サウスパーク・ディ(South Park Day)は、サウスパークのテレビジョンシリーズ開始を祝福する記念日である。2022年8月10日に公式設定がなされた。
サウスパーク・ディの制定を発表したのは、コロラド州知事ジャレッド・ポリス[注 1]である。ポリス知事はサウスパーク25周年音楽コンサートの2日目夜間部において、それぞれサウスパークのエピソード内容を1つ2つ含んだ声明文を読み上げた。(ただし、その声明文にシーズン15、16、17、19、25のエピソードは含まれていない)
声明文一覧[]
原文[1] |
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WHEREAS in 1997 Mr. Hankey the Christmas Poo first squeezed onto the scene to become Colorado's most-beloved mascot; |
WHEREAS the Mexican Staring Frog of Southern Sri Lanka is the only animal in Colorado known to kill with just a glance; |
WHEREAS a wild Jakovasaur has not been found in Colorado since '99, but since then Colorado voters passed the initiative for Jakovasaur reintroduction; |
WHEREAS trapper keepers are continued to be suspect in Colorado; |
WHEREAS Scott Tenorman's tears of unfathomable sadness taught us all a life lesson; |
WHEREAS Thumper, the Aspen ski instructor, taught us all that, 'When you French fry when you should pizza, you're gonna have a bad time'; |
WHEREAS I mean, come on, South Park taught us when one is born with a disability or acquires it, it's a normal part of life that shouldn't divide us; |
WHEREAS Trey and Matt introduced the outside world to the cliff divers at Casa Bonita; |
WHEREAS Coors Field has not seen a battle quite like Randy Marsh versus Bat Dad, and drew fire from Tom Cruise trapped in a closet, still there; |
WHEREAS the super-cereal threat of ManBearPig grows larger everyday, we successfully overcame the smugness about hybrids; |
WHEREAS we couldn't say, 'Poor Butters from Camp New Grace,' Colorado has now outlawed conversion therapy; |
WHEREAS our oracles Trey Parker and Matt Stone predicted a pandemic, but tragically there were less Peruvian pan flute bands than promised; |
WHEREAS fish sticks are forever ruined for Kanye; |
WHEREAS no one needs to fake an illness in Colorado for access to legal cannabis; |
WHEREAS the state of Colorado wants to recognize homegrown talent Lorde as an iconic Colorado musician; |
WHEREAS the United States of America and our democracy may never recover from our first LGBT president, Mr. Garrison; |
WHEREAS water bears are now classified as honorary government workers in the state of Colorado; |
WHEREAS Tegridy Farms is a certified, Colorado-proud product; |
WHEREAS China really needs to have more Tegridy; |
WHEREAS Coloradans have one of the lowest death rates from COVID and one of the highest rates of artistic talent in the nation; |
WHEREAS in 2021 the creators of South Park purchased the iconic Casa Bonita, a fine dining restaurant, an entertainment mecca, and money tent and jobs broker for Colorado contractors. |
WHEREAS after 25 years, South Park is beloved by Coloradans. Trey Parker and Matt Stone are true sons of Colorado. |
Therefore, I, Jared Polis, Governor of the state of Colorado, do hereby proclaim August 10, 2022, as South Park Day! |
訳出文[]
1997年、サウスパークシリーズに初登場したミスター・ハンキーは、圧倒的な存在感を見せつけてコロラド州のマスコットとなった。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Mr. Hankey, the Christmas Poo" | 1 | ||||
邦題:おしゃべりウンチのMr.ハンキー サウスパーク小学校は、どんな宗教の人でも不快感を持たないで見られるホリデー演劇に挑戦する。そんな中カイルは自ら精神病院に入院するのだった。 | |||||
該当エピソード |
メキシコにらみガエルは、
一睨 で敵を殺害することができる。コロラド州に唯一存在すると言われる殺傷能力の高い生き物である。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"The Mexican Staring Frog of Southern Sri Lanka" | 2 | ||||
邦題:ニラミ・ガエルをニラミ・カエセ ジンボとネッドの新番組の視聴率が急上昇した結果、長寿番組「イエスと仲間たち」を脅かしはじめる。 | |||||
該当エピソード |
1999年以降、ジャコバサウルスはコロラド州内で姿を確認できていない。しかしながら州内の有権者たちは、彼らジャコバサウルスの再来を歓迎している。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Jakovasaurs" | 3 | ||||
邦題:ジャコブとホープの繁殖大作戦 スターク池でキャンプをしていた少年達は、先史時代のクリーチャー「ジャコバサウルス」を発見する。 | |||||
該当エピソード |
トラッパー・キーパーは、現在でもなおコロラド州にとって脅威である。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Trapper Keeper" | 4 | ||||
邦題:カートマンズ・クリークの秘密 カートマンが新しい書類ホルダーの自慢をしていると、見知らぬ男が「それを破壊しなければ人類が滅亡し、ホルダーが世界を支配する時代がやってくる」と警告する。 | |||||
該当エピソード |
スコット・テナーマンが流した涙の味は計り知れず、われわれに人生の教訓を与えた。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Scott Tenorman Must Die" | 5 | ||||
邦題:カートマン・レクターの鬼畜晩餐会 カートマンは、学校のいじめっこスコット・テナーマンから陰毛を買った。男子たちから陰毛は買うのではなく自分で生やすものだと教えられ、自分がだまされたことに気付く。 | |||||
該当エピソード |
アスペンのスキー指導員サンパーは、われわれに大切なことを教えてくれた。すなわち「ピザ
脚 (※滑走する際に脚を開く)が必要な時にフレンチフライ脚(※脚を閉じる)になってしまうと、大変な事態に陥る」。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Asspen" | 6 | ||||
邦題:スキーなんか大嫌い タイムシェア物件の説明会で両親が足止めされている間、スタンはそのゲレンデで最強のスキーヤーに勝負を挑んでいた。 | |||||
該当エピソード |
思うに、先天性にせよ後天性にせよ、身体に障害を持つ人々にとってはその障害こそが家族と同様に身近であり、決して人生から切り離せないものである。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Krazy Kripples" | 7 | ||||
ジミーとティミーは自分たちと同じように先天性の障害がある人々のクラブ「クリップス」に参加する。 | |||||
該当エピソード |
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Casa Bonita" | 7 | ||||
邦題:仁義なきカサ・ボニータ カイルは誕生日をカサボニータで祝うことに。招待されたのはスタン、ケニー、バターズの3人。てっきり招待されるものだと思っていたカートマンはバターズを「失踪」させることにする。 | |||||
該当エピソード |
クアーズ・フィールド野球場でランディ・マーシュとコウモリパパが繰り広げたような殴り合いが起きたことはかつてなかったが、トム・クルーズからの脅迫はいまだに続いている。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"The Losing Edge" | 9 | ||||
邦題:頑張れ!? リトルリーグ 少年たちは退屈な野球に飽き飽きしている。早く負けて大会から去りたいのに、他のチームも同じ考えのようで、勝ち残りつづける。 | |||||
"Trapped in the Closet" | 9 | ||||
邦題:クローゼット騒動 スタンが新たな宗教に傾倒したことがきっかけで、自室のクローゼットにトム・クルーズとR・ケリー、ジョン・トラボルタが閉じこもる事態となる。 | |||||
該当エピソード |
自己満足雲による社会問題は解決したが、スーパーシリアルなマンベアピッグの脅威は日に日に大きくなるばかりである。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Smug Alert!" | 10 | ||||
環境意識の低いサウスパークに嫌気が差したジェラルドは家族みんなでサンフランシスコへ引っ越す。スタンはカイルを取り戻そうと街を変えようとする。 | |||||
"ManBearPig" | 10 | ||||
「マンベアピッグ」に執心するアル・ゴアの活動は誰にも認められない。哀れに思ったスタンは主役たちと共に構ってやる。 | |||||
該当エピソード |
同性愛者と見なされて矯正施設に入所を強いられた、バターズ・ストッチには涙を禁じ得ない。現在、コロラド州でそのような非人道的な行いは決して許されない。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Cartman Sucks" | 11 | ||||
邦題:カートマン撃チン バターズで写真を撮って楽しむカートマンは、遊びが高じて同性愛者であるとの誤解を招く。巻き込まれたバターズは、ひとり矯正キャンプに参加することとなった。 | |||||
該当エピソード |
トレイ・パーカーとマット・ストーンによるコロナウイルスの世界的流行に関する見立ては非常に悲劇的であるが、それでもペルー共和国の音楽バンドおよびモルモットが背負う使命に比べれば、いくらか希望があるかもしれない。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Pandemic" | 12 | ||||
主役たちはクレイグを巻き込んでパンフルートで小銭稼ぎを企む。しかしパンフルートの流行は予想以上であった。 | |||||
"Pandemic 2: The Startling" | 12 | ||||
ランディは街に解き放たれた怪物から家族を守ろうと奮闘する。一方主役たちは、事件解決の手掛かりを探してペルー共和国へと飛ぶ。 | |||||
"The Pandemic Special" | 24 | ||||
サウスパークにもコロナ禍が吹き荒れる。疲弊した住民のため、ランディは新たなサービスの提供を始める。一方の子供たちは、閉鎖的な生活や今までとは全く違う学校に不満を募らせていた。 | |||||
該当エピソード |
フィッシュ・スティックにまつわるジョークは、カニエの私生活を生涯にわたってさいなむだろう。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Fishsticks" | 13 | ||||
カートマンはジミーのネタ出しを手伝う。その時ジミーの考えたジョークが全国で大流行するが、カートマンは自分が考案者だと言いふらす。 | |||||
該当エピソード |
大麻が合法化されたコロラド州では、病症を偽って医療大麻を入手する必要はない。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Medicinal Fried Chicken" | 14 | ||||
ケンタッキーの代わりに医療用大麻取扱店ができるサウスパーク。ランディは大麻を吸えるようなんとか病気になろうと努力する一方で、カートマンは禁断症状に苦しむ。 | |||||
該当エピソード |
目下コロラド州では、ロードのように州を代表するご当地アイドル[注 2]が必要だ。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"#REHASH" | 18 | ||||
邦題:リハッシュ 弟のアイクとビデオゲームで遊びたかったカイルだが、アイクはやりたがらない。下の世代にはもはや相手にされない存在になってしまったのかとカイルは不安になる。 | |||||
"#HappyHolograms" | 18 | ||||
邦題:ハッピー・ホログラム 動画配信サイトで実況中継を始めたカートマンは「カートマン・ブラ(CartmanBrah)」と名乗り、ホリディ・シーズン用特別テレビ番組の人気にあやかろうとする。 | |||||
該当エピソード |
画像 | 題名 | シーズン | |||
"全10話" | 20 | ||||
2011年11月16日にサウスパークシリーズの継続発表が公式に行なわれたのち、シーズン20のエピソードは2016年9月14日から放送が開始された。シーズン19と同じく、本シーズンも過去のエピソードと関連性を持った連続性のある物語構成となっている。 | |||||
該当エピソード |
現在クマムシは、コロラド州で重要な役職を持つ公務員と同等に見なされている。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Moss Piglets" | 21 | ||||
邦題:クマムシの進化 恒例行事であるサイエンス・フェアでの入賞を目指して、ジミーとティミーは研究に励む。 | |||||
該当エピソード |
テグリディ・ファームは、品質が保証されているコロラド州公認の農場である。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Tegridy Farms" | 22 | ||||
邦題:テグリディー・ファーム 学校では電子タバコが流行し問題となる。問題ばかり起こる街に嫌気がさしたランディは、一家ともども田舎へ引っ越し大麻農場を開く。 | |||||
該当エピソード |
画像 | 題名 | シーズン | |||
"Band in China" | 23 | ||||
邦題:中国の大市場 新たな市場を見出すランディ。スタンはバンドで農場暮らしの鬱憤を晴らす。ビジネスチャンスを目前に2人の前に中国が立ちはだかる。 | |||||
該当エピソード |
コロラド州はコロナウイルスによる感染死者がもっとも少ない州のひとつであり、同時に芸術面に秀でた著名人が国内で最も多い州の1つでもある。
画像 | 題名 | シーズン | |||
"South ParQ Vaccination Special" | 24 | ||||
サウスパーク(※原語表記"South ParQ")はコロナウイルスのワクチンをめぐって混乱の渦中にあった。ワクチン接種に反対する抗議グループが、主人公たちにワクチンを受けさせようとする教師らの妨害をはかる。 | |||||
該当エピソード |
2021年、サウスパークの制作者たちはカサボニータの所有者となった。カサボニータは州内の繁華街に位置する著名な飲食店である。
トレイ・パーカーとマット・ストーンはコロラド州の
寵児 であり、サウスパークは放送開始から25年を迎えた今もなお、コロラド州民から愛されている。
従って、
私 ジャレッド・ポリスは、コロラド州知事として、本日2022年8月10日をサウスパークの記念日に設定するとここに宣言する!
脚注[]
出典[]
- ↑ "South Park Concert Recap: Theme Song History, Polis Proclamation, a Surprise Guest and More". Westword (2022年8月11日). アクセス日:2022年9月10日.