エモキッズ(Emo Kids)はシーズン17のエピソード"Goth Kids 3: Dawn of the Posers"で初登場したグループである。それ以前のエピソード"Breast Cancer Show Ever"でも言及のみがされている。
背景[]
ヘンリエッタの両親は娘の粗悪な言動を心配していたため(家族会議の際にエモの女の子呼ばわりされて、両親がエモとゴスの違いすら分かっていないことにヘンリエッタは怒った)、普通の子供へと矯正する施設へとヘンリエッタを送り込む。その後ヘンリエッタは町へと戻ってきたが、ゴス仲間のマイケル、ピート、ファークルは彼女がエモキッズへと変身を遂げた事実に衝撃を受けた。
マイケルはヘンリエッタを訪ねて、子供をエモに変えてしまう施設があるらしいと教える。するとヘンリエッタは態度を急変させて、いつの日かエモが世界を支配するのだと豪語した。マイケルがピートにこのことを伝えて間もなく、マイケルの両親が今度は彼を同じ施設へと送り込んだ。
残されたメンバーのピートとファークルは、ヴァンプキッズたちに助けを求めようと決意する。彼らを伴ってヘンリエッタの自宅まで行き、彼女がいかに変わってしまったのかをヴァンパイアたちに確認させた。エモキッズたちの呪いを解くために、ヴァンプキッズのリーダーであるマイク・マコースキーは小説家のエドガー・アラン・ポーを黄泉の世界から呼び出すことを提案する。
一方、施設へと送り込まれたマイケルは椅子に拘束されており、施設で植物の管理をする男こそが子供たちをエモに変える元凶であると理解した。エモの町たる観葉植物に、その男は支配を受けていた。
ピート、ファークル、マイク、エドガー、それに名前不詳の黒吸血鬼は施設へと急ぎ、エモの元凶もろとも施設を燃やし尽くしてしまおうと計画を立てる。彼らはマイケルを救出できたが、ファークルはすでにエモ化が進んでおり、彼らの計画を阻止しようと元仲間たちに銃を突きつけた。
ファークルと植物の管理人は全員を拘束すると、彼らのすぐ隣に観葉植物を設置して、エモ化させようとする。すると集団から離脱していたエドガー・アラン・ポーが現れて、エモのリーダーである植物を撃った。エドガーはエモと思われていたその植物が、ホームセンターで売られている一般的な観葉植物であると周囲に伝える。
植物管理人の妻によって、すべては夫を怖がらせるために仕組んだドッキリ番組だったことが明かされる。マイケルとピートがヘンリエッタにこのことを伝えると、ヘンリエッタはようやくわれに返り、再びゴスキッズへと戻った。
メンバー[]
ファークル・スミス[]
ファークルはシリーズ中に描かれたうちでもっとも新しいメンバーである。黒い短髪で、もみあげは長く伸ばしている。紫色の口紅に、打撲傷に似た黒いアイシャドウをしている。服装は黒の上着とズボン、それから黒い靴である。毛先のみを紫色ので染めており、Tシャツにはガイコツの柄が印刷されている。
ヘンリエッタ・ビッグル[]
ヘンリエッタは髪を肩の位置まで伸ばした肥満少女である。ゴスキッズのメンバー時は前髪を額の中央で分けており、黒いドレスに十字架を飾りとしたネックレス、それから指先の露出した黒い手袋を身につけている。施設へと送られてエモキッズへと変わった際には、髪を横分けにしており、長く伸ばした前髪は根元をピンク色に染めていた。また緑色のカチューシャと、黒いマスカラ、ピンクの口紅にピンクと黒のストライプ柄の手袋、そして十字架のネックレスの代わりにコウモリのネックレスを身につけていた。
サラ・コリンズ[]
ラリーによると、サラ・コリンズは2週間前まではサウスパーク・ヴァンパイアクラブのメンバーであった。これを事実と仮定すると、サラは3番目に新しいエモキッズのメンバーである可能性が高い。サラは金髪を長く伸ばしており、黒いハイライトを入れている。黒い上着には右脇にドクロの柄が印刷されている。また灰色のズボンに黒い靴を履いている。
登場回[]
- "Breast Cancer Show Ever" (言及有り)
- "Goth Kids 3: Dawn of the Posers" - 初登場