サウスパーク・アーカイブス Wiki
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サンタクロース(Santa Claus)は、世界的に有名なクリスマスの象徴である。サウスパークシリーズに登場するキャラクターにおいては、トレイ・パーカーが声優を担当する。陽気な性格と赤・白の衣装が特徴的であり、また主役たちとは友人および仲間であるため、クリスマスに関するほとんどのエピソードで登場する。
 サウスパークシリーズにおいてはイエス・キリストとは友人および宿敵関係にあり、他のキャラクターと同様に人間であるかのように描写がされてきたが、"Imaginationland"のエピソード内で空想世界に住む架空のキャラクターであることが明かされた。

背景[]

サンタクロースが初めて登場したのは、短編アニメーションThe Spirit of Christmasの1作目である"Jesus vs. Frosty"だった。
 友人のカートマン(当初の名前はケニー)を雪だるまに殺害された少年たちは、生命の危機を感じてサンタクロースに助けを求める。しかしそのサンタクロースは雪だるまが擬態していたもので、うっかり近づいた少年たちのうち、ケニーと酷似したキャラクターが次に殺害されることになった。

Santa 1992 version

Jesus vs. Frostyでサンタクロースに助けを求める少年たち

Jesusvsanta

The Spirit of Christmas: Jesus vs. Santaで戦闘シーンが描かれたサンタクロースとイエス・キリスト

その後、短編アニメーションの2作目にあたるThe Spirit of Christmas: Jesus vs. Santaでは、雪だるまの擬態でない本物のサンタクロースが登場する。エピソードの冒頭で主役たちの前に姿を現したイエス・キリストは、サンタクロースを「クリングル(※サンタクロースの別名)」と呼び、彼に対する不服をまくし立てる。聖なる日を汚されたと訴えるキリストに敵意向けられると、サンタクロースは「『今度こそ』決着をつけてやる("this time", they will "finish it")」と言って応戦する。2人はモータルコンバット[注 1]の戦闘シーンを思わせる取っ組み合いのケンカを始めて、混乱の末に誤ってケニーを含むエキストラキャラクターたちを殺害していった。
 サンタクロースとキリストのケンカを見ていた主役たちは、これまでの脚本と一切関わりのないブライアン・ボイタノに助けを求める。すると、雪の中をスケート靴[注 2]で滑ってブライアン・ボイタノが現れて、クリスマスこそ他人を思いやる日であると忠告する。主役たちがボイタノの言葉をキリストとサンタクロースに伝えると、ケンカをしていた2人は争いをやめて、キリストがサンタクロースにオレンジスムージー[注 3]をわびとして買い与えると約束する。

その後のエピソード"Mr. Hankey, the Christmas Poo"ではカメオ出演しており、ショッピングモールで子供たちに希望するプレゼントの中身を尋ねる姿が描かれた。また、サウスパーク町をソリで横切った際には、ミスター・ハンキーがプレゼントを配る手伝いをするために同乗している。

ビデオゲーム[]

South Park: Phone Destroyer[]

脚注[]

出典[]

訳注[]

  1. "モータルコンバット". Wikipedia.
  2. "スケート靴". Wikipedia.
  3. "スムージー". Wikipedia.
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