コナン・オブライエン(Conan O'Brien)は冠番組Conanの司会者であり、映画South Park: Bigger, Longer & Uncutに登場したキャラクターである。
背景[]
South Park: Bigger, Longer & Uncutに登場したコナンは、自身が司会を務めるテレビ番組にブルック・シールズとテレンス&フィリップを招いた。しかし彼らを招いたのはシーラ・ブロフロフスキー率いる組織カナダと戦う母たちに協力するためであり、罠にはめられたテレンスとフィリップは絞首刑に処されることとなった。
人を欺いてあやめようとした罪悪感に堪えきれずに、コナンは窓から飛び降りて自殺した。その後ケニーの願いを聞き入れたサタンによって蘇生したはずだが、"Do the Handicapped Go to Hell?"では地獄に在住していた。
その後のエピソード"Fishsticks"では何かしらの方法で蘇生を遂げたのか、オブライエンはキャラクターデザインが一新された状態で再登場する。その際に自身の番組[注 1]へコメディアンのカルロス・メンシアを招き入れるが、この放送がきっかけとなってカルロスはカニエ・ウェストに殺害された。
3度目の登場"Funnybot"ではせりふ与えられていないが、失業したコメディアンの1人としてサウスパーク小学校に現れて授業を妨害した。
外見[]
South Park: Bigger, Longer & Uncutでは緑色のスーツに青いネクタイを締めており、癖のついた赤い髪と眉毛を持っており、もみあげはなかった。
"Fishsticks"でキャラクターデザインが一新された後は、黒いスーツに黒色のネクタイを締めている。赤い癖毛と眉毛は変わりなかったが、以前よりも写実的に描かれるようになった。従って、映画版に登場した当時よりも実在するコナンの容姿に近くなっている。
登場回[]
- South Park: Bigger, Longer & Uncut - テレンス&フィリップをだましてカナダと戦う母たちに引き渡す。その後、ビルの窓から飛び降りて転落死した。
- "Do the Handicapped Go to Hell?" - 短時間の登場により地獄での在住が確認される。
- "Fishsticks" - 深夜番組「レイト・ナイト」でカルロス・メンシアをゲストに招く。
- "Funnybot" - 失業したコメディアンの1人として登場し、小学校の授業を中止させる。
画像[]
トリビア[]
- 映画版に登場したコナンの声優を担当したのは、新スタートレックでアンドロイドのデータ役を務めた俳優ブレント・スパイナーである。ただし"Fishsticks"では声優役として復帰しないという旨を、彼は自身のSNS・Twitterで宣言した。
- オブライエンはSouth Park: Bigger, Longer & Uncutの当初、拳銃自殺をする設定であったが、同年にコロラド州のコロンバイン高校で銃撃事件[注 2]が起こったばかりであったため、アメリカ映画協会[注 3]の要請により脚本に微細な変更が加えられた。
- シリーズ外の短編エピソードにもコナンは登場している。エミー賞の授賞式に向かう道すがら、彼はスタン・マーシュの寝室に誤って侵入した後、動転してクローゼットへと閉じこもる。なおこの「クローゼットに閉じこもる」という行動は、エピソード"Trapped in the Closet"と関連づけられている[3]。
脚注[]
出典[]
- ↑ "South Park: Bigger Longer & Uncut (1999)". IMDb.com.
- ↑ ""South Park" Fishsticks (TV episode 2009)". IMDb.com.
- ↑ "2006 Emmys Opening". Youtube.
訳注[]
- ↑ "レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン". Wikipedia.
- ↑ "コロンバイン高校銃乱射事件". Wikipedia.
- ↑ "アメリカ映画協会 (業界団体)". Wikipedia.