ウェンディ・テスタバーガー
画像
別人格
ウェンディ・テスタバーガー(Wendy Testaburger)はサウスパークの主要な女性キャラクターであり、サウスパーク小学校に通う4年生の生徒である。スタン、カイル、カートマン、ケニーと同じ教室で授業を受けている。シリーズ通算で3人の女性(メアリー・ケイ・バーグマン、イライザ・J・シュナイダー、現在はエイプリル・スチュアート)が声を担当した。ウェンディはシリーズ中でもっとも出番の多い女性キャラクターの1人である。
背景
キャラクター創作の経緯
名前の由来は、制作者マット・ストーンが持つ友人の妻、ウェンディ・ウェスタバーガー("Wendy Westaburger")であると言われている[6]。
犯罪歴
ウェンディがサウスパークを通して犯した罪状は以下による。
- 強迫および暴行・騒乱:学校の運動場でエリック・カートマンと決闘したウェンディは、彼を繰り返し殴打することで生命に関わる重傷を負わせた。
- 不法侵入:カートマンの書いたエッセイが盗作であるという確証を得たいがために、"Weight Gain 4000"にて夜半に学校へと侵入する。その後ギャリソン先生に犯罪現場を目撃されそうになった。
- 騒乱・暴動:"Proper Condom Use"にて、サウスパーク小学校の女生徒を統率する推定リーダーとなり、男子生徒と性差をめぐって対立することで秩序を著しく乱す。
- (殺人)教唆:"Tom's Rhinoplasty"にて、男子生徒から非常に人気のあった女性代理教師エレン先生を殺害するために、ウェンディはイラク共和国の兵士を雇って彼女をロケットに無理やり乗せると、太陽に向けて機体を発射させた。これは彼氏であったスタン・マーシュをエレン先生が略奪したとする報復だったようだが、エレン先生はレズビアンであった上に、成人であるエレン先生と子供のスタンでは、恋愛関係は成立し得ない。このように論理的な結論が明らかであるにもかかわらず、ウェンディは激しい思い込みと感情にのみ支配されたゆえに殺人を犯した。
- 騒乱:映画版エピソードにて、ウェンディはレジスタンスという反社会組織に加入して、テレンス&フィリップの死刑を妨害しようとする。しかしながら、大地にテレンスらの血が触れた場合、サタンとサッダーム・フセインが地上に復活するという事情があったため、この騒乱には正当性があると見なすことも可能だ。
- 強制わいせつ(
冤罪 ):"Sexual Harassment Panda"にて、クレイグ・タッカーより告発を受けたウェンディは、彼の太ももに触れた罪で有罪判決を受けた上に財産の半分を譲渡させられる。ただし、当エピソードでは慰謝料目当ての告訴が頻発していた事情を鑑みると、ウェンディが最終的に受けた判決が正当なものであったかは多分に疑わしい。
ビデオゲーム
South Park: Phone Destroyer
脚注
- ↑ "Call Girl's Character Sheet, real religions match those of the actual character".
- ↑ "Douche and Turd".
- ↑ "Cartman Gets an Anal Probe".
- ↑ "Cherokee Hair Tampons".
- ↑ "Unaired Pilot".
- ↑ Taking South Park Seriously By Jeffrey Andrew Weinstock. Publisher: SUNY Press, 2008, ISBN 0791475654/ISBN 9780791475652 Pages 8-9. Retrieved on April 17th, 2009.