シーザー・ミラン

シーザー・ミラン
キャラクター情報
別名	ドッグ・ウィスパラー（The Dog Whisperer）
性別	男
人種/分類	ラテン系アメリカ人
髪	灰色
年齢	55
生年月日	1969年8月27日
職業	犬の調教師
声優	トレイ・パーカー
ウィキペディア	シーザー・ミラン
登場エピソード
初登場	"Tsst"

シーザー・ミラン（Cesar Millan）は、メキシコ合衆国出身のアメリカ人であり、犬の調教師である。シーズン10のエピソード"Tsst"に登場した。

背景

シーザーは息子のしつけに悩むリアン・カートマンの依頼を受けたキャラクターの1人である。多くの子守り（ナニー）がカートマンからの嫌がらせを受けて精神的・感情的損傷を負って仕事を放棄したが、シーザーはカートマンを人間ではなく犬として扱うことによって彼の反抗的な態度を矯正させることに成功する。シーザーの仕事ぶりに感動したリアンは彼とより深い関係になることを望んだが、シーザーはリアンを単なる依頼人の1人としてしか見なしておらず、カートマンへのしつけの仕方を指導した後はすぐに次の仕事をするためカートマン宅から立ち去る。
　誘いを断られたリアンは意気消沈して、しつけの続行を諦めたため、カートマンは再び元の邪悪で身勝手なふるまいをする子供へと戻る。

外見

灰色の髪はとがったように整形されており、眉毛とヤギひげは黒く、また顔にはイボが描写されている。
　服装はポケットが2つついた紺色の上着で、袖はまくり上げられている。ズボンはラクダ色で、靴は黒色である。顔は面長で、犬を支配できるほどに体格がよい。

性格

サウスパークシリーズに登場する多くの有名人とは異なり、人格を尊重されたキャラクター性を保持している。結果、彼の立ち振る舞いのよさがカートマンの邪悪な性格を凌駕（りょうが）していたため、シーザーはカートマンの心理的な操作をいっさい受けなかった。日頃の行ないを鑑みれば、カートマンが人種差別をする対象ともなり得たが、そのような描写がエピソードに関わる要素にはならなかった。

トリビア

• サウスパークに登場する有名人は、過去のスキャンダルや人種、人格などをからかいの種として描かれることが多いが、シーザーは異なる（ただしカートマンはシーザーを揶揄（やゆ）する意図でもって「メキシコ人」と呼んだり、「タコス販売機（Taco Vendor）」と不適切なあだ名をつけた）。
  • カートマンはシーザーの調教方法を批判（厳密には単に民族性の否定）しているが、これは2007年1月に表面化したシーザーの調教姿勢による批判を制作者側が描写した可能性がある。
• 実在するシーザーは、YouTubeで"Tsst"のエピソードを視聴する動画を投稿しており、その中でエピソード中に描写された自身の人物像はかなり正確であると感想を述べた。