カナダの大統領

カナダの大統領
キャラクター情報
性別	男
人種/分類	コーカサス人
髪	金色
死	"Where My Country Gone?"
職業	カナダの元大統領
声優	トレイ・パーカー[要出典]
登場エピソード
初登場	"Where My Country Gone?"
最終登場	"Where My Country Gone?"

カナダの大統領（Canadian President）はシーズン19のエピソード"Where My Country Gone?"に登場したキャラクターである。カナダ国内では「分をわきまえない出しゃばりのバカ（"brash asshole who just spoke his mind"）」などと呼ばれて嘲笑（ちょうしょう）の的になっていたが、面白半分に彼を持ち上げるカナダ人があまりにも多かったため、誤って大統領に当選したという経緯を持つ。

背景

当選後の統治状況はひどいもので、カナダ人がアメリカ合衆国まで逃亡を図るほどであった。大統領はアメリカ人の立ち入りを禁じる壁を国境に建設したが、その後ハーバート・ギャリソンの不法入国を許している。

カナダに侵入したギャリソンは大統領と対面し、彼に性的暴行を働いた上で殺害している。非道な大統領がいなくなったと知ったカナダ国民は、喜び勇んで一目散に自国へ戻っていった。

外見

キャラクターデザインはドナルド・トランプと酷似している。髪の色は金色で、眉毛は芝のように生い茂り、目の下の皮膚はたるんでいる。白いドレスシャツの上には青いスーツを着ており、水色のネクタイを締めている。

性格

歯に衣着せぬ物言いが特徴的で、さらに言動は横柄な上に攻撃的である。"suck his balls"などの独裁的な言葉を国民に吐きつけるのが常であり、また国境に壁を建設したことから分かるように、アメリカ人および外国人を毛嫌いしている。利己的で視野が狭く、また他人の人格を尊重せずに軽蔑してばかりいる。

トリビア

• キャラクターそのものがドナルド・トランプを風刺したものである。外見や嫌悪感を他人に抱かせる煩わしい性格もさることながら、2016年のアメリカ合衆国大統領選挙で大衆の予想に反し当選したトランプ氏の経歴が、そのままこのキャラクターの設定に継承されている。
• 実際のカナダは大統領制ではなく立憲君主制であるので、国家を統制するのは大統領でなく首相である。
• エピソード中に大統領が踊っていた曲は、カナダのニュー・ウェイヴバンドであるメン・ウィズアウト・ハッツの"The Safety Dance"である。