ハリウッドのエリート(Hollywood Elites)は悪魔教の崇拝者であり、子供を好んで食う食人集団——とQアノンが主張している実体不詳の組織である。シーズン24の"South ParQ Vaccination Special"で言及されており、エピソードを通してQアノンは彼らの計画を阻止しようとしていた。
背景[]
実在不明のこのカルト集団は、政治家やハリウッドの上層階級者で構成される。ジェフリー・エプスタインが児童売春で有罪判決を受けた折に、存在がささやかれるようになった。ハリウッドやワシントン在住のエリートたちによってエプスタインの悪事が密告されたためである。その後、拘置所に送還されたエプスタインが首つり自殺を図ったために、上流階級によって口封じが行なわれたともささやかれるようになった。エリートたちは自身の地位を守るためにアドレノクロムを欲しており、この薬物によって得た力で民衆を意のままに操っている。民衆がエリートたちの思惑に気付き抵抗を示すまで、Qアノンは活動を続ける意向である。
Qアノンはエリートたちがコロナワクチンに洗脳チップを埋め込んでいると信じているため、ワクチンの配布を阻止しようとした。自らの思想を広めるためにチュータノンという家庭教師サービスを開始して、彼らも子供たちの洗脳を始める。その結果影響を受けた子供たちによって、チビQティーズという派生集団が誕生した。
ハリウッドのエリートたちは、少なくともサウスパークの世界では実在が示唆されている。ボブ・ホワイトが彼らの思惑を阻止しようとした時、彼は何者かからアニメーション技術によって操作されて、巨大なペニスへと変化させられた。
この出来事によって、一国の大統領から凡庸な教師へと戻ったはずのハーバート・ギャリソンは、かつて自身が送っていた平凡な人生に返ることはもう不可能だと悟った。そのため彼は上流階級の1人として、この問題と見えない敵に対処すると決断する。住民がエピソードを通して待ち望んでいたワクチンを町に供給することを決めたギャリソンは、イスラエル航空をして町の大人全員に足るワクチンを町へと運び入れた。疫病から町は救われたが、ギャリソンの計らいによって、くしくも町民はエリートを迎合する結果に終わった。
最終シーンにおいて、ハット君とともにギャリソンは職場である学校の教室に戻ってくる。そして天井を見上げて、「大変ご苦労様でしたね、見下げ果てたこの子供殺しが(“Nice doing business with you, you little child-murdering pedophiles.”)」とエリートたちへ言葉を投げ掛けた。
外見[]
ハリウッドのエリートたちは暗色のローブを身にまとっている。
トリビア[]
- ボブ・ホワイトは地下室のホワイトボードに以下の有名人の写真を張り付けている。
- オプラ・ウィンフリー
- ジョージ・クルーニー
- トム・ハンクス
- エレン・デジェネレス
- マット・ストーンとトレイ・パーカーは1998年公開の映画BASEketballの告知ポスターに登場
- ヒラリー・クリントン
端役(シーズン24) | |
---|---|
アンソニー・ファウチ | イスラエル航空の職員 | ウォルグリーンの薬剤師 | ウォルグリーンの用心棒 | オリーブ色のベストを着たヒスパニック少年 | カートマンの新しい仲間 | クラブ好きの中国人たち | 車椅子の老婦人 | コウモリ | コミュニティーキッズ | サービス君 | 首席科学顧問 | ジェイク・アンジェリ | ジェフリー・エプスタイン | ジェームズ(ビルド・ア・ベア・ワークショップ) | セフ・ファーマン | センザンコウ | 速達配送員の男性 | チビQティーズ | チビQティーズの金髪少女 | チュータノン | ハリウッドのエリート | パンデミックの研究員たち | ミスター・マッカーサー | ミラード・アンダーソン | モイラ・マッカーサー | Qアノン | Qアノンの女性家庭教師 |