サウスパーク町の旗(South Park Flag)は、サウスパーク町が公式に設定している象徴旗である。シーズン4の"Chef Goes Nanners"でシェフが率いる抗議活動をへて、絵柄に大幅な修正が加えられた。
背景[]
"Chef Goes Nanners"で登場したこの旗は、絵柄が人種差別的だとして批判を受ける。この批判が抗議活動に発展すると、持論を述べる町民の間でも争いが起こった。旗の絵柄が人種差別的だとするシェフらは絵柄を変えるべきと主張する一方、伝統を重んじるジンボ・カーンらは絵柄の変更は不要だと主張した。
その後、サウスパーク小学校では「旗の絵柄を変えるべきか否か」で討論会が行われることになる。ウェンディ・テスタバーガーおよびエリック・カートマンは絵柄を変えるべきと主張するのに対して、スタン・マーシュおよび親友のカイル・ブロフロフスキー、および幼なじみのケニー・マコーミックは絵柄を変えるべきではないとの主張をした。
自身が決定権を持つことに
討論の結果、町民全体の合意を受けて旗の絵柄が変更されることになる。ただし、つるされた黒い人影に修正が加えられることはなかった。
というのは、絵柄を変えるべきではないと主張していたカイルおよびスタンらに、「人種差別的表現がされている」という考えが全くないと判明したからである。スタンとカイルはつるされた人影を見て、単に「死刑制度の良し悪し」を論ずるべきだと判断したのだ。
外観[]
暗い黄色の背景に、白い人影が4体描かれている。中央には絞首台と、そこからつるされている黒い人影が見える。白い人影はつるされた黒い人影を取り囲み、両手を上げて歓喜しているようだ。
変更後の絵柄は、つるされた黒い人影を囲む白・黄色・赤茶色・黒色の人影が互いに手をつなぐ様子が描かれている。さらに旗の下部には「SOUTH PARK」の文字が書かれている。