- 類似タイトル: アニー(類似するタイトル)
アン・ガレフィーノ(Anne Garefino)はサウスパークの制作総指揮を務める人物であり、1997年からシリーズ制作に関わっている。コメディ・セントラルの重役と直接的なやりとりを介することで、シリーズにおけるエピソード内容の是非を決定する立場にある。
背景[]
サウスパークの制作陣に加わる以前、アンはコメディ・セントラル内で別番組の制作に携わっていた。それからカフェのスターバックスでマット・ストーンを紹介されて知り合い、さらに1週間後にはトレイ・パーカーとも初対面した。彼女は「2人と出会ってから金曜日に気を休める時間がなくなった("not had one Friday off since then")」と述べている[2]。
アンお気に入りのキャラクターはカイル・ブロフロフスキーである。また彼女はサウスパークシリーズが成功を収めた要因の1つとして、マットとトレイが自ら脚本・監督を担っている点にあると確信しているようだ[2]。
2014年にはフランクリン・J・シャフナー功労賞[注 1][注 2]を、アンが1988年に修了した教育機関「アメリカン・フィルム・インスティチュート[注 3]」から直々に授与されている[3]。
またミュージカル「ブック・オブ・モルモン」の制作にも関わっており、この作品について彼女は「観客がチケットを買わなくなるまで上映しつづけられる(※ほどの内容と保証できる)舞台だ(the show will be around until "people stop buying tickets")」と述べた[2]。
サウスパークシリーズ制作においての役割[]
サウスパークの制作者となった当時はプロデューサーを務めていたが、"Pinkeye"のエピソードが制作される頃にはプロデューサーを監督する立場へと昇格する。さらに"Tom's Rhinoplasty"の制作時には監督総指揮に任命され、現在まで同役職を保持している[1]。
加えて声優としても活躍の場面があり、シーズン4のエピソード"Do the Handicapped Go to Hell?"と、続編の"Probably"ではシスター・アン役を務めた。
その他の活動[]
サウスパークの派生作品はもちろんのこと、アンは他の作品でもマット・ストーンとトレイ・パーカーと関わっている。以下がアン・ガレフィーノの制作作品一覧である。
- South Park: The Fractured But Whole(2017年):制作総指揮
- South Park: The Stick of Truth(2014年):制作総指揮
- チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年):制作総指揮
- That's My Bush(2001年):制作総指揮
- South Park: Bigger, Longer & Uncut(1999年):共同プロデューサー
脚注[]
出典[]
訳注[]
- ↑ "全米監督協会賞". Wikipedia.
- ↑ "フランクリン・J・シャフナー". Wikipedia.
- ↑ "アメリカン・フィルム・インスティチュート". Wikipedia.