ジャンブー(Jambu)、またの名をウィルジャック(Wilzyx)で知られるのは、デンバー市郡の水族館で曲芸対象となっていたシャチの名前である。シーズン9のエピソード"Free Willzyx"で登場した。
背景[]
"Free Willzyx"で、主役と彼らのクラスメートたちは、シャチのジャンブーが月からやってきた地球外生命体であり、元の名が「ウィルジャック」であると信じ込んだ。これはデンバー・シーパークでパフォーマンスショーの進行役を務めていたブライアンとマイクが作り出した偽の設定であり、子供たちをだまそうといたずらを仕掛けたからである。
ジャンブーを月に帰郷させようと計画した子供たちは、デンバー・シーパークからクライド・ドノヴァンの自宅へとジャンブーを移動させて、しばらくは裏庭のプールでかくまっていた。そしてメキシコ合衆国ティフアナのロケットで月へと打ち上げられたジャンブーは窒息死し、月面で今も死体をさらしつづけている。
その後のエピソードでトム・クルーズが月に打ち上げられた時点でもジャンブーは月表面に横たわっており、現在では彼と同じ体勢で横たわるトム・クルーズとともに宇宙に存在している。
形態[]
一般的なシャチの見た目と変わりなく、全身は主に黒色で、腹部のみ白い。また赤い口内が描かれる場面もあった。
トリビア[]
- ジャンブーのキャラクターデザインや館内での役割は、フロリダ州に実在する水族館シーワールドで飼育されているシャチ「シャムー(英語版Wikipedia)」が元となっている。さらに本エピソードのタイトル"Free Willzyx"は、オスのシャチ「ケイコ」を起用した映画「フリー・ウィリー」からとられたものである。
- また、ケイコは一生の大半をメキシコの首都メキシコシティで過ごした。本エピソード上でもメキシコ合衆国は重要な役割を担う舞台として登場しており、恐らくケイコの生きざまそのものが脚本に影響を与えたものと思われる。
登場回[]
- "Free Willzyx" - 月の元住人であると信じ込んだ主役とそのクラスメートたちによって、ジャンブーはロケットで「帰郷」させられる。
- "201" - トム・クルーズとともに、死体となって月面に横たわっている。
- "Coon 2: Hindsight" - トム・クルーズの死体とともに再登場する。
脚注[]
訳注[]
- ↑ "シャチ(Orcinus orca)". ZUKAN.
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