サウスパーク・アーカイブス Wiki
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Oh my god, they killed Kenny! You bastards!

"Oh my god, they killed Kenny!"(なんてこった。ケニーが殺されちゃった!)は、サウスパークシリーズの初期エピソード中に多く登場する定番のせりふである。ケニーが何らかの要因で死亡もしくは何者かに殺害された際にスタンが主に発するが、まれにカイル1話のみカートマン)がせりふを担当することがある。
 またこのせりふの返しとして、カイルが"You bastard[s]!"(この人でなし!)と叫ぶのが常である。シリーズ制作者のトレイ・パーカーマット・ストーンによれば、カイルのせりふはケニーの死を描いた2人に対する直接的な罵倒を意味している。また"Chickenlover"ではポルトガル語、"W.T.F."ではスペイン語で翻訳されたせりふが登場しているが、この他にも"Osama bin Laden Has Farty Pants"においてペルシア語が使用された。なお"Super Best Friends"では、スタンがカイルの居場所を突き止めるために自身のせりふ"Oh my God, they killed Kenny!"を発しており、これにカイルが"You bastards!"と返答したことで彼の命を救出し、デビッド・ブレイン率いる宗教団体から脱退することができている。
 スタンとカイルのせりふが丸々使用されたのは"Make Love, Not Warcraft"が最後であるが、"I Should Have Never Gone Ziplining"において実写版のケニーが退屈により死亡した際には、カイルが単独でせりふを2つとも発している。それから「誰が」ケニーを殺害したかという問題でカートマンと口論になった。
 せりふの初出は短編作品The Spirit of Christmas: Jesus vs. Frostyであり、ケニー(という名前のカートマン)が雪だるまによって地面にたたきつけられて死亡したエピソードが原点である。この出来事に反応したカイルが、おなじみの"Oh my God! Frosty killed Kenny!"を口にする。

なおせりふの発話者や内容そのものがシリーズを重ねるごとに微細な変化を繰り返しており、カイルがすべてのフレーズ"Oh my God, they killed Kenny! You bastard[s]!"を口にすることもあれば、スタンが"Oh my God, they've killed Kenny!"(なんてこった。ケニーが目の前で殺されるなんて!)と叫んだ上で、カイルが通常通りに返答する事例もあった。そうした経緯をへた上で、ようやく今の形が定番に落ち着いた。

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