サウスパーク・アーカイブス Wiki
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センザンコウ(Pangolin、Scaly Anteater)は、鱗甲目りんこうもくに属する哺乳動物である。多くはアジアやアフリカ大陸での生態が確認されている。かつてはコロナウイルスの感染拡大防止に有用であると見なされることもある[注 1]シーズン24のエピソード"The Pandemic Special"にて、脚本上の極めて重要な役割を与えられた。

背景[]

コロナウイルスの自然宿主がコウモリである可能性に気付いたランディは、中華人民共和国での旅行でコウモリを用いて自慰行為をした経験を思い出す。この記憶によりランディは、コロナウイルスの世界的蔓延まんえんを引き起こしたのが自分自身であると信じ込んだ。
 その後のニュースにより、真の自然宿主がコウモリでなくセンザンコウの可能性があると発覚すると、ランディはセンザンコウでも自慰にふけった事実を思い出す。逮捕を恐れたランディは、サウスパーク・ウイルス研究所に侵入して、専門家たちから実験対象となっていたセンザンコウを盗みだした。

研究対象が盗難に遭ったことに、専門家たちはすぐに気付いた。彼らはすぐに捜索にあたり、やがてビルド・ア・ベア・ワークショップまでセンザンコウとともにやってきたランディを探しだす。専門家たちはランディから研究動物を奪い返そうとしたが、それよりも前にカートマンがランディからセンザンコウを強奪する。
 学校での授業再開に不満があったカートマンは、コロナウイルスによるパンデミックが収束しなければよいとさえ考えていた。そのため彼は、パンデミック解決の鍵であるセンザンコウをビルド・ア・ベア・ワークショップの廃棄処理機器で殺そうとする。しかし、元の生活に戻りたいと嘆くスタンを見たカートマンは思い直し、センザンコウを専門家たちに返すと決めた。
 専門家にカートマンがセンザンコウを手渡す間際、突如その場に乱入したハーバート・ギャリソン大統領が、火炎放射器で専門家もろともセンザンコウを焼き尽くした。恐怖に駆られて逃げ惑う町民たちに向けて、ギャリソン大統領は来たる選挙[注 2]への投票を呼び掛けてその場を去っていった。

脚注[]

訳注[]

  1. "コロナウイルスとは". 国立感染症研究所.
  2. "2020年 米大統領選開票速報". Reuters Graphics.
端役(シーズン24)

アンソニー・ファウチ | イスラエル航空の職員 | ウォルグリーンの薬剤師 | ウォルグリーンの用心棒 | オリーブ色のベストを着たヒスパニック少年 | カートマンの新しい仲間 | クラブ好きの中国人たち | 車椅子の老婦人 | コウモリ | コミュニティーキッズ | サービス君 | 首席科学顧問 | ジェイク・アンジェリ | ジェフリー・エプスタイン | ジェームズ(ビルド・ア・ベア・ワークショップ) | セフ・ファーマン | センザンコウ | 速達配送員の男性 | チビQティーズ | チビQティーズの金髪少女 | チュータノン | ハリウッドのエリート | パンデミックの研究員たち | ミスター・マッカーサー | ミラード・アンダーソン | モイラ・マッカーサー | Qアノン | Qアノンの女性家庭教師
関連項目: シーズン24 | 端役一覧(シーズン24)

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