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ケヴィン・ストーリー
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類似タイトル: ケヴィン(類似するタイトル)

ケヴィン・ストーリー(Kevin Stoley)は、シーズン1のエピソード"Cartman Gets an Anal Probe"で初登場したキャラクターである。主役たちの同級生だが、シリーズを通して登場重要度は高くない。

背景

"Cartman Gets an Anal Probe"で初登場以降、しばらくは名前のない4年生の男子という役割のみ与えられていたが、シーズン2の"Conjoined Fetus Lady"でスタンに「ケヴィン(Kevin)」と呼称されたことから名前が明らかとなる。さらに、中国系アメリカ人(※両親が中華人民共和国出身)であると判明するが、ケヴィンの容姿自体は他の白人生徒となんら違いはない。
 人種の違いに加えて、ケヴィンには特徴的なキャラクター設定が付加されている。"The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers"、"Fatbeard"、"Black Friday"で言及されるように、彼はスター・ウォーズスタートレックシリーズの熱狂的なファンである。さらに制作者のトレイ・パーカーには(※この性質によって)ケヴィンは「サウスパークエピソードの雰囲気をしょっちゅう壊す(always screwing up the whole show)」問題児と認識されているようだ[2]

"Fatbeard"では、カートマンが結成した海賊集団に加入して、実際にソマリア連邦共和国に渡航している。彼はフランス共和国の船を征服する重要な任務を負っており、また自身の海賊集団が名を揚げるために不可欠な戦闘要員となった。

過去のエピソードでは「スター・ウォーズのファン」として描かれてきたケヴィンだったが、"Black Friday"とゲームSouth Park: The Stick of Truthではスタートレックのまね事をして遊んだり、ダギー・オコンネル含む他の生徒を率いて自らを「連合軍(Federation Kids)」と称するなど、現在はトレッキーもしくはトレッカーとなったようである。

外見

服装は赤い襟のついた空色の上着と、赤い手袋、紺色のズボンである。髪の色は黒色で、容姿はスタンとの類似点がある。初期に公開された台本では名前がなく、単に「空(Sky)」と呼称されていた理由は、彼の上着の色から容易に察せられる。

"Conjoined Fetus Lady"でトレイ・パーカーが最初に執筆した台本上には「黒髪以外の特徴はなし(any other kid, except he has black hair)」というように記載されており、また中国人を先祖に持つ設定も書かれていたが、その設定がエピソードで実際に反映されることはなかった。

"The List"で偽造されたランキングでは、クラスで9番目に魅力的な男子生徒と記されていた。

40年後を描いた短編映画South Park: Post Covid: The Return of Covidでは、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国のドラマシリーズ「ドクター・フー[注 1]」に登場する4代目ドクター(※英語版Fandom)の仮装をしている。服装は複数の色が配色されたマフラー、オリーブ色のベストの上に茶色のジャケットを羽織っており、水色のシャツに赤いネクタイ、青色のズボンを身につけている。髪は黒色だが、白髪がわずかに混じっており灰色にやや変化している。

性格

性格の描写はほとんどないに等しいが、彼の非常に熱心な「SFオタク」ぶりはシリーズを通して描かれている。あまりにも熱心であるため、他の生徒(とりわけカートマン)は、彼の熱中ぶりに辟易へきえきした様子である。
 たとえば"The Return of the Fellowship of the Ring to the Two Towers"では、他の生徒たちが映画「ロード・オブ・ザ・リング[注 2]」に登場するキャラクターの仮装をして集合したところに、ケヴィンのみスター・ウォーズキャラクターの仮面をかぶって登場する。また"Fatbeard"では、カートマン含む他のメンバーがカットラス[注 3]など海賊を想起させる武器を手にしていたのに対して、ケヴィンのみスター・ウォーズに登場する武器を装備していた。
 このように、ケヴィンは所構わずにスター・ウォーズの要素を持ち出してはたびたび同級生の顰蹙ひんしゅくを買っている。特に目立っていら立ちをあらわにするのがカートマンで、ケヴィンがその場にそぐわない行動を取った際、「いい加減にしろ、ケヴィン("Kevin, god damn it."、"Kevin, Jesus Christ.")」と大抵怒りをぶつけている。
 スター・ウォーズシリーズのファンであることが強調されてきたケヴィンだったが、ゲームSouth Park: The Stick of Truthでは、ことあるごとに無関係な状況でスタートレックシリーズに言及するという言動が目立った。ケヴィンが「光子魚雷クリンゴン人を討て!("Let us charge our shields and use photon torpedoes to vaporize the Klingons!")」と叫ぶと、カートマンは「毎回毎回いい加減にしろよ、ケヴィン、マジで("Kevin, god damn it, every fucking time Kevin, god fucking damn it seriously.")」と非常な不快感を表情に出した。
 上記のエピソードから、ケヴィンは単に「スター・ウォーズ好きな生徒」ではなく「SF映画(ドラマ)全般に熱中する生徒」という設定であることが示唆された。"Black Friday"3部作では、スタートレックシリーズの主要キャラクターであるスポックになりきっていただけでなく、South Park: The Stick of Truthでも同様にスポックの仮装をしている。

この他にも、ビデオゲームが趣味と思われる描写がいくつかある。"Best Friends Forever"では、携帯ゲーム機のPlayStation Portable[注 4]を購入するために店前で行列に並ぶ姿が描かれており、"Make Love, Not Warcraft"では他の子供たちと協力して高レベルのプレーヤーキャラクターを倒そうと奮闘した。つまり、強敵に挑めるほどにケヴィンはゲームをやり込んでいたと言えるが、そうでなくともスター・ウォーズなどSFジャンルを好む子供であるケヴィンならば、ゲームが趣味だとしてもなんら不自然な点はない。

登場回

映画

脚注

出典

訳注

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