サウスパーク・アーカイブス Wiki
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カイル・シュワルツ(Kyle Schwartz)はカイル・ブロフロフスキーにとって母方のいとこにあたる。コネチカット州に在住している。喘息による呼吸疾患で喘鳴が目立つ。また視力についても問題を抱えている。眼鏡の着装時に目が大きく描写されることから、恐らく遠視と思われる。

人物背景[]

役柄[]

母親が入院している間、カイルはブロフロフスキー家に一時滞在した("The Entity")。カイルは典型的なユダヤ人の特徴を持つ。例として、自身の症状を大げさに取り上げる心気症・運動能力の乏しさ・金の扱いに長けている、など。 非典型的なユダヤ人であるカイルは、ユダヤ人嫌いの友人であるカートマンにいつもからかわれているため、いとこをからかいの対象としないように40ドルでカートマンに約束させた。最初のうちはカートマンもこの取り決めに従っていたが、のちに強制収容所に関するジョークを教室で口にしてしまい、約束は果たせなかった。

カイル・シュワルツはこの事実を知った後で、カイル(・ブロフロフスキー)に12ドル5セントから交渉を始めるべきだったと主張した。恩知らずで風変わりな態度に怒りを覚えた4人は、このいとこを町から追い出すためカイルに協力した。コネチカット行きのバスへつないだソリにカイル・シュワルツを乗せたり、段ボールに彼を詰め込んで南極行きの飛行機に乗せたりもした。しかしそれにもかかわらず、カイル・シュワルツはブロフロフスキー家に戻ってきた。 最終的に母親の病状は改善して、カイルは実家に帰ることとなった。投資によって航空会社から500万ドルの経済援助を獲得したためだ。4人は突然態度を変えてこのいとこを引き留めようとしたが、カイル・シュワルツはサウスパークの住人は身体能力だけが取り柄の貧乏人の集まりで我慢できないと返答した。

カイルは"Red Sleigh Down"にも登場している。カートマンがプレゼントをもらうためには、クリスマスまでにガンとエイズの治療法を見つける必要があるとの計算結果を出力した。 "The Losing Edge"では、サウスパーク・リトル・リーグ・少年野球チームに主役たちとともに出場した。ただし主役たちは選抜大会に出たくなかったがために、カイルを選手として引き入れた。

才能[]

カイル・シュワルツは投資をはじめとした金融関係において多才であり、投資家を夢見ていると語っていた。また用心深く、トラブルを避ける傾向にあるが、これは以前主役たちによって各所に送り込まれた出来事が起因しているのかもしれない。

外見[]

上唇は歯にへばりついている。ユダヤ人独特のアフロで茶髪、前髪は中央から分かれている。青い三角が散りばめられた暗いピンク色のジャケットと、明るい緑のズボンを着用している。眼鏡装着時は緑色の瞳に見えるが、外すとただの黒点だ。やや肥満ぎみの体型。"South Park: The Fractured But Whole"では腹の肉がヒーロー衣装からはみ出ており、他の子供に比べて体格良く描かれている。"The Entity"で、手の裏側にこぶがあると言っていた。

ビデオゲーム[]

South Park: Phone Destroyer[]

トリビア[]

  • カイルの声質は映画「お熱いのがお好き」に出演したトニー・カーティスが、敬愛する俳優ケーリー・グラントをまねた演技を下地にしている。トニー・カーティスの本名がバーナード・シュワルツであることから、カイルの苗字はこの俳優から拝借した可能性がある。
  • トレイ・パーカーがホラー・ミュージカルCannibal: The Musicalに出演した際に使用した芸名がフアン・シュワルツであったことから、この名前をそのままキャラクターに使った可能性もある[2]が、確実な情報はない。
  • カイルの扱いづらい性格は、コメディアニメ「ファミリー・ガイ」に登場するキャラクター、モート・ゴールドマン(英語版Fandom)と似ており、またゴールドマンは偶然にもユダヤ教徒で、さらにはカイルと同じく眼鏡を掛けている。
  • "The Entity"でカイルは牛肉の代わりに魚を食べているが、これはラジオパーソナリティのデニス・プレイガー(英語版Wikipedia)のトーク内容を元に作られたキャラクター設定である。なお彼もユダヤ教徒であり、また同様に眼鏡を掛けている。トレイとマットはFor Goodness Sake II(英語版Wikipedia)でプレイガーと仕事をした際、昼食に必ず魚を用意させていた彼の言動からキャラクター創作の着想を得たようだ。
  • カイル・ブロフロフスキーとファーストネームが同じであるにもかかわらず、カートマンがカイル・シュワルツを下の名前で呼んだことはない。

登場回[]

  • "The Entity" - ブロフロフスキー宅に滞在する。
  • "Red Sleigh Down" - カートマンのいい子悪い子調査をする。
  • "The Losing Edge" - 野球チームの選抜試合で敗退したいがために、主役たちがカイルをチームに引き入れる。

脚注[]

ブロフロフスキー/シュワルツ家

アイク・ブロフロフスキー | カイル・シュワルツ | カイルの象 | カイル・ブロフロフスキー | クレオ・ブロフロフスキー | シーラ・ブロフロフスキー | ジェラルド・ブロフロフスキー | マリー・ブロフロフスキー | 未来におけるカイルの子供たち

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