グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)、略称イギリス(※以下同名で記述)はヨーロッパに位置する国の1つである。シーズン4のエピソード"Pip"で初登場したのち、シーズン11の"The Snuke"で再登場するが、その際イギリス軍がアメリカ合衆国に侵攻を試みた。
背景[]
"Pip"[]
マルコム・マクダウェルが司会者となり、チャールズ・ディケンズ[注 1]の小説「大いなる遺産[注 2]」の解説を行なう。なおこの形式はテレビ番組シリーズ"Masterpiece Theater"(※現"Masterpiece"[注 3])のパロディである。
"The Snuke"[]
アメリカ合衆国側が従属を拒否したため、イギリス軍は同国への侵攻を試みた。しかしアメリカ空軍の戦闘機が英国海軍を撃ち破ったため、女王エリザベス2世は自害し、イギリス軍は撤退を余儀なくされた。
"Canada on Strike"[]
当時のイギリス首相であったゴードン・ブラウンは、インターネットを介して得た経済的利益を分配すべしと主張するカナダの外交協会会長スティーヴン・アブートマンの要求を退けた。
"Pinewood Derby"[]
ゴードン・ブラウンは世界的指導者の1人として登場しており、パインウッドダービー[注 4]のダービーカーを用いて時空を超越したランディ・マーシュを祝福する。
"Members Only"[]
当時のアメリカ合衆国大統領であったハーバート・ギャリソンは、イギリスの政治家ボリス・ジョンソンから緊急を要する電話を受けた。ボリス・ジョンソンはナツカシベリーを摂取することによって実害こうむると注意喚起したが、ギャリソンは聞き入れず、それだけでなくイギリスの政界全体を電話越しに侮辱した。
軍事力[]
イギリスの軍隊はアメリカ独立戦争時[注 5]に使用された戦列艦[注 6]をもって遠征を行なう様子が描写される。それゆえ軍人らがマスケット銃[注 7]を手にしていたり、「レッドコート[注 8]」と呼ばれる古式ゆかしい軍服を着用するなど、時代錯誤な軍事装備が目立つ。
その一方で、イギリス軍指揮官が現代のテクノロジー機器である携帯電話を使用する場面なども見受けられる。
彼らが精通しているものといえば、古城、歴史上の偉人、超自然的な神話の世界のみである。また身につける衣服はハンチング帽[注 9]やヴィクトリア朝時代[注 10]に流行したポーラー・タイ[注 11]や上に挙げたレッドコートなど、総じて年代が古い代物を好むようだ。
登場回[]
- "Pip"
- "The Snuke"
- "Canada on Strike"
- "Pinewood Derby"
- "Members Only"
トリビア[]
- "Conjoined Fetus Lady"によれば、イギリス人が対抗心を燃やす対象はフランス共和国およびフランス人である。イギリス出身のピップ・ピリップは、この対抗心を闘志に変えることでドッジボール球技において活躍した。
- モキュメンタリーGoin' Down to South Parkによれば、サウスパークはアメリカ合衆国と同等にイギリス国内でも人気を獲得している。
※関連項目[]
※外部リンク[]
脚注[]
訳注[]
- ↑ "チャールズ・ディケンズ". Wikipedia.
- ↑ "大いなる遺産". Wikipedia.
- ↑ "Masterpiece (TV series)". Wikipedia(英語版).
- ↑ "パインウッド・ダービー". 日本ボーイスカウト東京連盟.
- ↑ "アメリカ独立戦争". Wikipedia.
- ↑ "戦列艦". Wikipedia.
- ↑ "マスケット銃". Wikipedia.
- ↑ "Red coat (military uniform)". Wikipedia(英語版).
- ↑ "ハンチング帽". Wikipedia.
- ↑ "ヴィクトリア朝". Wikipedia.
- ↑ "ポーラー・タイ". Wikipedia.