コニファー(Conifer)は、コロラド州に実在する小さな町[注 1]であり、サウスパークの制作者であるトレイ・パーカーの出身地である。サウスパーク町の風景や文化の描写はコニファーのものに基づいている。
背景[]
コニファーはシーズン5のエピソード"Butters' Very Own Episode"で、高齢のガソリンスタンド店員から初めて言及がされる。バターズにサウスパーク町までの道のりを尋ねられた店員は、そのまま道を行けばコニファーに到着するとバターズに注意喚起をした。
そしてシーズン6の"The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers"で、コニファーは初めてエピソード上に登場する。町には二つの塔ビデオ店があり、主役たちがポルノグラフィー映画『後ろからどうぞ9(ナイン)』を返却するために訪れる。
主役たちと行動を共にしていたわけではないにも関わらず、バターズは単独でこのビデオ店までたどり着く。恐らく彼は"Butters' Very Own Episode"での経験によって、コニファーへの道筋を理解していたものと思われる。
シーズン7の"Grey Dawn"では、全米退職者協会(AARP)の会員から、「コニファーの介護施設からの援軍が到着した("Reinforcements have arrived from the nursing home in Conifer.")」と一言のみ言及があった。
シーズン9の"The Losing Edge"では、サウスパークの少年野球チームとコニファーのチームが試合をする。観戦の途中でランディとコウモリパパが殴り合いをする間に、サウスパークチームは試合に勝利する。
脚注[]
訳注[]
- ↑ コニファーは非法人地域であり、市町村規格の行政区分を持たないが、便宜上「町」と記す。実在するコニファーは、厳密に言えばジェファーソン郡のいち地域に位置づけられている。