ケネス・“ケニー”・マコーミック(Kenneth "Kenny" McCormick、声優:マット・ストーン[5][6])はサウスパークの主役であり、その他エリック・カートマン、カイル・ブロフロフスキー、スタン・マーシュの主役3人とよく行動を共にしている。初登場は1992年と1995年に発表された短編アニメ、The Spirit of Christmasである。劇場版アニメSouth Park: Bigger, Longer & Uncutではマイク・ジャッジが、本編のエピソード"The Jeffersons"、"Lice Capades"、"Mysterion Rises"、"Turd Burglars"ではエリック・スタウが声を担当している。
初期から5シーズン目までは、ほとんど毎エピソードで死亡することで知られていた。また、オレンジ色のパーカーで口元が隠れており、何を話しているのか分からないという特性はキャラクターとして区別しやすい。
"Mysterion Rises"で正体不明のスーパーヒーローミステリオンはケニーであることが発覚した。ケニーは超能力を持っており不死身である。死亡した後に自身の寝室で蘇生するのだが、友人たちは彼の死をまったく覚えていないようだ。その事実に怒り、ケニーは友人たちの目の前で自殺を図ったことがある。
シーズン5のエピソード"Kenny Dies"では死亡後にしばらく登場しなかったが、翌シーズンのエピソード"Red Sleigh Down"で戻ってきた。毎度死亡することが特徴の1つであったケニーだが、シーズンが重なるごとに死亡回数は減っていっている。またシーズン10とシーズン11では役割のほとんどがエキストラであった。シーズン10、12、18、19、20、23では1度も死んでいない。シーズン13では通算で3回、シーズン14では5回、シーズン15、シーズン17、シーズン21、シーズン22では1回死亡した。
背景[]
キャラクター創作[]
多くのサウスパークキャラクターと同様に、ケニーも実在する人物をモデルとしている。その人物はトレイ少年の友人であり、名前もまたケニーという。2000年にトレイが受けたインタビューによると、ケニーは近所で1番の貧乏人であった。オレンジ色のパーカーを着ており、口元が隠れているために何を言っているのか誰にも分からない。また学校をよく休み、数日後にはまた教室に戻ってくることから、トレイは友人たちとケニーの死亡説を取り上げてはよく冗談を言っていた[7]。
脚注[]
- ↑ "Cock Magic"にて9歳と判明
- ↑ ""South Park" Cartman Gets an Anal Probe (TV episode 1997)". IMDb.com.
- ↑ ""South Park" The Jeffersons (TV episode 2004)". IMDb.com.
- ↑ "South Park: Bigger Longer & Uncut (1999)". IMDb.com.
- ↑ "FAQ - South Park Studios". southparkstudios.com.
- ↑ "The Poor Kid"にて里親にケネスと呼ばれる。また"Going Native"にて手紙に署名する。
- ↑ "Trey Parker and Matt Stone Interview (2000)".