテキサス人対メキシコ人のゲームに勝利した。功績は友人たちにも知られるところとなり、おまけに2週間以上も家を出ていたことについて両親からとがめられることはなかった。

名前

バターズは当初、台本や絵コンテ上で「ポンポン("Puff Puff")」や「スワンソン("Swanson")」などと呼称されていた。シーズン2のエピソード"Conjoined Fetus Lady"序盤にスタンから言及があったことで、音声でのみ名前が明らかとなる。その後名前が変更され、シーズン3の"Two Guys Naked in a Hot Tub"でバターズはダギーと並び正式に名前が公開された。バターズのニックネームはサウスパークのアニメーションディレクターであるエリック・スタウが元となっている。

"Roger Ebert Should Lay off the Fatty Foods"で初めてせりふがあって以降、バターズの声はマット・ストーンが担当している。最初期はどもりがちで南部なまりのある口調だったが、シーズン3のエピソード"Two Guys Naked in a Hot Tub"で現在のような話し方に変更された。

関係性

シャーロット

WhereMyCountryGone067.png

バターズがシャーロットと出会ったのは、シーズン19のエピソード"Where My Country Gone?"である。国境をめぐる問題でカナダ人アメリカ人との関係に亀裂が生じると危惧きぐした男子生徒たちは、カナダ人の女生徒とアメリカ人の男子生徒が性交(Hot Cosby[注 1])によって結ばれれば和平関係が保たれると考えた。そこで男子生徒の代表として選抜された(※実際はゲームの敗者となって役目を負わされた)のがバターズである。
 望まない関係を強制されたバターズは乗り気でなかったものの、シャーロットと交流を深めるうちに彼女に好意を抱くようになった。そして互いに気持ちを確かめ合った2人は恋人同士になり、急がず恋愛関係を徐々に発展させていくことで絆を深めていくと決める。
 その後、の都合によりカナダへと帰ることになったシャーロットだが、別れ際に「に着いた後で連絡をするね!(I'll Skype you when I'm home, my love!)[注 2]」と告げていたことから、"Where My Country Gone?"以降も2人の恋愛関係が継続していくことが示唆されている。

"Tweek x Craig"では、"Where My Country Gone?"でシャーロットが告げた通り、Skypeアプリ[注 3]を使って通話をする2人の姿が確認できる。さらに"PC Principal Final Justice"でもバターズはSkypeアプリで彼女に電話を掛けており、"baby"や"honey"という愛称で呼び掛けていた。
 しかしながら、バターズとシャーロットの恋愛関係は"Wieners Out"にて突如終わりを迎えた。男女の性差をめぐる問題がぼっ発したために、2人はこの騒動に巻き込まれる。女性側の主張に同意を示したシャーロットは突如バターズとの連絡継続を打ち切った。

ビデオゲーム

South Park: Phone Destroyer

非登場回

脚注

出典

  1. "AWESOM-O"にて誕生日の言及有り
  2. ""South Park" Two Guys Naked in a Hot Tub (TV episode 1999)". IMDb.com.

訳注

  1. シーズン19の第1話"Stunning and Brave"にて言及された流行語であり、本来は婦女暴行を意図して「ホット・コスビー(Hot Cosby)」と呼ばれた。なお、このコスビーとは、婦女暴行の罪で起訴されたコメディアンのビル・コスビーに由来する。
  2. Where My Country Gone?/台本内のせりふから引用
  3. "Skype". Microsoft.


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